トップ > ブログ >  > 生産性を上げるには。

生産性を上げるには。

  •  

From:寺本隆裕

From:寺本隆裕
大阪のプライベートオフィスより、、、

いやー大変な季節になってきました。
僕と同じように花粉症の人には、毎日空気が若干黄色く見える季節ですね。

毎年毎年、
「自分は花粉症ではない」
というセルフイメージを持って強い気持ちで(花粉に)望んでいるんですが、
なかなか強敵です。

「黄色いパンダを想像するな」と言われても想像してしまうのと同じで脳は否定形を理解できないので、
「オレは花粉症ではない」というイメージはよくないのでしょうね。

その代わりに
「オレは春でも鼻スースーやで」
「目、絶好調!」とか? ちょっと微妙ですが、、、

そんな中、
この週末は大阪もとても暖かかったので、
息子二人を連れて家の近くの公園に行きました。

ウチの自宅のスグ横が大きな公園なので、
そこにバトミントンとフリスビーを持って行ったのです。

快晴で暖かい春。
花粉日和です。

本来なら家に閉じこもっているべきですが、
でもここは7つの習慣の「終わりを思い描くことから始める」により、
子供思いの父親でありたい、ということがあったので、、、

「子どもとの時間を犠牲にする」
VS
「自分が花粉症で苦しむ」

を天秤にかけ、自分が苦しむ、を選択しました。

案の定、
くしゃみとのどの痛みと鼻づまり鼻水でエライことになりましたが、、、
良い思い出になりました。

いつも平日子育てで大変な嫁に、
しばしの休息をしてもらうこともできました。

そんな勇気ある親父の行動に、将来きっと、子どもたちは感謝してくれるに違いありません…

さて、
前回の記事「ビジネス書を素早く読む方法」が好評でした。

本の読み方ってあんまりちゃんと習わないから、
本を読むのが遅いとか、読みたい本がたまってるとかで、
苦戦してる人が多いみたいです…

前回の記事では「午前中に3冊のビジネス書を読む方法」というタイトルで紹介しましたが、
タネを知って、ずるい、と感じた人もいたかもしれません。

というのも、
3冊のビジネス書から、セールスレターで使う「素材」を探す、
ということをやっただけでその3冊を「読んだ」と言い切ったわけですから(笑)

でも、何でこういうことが起きるかというと、
「本を読む」という言葉そのものが、とても抽象的だからです。

もしこれが、今ウチの小学1年生の息子(りゅうせい)がやっているような国語の授業だったら、
その本の最初の文字から最後の文字まで、
一文字も飛ばさず読むことを「本を読む」という風に定義して間違いないでしょう。

その目的は、語学力を身につけることだからですね。

一方でビジネスマンにとっての読書とは、
特にこのレスポンスを読んでいるあなたにとっては、
成果を出すことが目的なハズ、、、

であれば、
本を読む前にその本を読む目的を明確にする。
そうすることによって、本の読み方も変わってくるはずです…

少なくとも、一文字も飛ばさず読むこと、
そのものが目的とはならないでしょう。

全ては目的を達成するため、です。
だから、どんなことに着手するときでも、
まず一瞬立ち止まり、時間をとって、「なぜそれをするのか?」を見直すことが大事です。

その数分間、数時間、あるいは数日かもしれませんが、、、
目的に立ち返ると大幅な「生産性アップ」になります。

セールスライティングでも同じで、
コピーを書くことそのものが目的になってしまっている、
というケースをよく見かけます。

もっとシンプルに伝えるだけでいいのに、
やたらとコッテリしたコピーを書いてしまうとか、、、

もう既に何種類ものコピーに「無反応」な見込み客へのフォローアップに、
また同じようなコピーを使うとか、、、

電話したほうが、会ったほうが早くて確実なのに、
コピーで売ろうとしてしまうとか、、、

よくある、手段の目的化、ってやつですね。

ピータードラッカーはこう言いました。

======
知識労働の生産性の向上を図る場合にまず問うべきは、
「何が目的か。何を実現しようとしているか。なぜそれを行うか」である。

手っ取り早く、しかも、おそらくもっとも効果的に知識労働の生産性を向上させる方法は、
仕事を定義し直すことである。

特に、行う必要のない仕事のない仕事をやめることである。
======

さぁ、ムダなことはやめて、
本当の「し・ご・と」をしましょう(笑)

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

寺本隆裕の記事一覧

ブログ一覧へ戻る

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします

ページトップへ
Loading