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ビジネスモデル?戦略?どーでもいいっ!

2014.12.2 | ,
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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕
大阪の自宅より、、、

「何を」売るかより、
「どうやって」売るかにもっと一生懸命になるべきだ。

これは確か、ダン・ケネディの言葉だったと思う。

どうやって売るか、というのは、実際の「戦術」「方法論」の話で、例えば、広告バナーはどう作るかとか、セールストークはどうするか、とか、ヘッドラインを何にするか…といったようなこと。

一方、これと対局にあるものが、

「ビジネスモデル」
「戦略」

的な話だ。

次世代のビジネスモデル!
◯◯円を稼ぎだすビジネスモデルの作り方!

フェイスブック戦略
バックエンド戦略
ジョイントベンチャー戦略

といったようなものだろう。
よく目にするフレーズだ。

そして世の中には、たくさんの「ビジネスモデル構築セミナー」「なんとか戦略ワークショップ」なんてのがあり、どうやら結構人気もあるようだ。そしてなんだかよくわからないのに、魅力的に見えたりもするし、こういった抽象的な話っていうのは面白く感じるものだ。

自分が何やら、レベルの高いことをしているような気分になれるし、、、
何やら、それを聞いただけで儲かった気にもなる。。。

それに、こうやってこうやってこうすれば、最低これくらいは儲かるよね。お客さんにとっても価値があるよね、と、、、。つまり、夢があるのだ。

が、警告したいのは、でもこういったことを学ぶのに時間をかけたとしても、それはほとんどの場合、お金にはならないということだ。これは、自己啓発セミナーオタクが自己啓発セミナーに「リピート参加」しているのに、いつまでも成果が出ない理由と似ている。それは「話が抽象的過ぎる」か「楽して売れる商品が欲しい。楽して儲かるビジネスをやりたい。」という儲け話を欲しがるマインドだ。

(ちなみに、(◯◯戦略を教えてる人も含めて)戦略戦略ってみんな気軽に使うけど、「戦略とは何ぞや」「何のために戦略を作るのか」をわかって使ってる人はほとんどいないと思うww)

一方。
ソレに比べて戦術レベルの話は、泥臭く感じる人が多いようだ。。。
(僕は楽しいと思うけど!)

・お客さん10人に電話をかけて、一人2時間話し、悩みを聞き出す。

・そして聞き出したキーワードを並べて「訴求」に当たりを付ける。

・そこから、「スワイプファイル」を参考に、ヘッドラインを100個書く。

・その中から3つを選び出し、それを順番にABテストのソフトにセットする。

・アドワーズにキーワードを追加してアクセスを集め、テスト結果を見る。

・あまりレスポンスが改善しなければ、そもそも訴求が間違っている可能性があるから、また、お客さんに聞き出したキーワードから、新しい「訴求」に合ったヘッドラインを100個書く…(以降、ヒットするか諦めるまで繰り返し)。

なんとも、夢のない話じゃないか!笑

でも、実際に、事業成功の夢を叶えるためには、夢のない話を泥臭くやり続ける以外に方法はない。ペーパーの上に作った戦略、頭のなかにあるビジネスモデルを、実際に形にしていくのは戦術だ。日々のタスクなのだ。

つまり、戦術レベルの「何をどのようにやるか」ってことだ。
今日、何をするか、ってことだ。

新しいビジネスモデルや戦略を知ったところで、それは絵に描いた餅にすぎない。

特に、年商1億2億の小さなビジネスの場合、その「ビジネスモデル」「戦略」は簡単だ。

「誰に、何を売るのか?」

それだけである。

小難しいことを考えてる暇があったら、1つでも多く商品を売るにはどうすればいいか?戦術レベルでひたすら考えて実行していくことの方がよっぽど重要だ。そして「誰に、何を売るのか?」が戦略、ビジネスモデルだとすると、あなたはもう既に、ビジネスモデル、戦略、について、必要十分な知識を持っているということになる。

あとはそれを形にしていく戦術レベルの知識(たくさんの武器)と…それを「やる」ということが必要だ。

何百億円規模のビジネスをたくさん作ったとある有名起業家(マイケル・マスターソン)によると、年商1億までは、商品は1つでいいと言った。その1つの商品を売るために最適な方法は何かを見つけることが、年商0~1億円まででやるべきことだと言った。

とはいえ、規模が大きくなったとしても、戦術の重要性は変わらない。マイケル・マスターソンが、何百億円規模のビジネスを経営するようになってからも、セールスコピーのライティングに情熱を燃やし続けていたのは、それが事業拡大のために重要な戦術でありタスクだと考えていたからだ。

ビジネスモデル
戦略

抽象論を追いかけて、いい気分になるだけのマスターベーションはやめよう。
異常なまでの成果を出すために必要なのは、戦術レベルへの異常なまでのこだわりだ。

さぁあなた、「その」商品を一つでも多く売るために、何をする??

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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