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[レポート]寺本がメンターから教わったこと…

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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕

大阪に帰る新幹線より、、、

実は僕にはメンターがいます。
人生の方向性について、影響を与えてくれる人です。

とはいえ、そんなに頻繁に会えるわけでも、連絡を取っているわけでもないのですが、、、
とある業界の中ではかなり有名な経営者で、ファンもたくさんいる人です(僕もその一人です)。

そんな中、たまたまご縁があって「家においでよ」と声をかけてもらえたのは、とてもラッキーでした。

そして実は、僕はメンターから教わったことを、簡単なレポートにしてまとめているのですが、今日はそれをあなたにシェアしたいと思います。今から4~5年くらい前に書いたレポートで、僕もたびたび読み返しています。

レポートを作ってすぐに、僕の身近な人たち(優秀な起業家や経営者、マーケッター、セールスライター)に配ったのですが、「勉強になった!」「熱い!」「カッコいい!」などなど…感想をもらっているので、きっとあなたにも役に立つと思います。

ちなみに、、、僕がメンターの教えをまとめたレポートはもうひとつあります。

あなたが今日の内容を気に入ってくれたなら、感想をこの下のコメント欄に書いてください。もし評判が良ければ、来週、もうひとつのレポートもシェアしたいと思います!

それでは、どうぞ♪

↓↓↓

何のために働くのか?

もう今の段階で、食うには困らないはず。お金がたくさんあったって、別にそれを使い切るわけじゃないし。じゃぁ、何のために働くのか?それは、自分が楽しむため。お客さんに価値を提供して喜んでもらうことで豊かな気持ちになるため。自分が成長するため。だよね?だったら、何で手を抜くの?手を抜いて妥協するくらいだったら、やる意味ないんじゃない?どうせやるんだったら、全力でやらないと意味ないんじゃない?

基準を上げることについて:

上記の価値観に基づいてプロジェクトがスタートするため、自ずとメンバーは高い基準で仕事をすることになる。まず、商品選び。自分たちが惚れ込めるような、「これ、絶対に価値がある」と思うような商品だけを扱う。そして「売っている」立場として、自分たちがその商品のことや専門分野の内容を「教えられる」くらいまで理解する(それくらい、当然の基準)。

そうすれば、プロモーションに関わって、結果買わなかった人も価値を手にすることができる。究極、「お客さんに価値を提供できるか?」。それだけを考えている。

◯◯さん(メンター)いわく:

「ある意味だと、売れるかどうかなんてどうでもいいんだよ。
でも、こういうことやってると、、、売れちゃうんだよね~♪」

この「商品を理解する」とか「それをわかりやすく伝えるにはどうするか?」の検討は、サポートの人やシステムの人も全員混じって、みんなでやる。もちろん、◯◯さんも入る。そして、この素晴らしい商品をできるだけ多くの人にわかりやすく伝えるためには、どうすればいいか?ということを考える。その過程で商品にのめり込み、好きになり、情熱が生まれる。

「全員がマーケッター」である。サポートの人に広告文を書いてもらうこともあるし、それがなかなかいいものができる。全員がマーケッターであるから、例えばシステムの人に「○○できる?」と聞いても「できません」と回答が返ってくることはない。「○○という方法ならできますが、その場合、△△に影響があります。その部分は××という形で解消することになるのですが、その場合云々」という、前向きな話ができる。目的が明確で共有されているから、人のミスを誰かがカバーしたり、ファインプレーしてミスする前の状態よりもいい状態に持っていく、ということも生まれる。「ファインプレーはチームの中でしか生まれない」

プロジェクトにはデッドラインがないこともあるが、それでもみんな、徹夜を続けて一気に仕事を片付けてしまう。また、どれだけ時間をかけて作り上げたプロモーションでも、出来上がったものについて「ちょっと違うかも」と思ったら、それを全部捨てて最初の白紙の状態からやり直すこともある。実際、12月28日に白紙に戻し、正月にかけてやり直したプロモーションもあった。

一度作った「仕組み」が繰り返し成果を上げる:

一つのプロモーションやセールスのファネルについて、上のように徹底的に作りこむため、一度の仕事は繰り返し成果をあげている。例えば、■■■■■という商品については、■年前に作ったプロモーションが今でもずっと売り上げをもたらしている。しかも日々の仕事はそのプロモーション(セールスファネル)の数字データを集計し、分析し、テストすることで、よりよいものに改善し続けることができている。

また、単発モノのプロモーションについても、年に○回、同じプロモーションを繰り返すことで、1回あたり■■円とか、そういった単位の売上になる。

一度の仕事が長期的に価値を生み出している。そのため、一度の仕事をしたあと、その仕事に対する成果として報酬を受け取り続けている(たとえ、今何も働いていなくても!)メンバーも少なくない(し、◯◯さんも感謝してその報酬を支払っている)。

コミュニケーションの時間を多くとる:

価値観を合わせたり、高い基準をキープするには、やっぱり◯◯さんやメンバーとどれだけ長い時間一緒にいるか、とか、どれだけ普段会話をするか、というところが重要になってくる。何気ないリラックスした会話もとても重要。そこからアイディアが生まれることもあれば、お互いの理解が深まる。

そのため◯◯さんの家で20人くらい一緒にしばらく住んでいたこともあるし(寝るときだけ別)、良く遊びに行ったり飲みに行ったり(◯◯さんの家で飲んだり)する。

売上のノルマはない:

仕事をする目的に立ち返ると、そもそも、売り上げのノルマを作ることに意味がない。だけでなく、売上そのものについても意味はない。だから、1つのプロモーションを作るにあたっても、じっくり時間をかけることができる。

