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夢のビジネス構築までの距離

2015.1.8 | ,
  •  

From:リッチ・シェフレン

[rich1]

もしも今、「あなたが、夢のビジネスを構築するのにどのくらいの時間がかかると思いますか?」と訊かれたら、あなたはどうしますか。

1. 困惑した顔で私を見て、「全く分かりません」と言う。
2. やらなければならない大量のことを数えあげる。
3. 自信満々に、「あと、もう少しといったところです」と言う。

もしあなたが圧倒的大多数の起業家と同じなら、きっと1番か2番があなたの答えでしょう。

つまり、あなたは、自分が望む自由と収入を手に入れていないばかりか、未だに自分の夢のビジネスを構築するために必要なものが何かを探している可能性が高い、ということです。

でも、もし私が、「あなたは、自分が思っているよりも夢のビジネス構築までずっと近いところにいるのですよ」と言ったら驚きますか?「既に夢のビジネスを構築するのに必要なパズルのピースは揃っているのに、まだそれに気がついていないだけかもしれませんよ」と言ったら?

これまでに数千人の起業家にアドバイスをしてきた経験から言わせてもらえば、あなたもこのケースに当てはまる可能性が大変高いと思います。

信じられませんか?では証明してみせましょう。まずは以下の短いストーリーを読んでください。

明確さを得た週末

この前の週末は、初めて開催したイベントを通じて、何人かのVIPクライアントと過ごしました。

私はこのイベントを親密なものにしたかったので、たった5人のクライアントだけを招待したのです。

2日間にわたり、私とクライアントたちは南フロリダを車で走り回りました(大統領護衛官を載せているように見えたと思います!)

その間中私たちはずっとビジネスの話をしていました。

クライアントたちはそれぞれ、自分の経営するビジネスに関する質問をもってイベントに参加しましたが、帰るときには全員が収益をさらに増やすための明確な答えを手に帰って行きました。

でも私が今回のイベントで一番面白いなと思ったのは、あるクライアントが夢のビジネスまであと少しというところまで来ていたことです。

このクライアントは、イベントの初日には、自分のビジネスについてあれもやりたい、これもやりたいと多くのアイデアをもっていました。

でも一緒に彼のプランについて細かく話しあった後で、私は「この具体的な1つのステップを実践すれば(それが何かはここで言いません)、あなたの『やることリスト』に載っている他のステップはやる必要がなくなりますよ」と言ったのです。

言い換えれば、このクライアントは、夢のビジネスまであと一歩というところにいたのに、自分ではそのことに全く気がついていなかったのです。

賭けてもいいですけど、彼と同様、あなたも自分が思っているよりも夢のビジネスまでずっと近いところにいると思いますよ。

成功まであと何歩?

私は長年にわたり、熟練したベテランも新人も含め、多くの起業家が自身の望む成功を達成するまでに余分なステップを踏んでいるのを見てきました。

実際、私自身もときどき余分なステップを踏んでいることがあります。

簡単にやってしまうんですよ。私たちは起業家なので何でも徹底的にやりたがるし、ありとあらゆるチャンスを活用したいと思っています。

自分の創造性を限界まで伸ばしたいと思い、自分のビジネスのために相手に感銘を与えるようなことをいろいろやりたいと思ってそれをリストにまとめたりします。ただ、それを全部やるには時間が足りないのです。

でも現実は、大成功する起業家は、成功するために本当に必要な最低限やるべきことを決め、その後で、そうした「最低限」のことを最短で達成する方法を考え出すということです。

言い換えれば、彼らは、成功するまでのステップをできるだけ少なくするのです。あなたにもぜひこれをやって欲しいと思っています。

「絶対に必要なもの」 vs 「あったらいいなと思うもの」

私の会社、ストラテジックプロフィッツではよく、「絶対に必要なもの」と「あったらいいなと思うもの」との違いについて話し合います。

「絶対に必要なもの」とは、ビジネスで成功するために最低限必要な、やるべきこと、チームメンバー、プロジェクトなどです。

「あったらいいなと思うもの」とは、「ビジネスにとって、あればステキだけど、毎月目標の数字を達成するためにあまり必要ないもの」です。

あなたも自分のビジネスでこの戦略を真似してみてください。

今すぐに、あなたのビジネスに必要だと思うものを全て書き出してください。それができたら、書き出した、やるべきことやチームメンバー、プロジェクトの横に「絶対に必要なもの」か「あったらいいなと思うもの」を分かるように書いてください。

ヒントをあげましょう。「絶対に必要なもの」とは、あなたの収入を増やしてくれる、やるべきことやプロジェクトです。それとは逆で、「あったらいいなと思うもの」ではあなたの収入は増えません。

例を見て考えてみます…

例えば、あなたは、以下に挙げるものがなければ、オンラインビジネスを始めることができないと思っていませんか?

1. ウェブサイト
2. そのウェブサイトにトラフィックを誘導する方法
3. ブログ
4. Facebookファンページ
5. リードジェネレーションのファネル
6. Eメールリスト
7. 全てのコンテンツについて手伝ってくれるバーチャルアシスタント
8. 商品またはサービス
9. それらの商品を売るためのセールスレター
10. そのセールスレターを売り込むための無料レポート
11. ローンチ
12. アフィリエイトまたはJVパートナー
13. 自分の商品またはサービスを売る方法

では、リストを見直して、「絶対に必要なもの」か「あったらいいなと思うもの」と印をつけてみましょう。すると、リストには次の2つの項目だけが残るはずです。

1. 商品またはサービス
2. 自分の商品またはサービスを売る方法

もう一度言いますが、これは必要最低限のものを決める方法です。ウェブサイトやEメールリスト、Facebookなどがなくてもあなたは今日、起業できるのだとしたら、やってみたくありませんか?
結局のところ、成功するビジネスの構築を今すぐ始めることができるのに、なぜいろいろ準備しようとして何ヶ月も無駄にしているのですか、ということです。
この「必要最低限」という考え方を肝に命じて、臨機応変に対応し始めたら、あなたは、「私は自分で思っているよりも夢のビジネス構築にずっと近いところにいる」とわかると思います。
では最後にいくつか質問を。

Q1:この投稿は役に立ちましたか?
Q2:あなたは、自分のビジネスのためにやりたいと思っていることを全て網羅した長い「やることリスト」を書いたりしていませんでしたか?
Q3:もし長い「やることリスト」を書いているのなら、「絶対に必要なもの」「あったらいいなと思うもの」戦略をやってみますか?

リッチ・シェフレン

リッチシェフレン

グーグル、ヤフー、マイクロソフトなど、大手インターネット関連企業へのコンサルティングを行うネットマーケティングの第一人者。ビジネス戦略の構築を得意とする起業家で、マーケティングの世界で巨人と言われているダン・ケネディ、ジェイ・エイブラハムたちとパートナーシップを取り、指導を行っている。そんな経歴からリッチはグルズ・グル(Guru’s Guru = 先生たちの先生)と呼ばれる。

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