From:リッチ・シェフレン
これはあなたにとって意外なことかもしれませんが、多くの起業家は間違ったビジネスを選択しています。その結果として彼らは混乱し、仕事中毒になってしまいます。
彼らは自分がその商品に興味があるから、その商品が好きだからという理由でビジネスを選択します。すると、長時間かけても、ほんのわずかにしか仕事が前へ進まず、フラストレーションが溜まることが普通になってしまうのです。
間違ったビジネスを選べば、そのことがあなたをもがき続ける状況へと追い込んでしまうのです。
そしてこれこそが、世の中の多くのインターネットマーケターが失敗し、もがき続けたあげく、わずかな報酬しか受け取れない理由なのです。
あなたの母親は「あなたは成長すれば、何でもなりたいものになれるのよ」と言ったかもしれません。母親の仕事はそのように言うことなのです。
しかし、私の仕事はあなたの既存のビジネス、または新たにスタートしようとしているビジネスを最低7桁のビジネスへと成長させることです。だから私はあなたに言わせてもらいます。
「あなたはなりたいもの全てになれるわけではない!」
あなたにとって最高のビジネスもあれば、牢獄を生きるような感覚になる最悪のビジネスもあります。あなたが、自分の強みでなく、興味に基づいてビジネスを選択すれば、あなたは一生懸命働きながら、小さな収益しか得られない状況に自分自身を追い込むことになるでしょう。
ではどうすれば良いのか?
今はこれだけ覚えておいて欲しいと思います。
興味=趣味
強み=競争優位
これはつまり、あなたは自分の強みに基づいたビジネスを作り、それにレバレッジをかける必要があるということです。あなたの強みと情熱を活かせるようにゲームの ルールを変えれば、あなたはお金持ちになれます。
これはマニフェストにも書きましたが、ここでは私の具体的な例を出して説明しましょう。
私は以前、服飾店をやっていましたが、4年間で、1.5ミリオン(約1億5000万円)から6.5ミリオン(約6億5000万円)になりました。この成功には幾つもの要素が関わっているのですが、その中から最も重要なものを紹介したいと思います。
私がマンハッタンのブロードウェイにある服飾店を引き継いだ時、それはどうしようもない状況でした。私は当時22歳で、小売業の専門家でも何でもありません。しかも私よりも優れていてたくさんのマーケティング予算がある競合と真正面から戦わないといけなかったのです。私はそこで何をしたのか?
そう、自分の強みを活かしたのです
つまり、他の小売店が価格や品揃え、カスタマーサービス、返品ポリシーで勝負している一方、私は引き継いだその店を、私と同年代の人々やテクノ音楽が好きな人たちの専門店に仕立て上げました。
当時の私の強みは、私の若さと、同じ年代の若者たちが何が好きで、何をしたいかということに関する知識を持っているということでした。そしてそれをお金にしたのです。
その後、他の小売企業が私の成功を見て同じようにやろうとしました。しかし彼らは私の手のひらの上で踊っているようでした。彼らは私のグラウンドに入ってきて戦ったのですが、私は彼らを余裕で追い返すことができたのです。
もしあなたが今のビジネスにフラストレーションを抱えているのなら、私はすぐにあなたの強みを使ってどのようにレバレッジをかけるかということに関して、ブレインストーミングし、ゲームのルールを変えようとするでしょう。
さぁ、どのようにして市場に殴りこみをかけるかを自ら考え始めましょう。あなたの強みにレバレッジをかけて、ビジネスというゲームのルールを変え、圧倒的な競合優位を得るために。
リッチ・シェフレン
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