「プロモーションを作るのに、それだけの時間を投資して没頭するのは、売上ノルマがあるとキツイかもですね」と、そのときは◯◯さんに言ったが、後で「それは違うんじゃないか」と思った。

というのも、、、

結局、売上そのものは「結果」であって、影響の輪の外にある話。お客さんはこちらにノルマがあるから買うわけじゃない。自分がコントロールできるものは、その売り上げをもたらす可能性のある「行動」を取ること。すなわち「原因」の部分。であれば、プロモーションを徹底的に作りこむことも、売り上げのノルマのために何か作業をすることも、売上がもたらされる「可能性がある行動」ということだから、究極、一緒なんじゃないか?と、、、。だったら、売上ノルマがあるからプロモーションの作りこみができないってのは単なる言い訳である。長い時間をかければ、いいプロモーションが出来るわけでもないし。それに、いいプロモーションを作れれば、それは長期にわたって売上をもたらしてくれるわけだから、「ノルマ達成」に関する第2領域の仕事でもある。

基準の高い仕事をする方法:

寺本「それを聞いて、自分は今、すごい手抜きをしている気がします。多分、70点とか60点くらいの仕事じゃないか、と思います。あと2倍3倍くらいはちゃんとしないとと思います」

◯◯さん「とはいえ、まじめにやってはいるんだよ。もし基準を引き上げたいと思ったら、そこはみんな勘違いするんだけど、2倍とか3倍とかにする必要はないんだよ。あと1歩、2歩、今までの自分よりも基準を上げてみ。それを繰り返していけば、120点の仕事になるから。」

抜くときは抜く:

いつも全力でフルパワーで働く!!
というわけではない。抜くときは抜く。じゃないと、無理。

でも、遊びに行く時は徹底的に遊び、リフレッシュする。もし休み明けの仕事でストレスが残っていたりボーッとしていたら「おい、お前休みの間休んでなかったのか?何やってんだ」となる。

抜くときは抜く。

それについて、他のメンバーも応援する。

ちなみに◯◯さんは「働きたければ働けば?」「このプロジェクト、やりたい人だけやれば?」というスタンス。別にやろうがやるまいが、違う仕事をしようが、お任せ。でも「やりたい人は?」って言うと、全員手を挙げるそう。。。「ま、そういう面白そうなプロジェクトだけを選んで持ってきてる、ってのもあるんだけどね」とのこと。

1年に1か月間の休みを義務付ける:

1ヶ月休むメリットはいくつもある。

・単純に、リフレッシュになる。

・休む前に引き継ぎをする時、自分の仕事を見つめなおすことになる。そのとき、ほんとうに重要な2割は何か?を見つけることになるため、重要でない8割は強制的にカットされることになる。(ちなみに、引き継がなくてもいい。その人が抜ける間、その人の分の売上が下がったっていい。)

・その人が休んでいる間、任された人が成長する。

・休んだ人が戻ってきた時、「即戦力になる新人が入ってきた」という状況になる。なぜならその人が休む前と同じ成果が、一人少ない人数で出せるようになっているから。そこに即戦力が戻ってくることにより、第2領域の仕事や新しい仕事を進める余力が生まれる。

・休まなきゃいけないことが、生産性を高める。
『1年に1ヶ月まとめて休めないようじゃ、1人前じゃない』

人を育てる方法:

Q「人を育てるのに一番気をつけていることは何ですか?」
A「自分がちゃんと生きることだね」

人を動かすために。基準高く仕事をしてもらうために。いい人材を身の回りに引き寄せてキープするために。・・・そのためには、自分自身が彼らに影響力を与えられるような人間に「なる」ことが必要。自分自身が彼らを引っ張るにふさわしい人間になることや、自分自身が自分の価値観に正直に、真剣に生きて「磁力」を強めること(引き寄せたい人をより強く引き寄せ、引き寄せたくない人を退ける)。

◯◯さんが家で仕事をしたり、メンバーと生活を共にしているのもそのため。例えば「◯◯さん、毎朝走ってるって言ってたけど、ほんとかな~」なんていうのも、一緒に生活していればすぐにわかる。言ってることとやってることが一貫しているところを見せる。また、打ち合わせの様子は奥さんと娘さんの耳にも入るから、「これ、こんくらいでいいんじゃない?」とか「これくらいならバレないっしょ」なんて会話をすることもできない(しない)。これについては、最近個人的に「自分の息子を自分の下で働かせたいか」みたいなことを読んだことがあり、響いた。

『人を育てるためには、自分がちゃんと生きること』。

他人を動かすためにああしろこうしろということはほとんどない。「オレ、別に自分の考えを押し付けてないでしょ?オレはこう思うよ、って言ってるだけだよ。今日もそうだよね。」・・・と。確かに。

もちろん、相手によって話すレベルは変える。例えば「お前、どう生きたいの?」なんて聞いても、殆どの人は答えられない。そんな場合は、質問を具体的にしたり、時間をかけてあげる。

◯◯さんのようになるにはどうすればいいか?:

◯◯さんは、どうやって今日教えてくれたことを習得したか?

最初は人に「そうした方がいいよ」と言われて「そんなもんか」と思ってはじめた。そうしているうちにだんだんできるようになった。

以上。

さっきも言いましたが、、、僕がメンターの教えをまとめたレポートはもうひとつあります。

あなたが今日の内容を気に入ってくれたなら、感想をこの下のコメント欄に書いてください。もし評判が良ければ、来週、もうひとつのレポートもシェアしたいと思います!

では!

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寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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