午前5時30分。
いつもは多くの人でごった返している新大阪駅構内ですが、さすがに、この時間だと人影はまばらです。
新幹線で飲むコーヒーを買おうと駅構内のスターバックスにいきましたが、この時間には、やっぱりオープンしていません。
仕方がありませんので、キオスクに缶コーヒーを買いにいきました。しかし、人間が考えるのは、同じことなんですね。ここだけは、予想に反して混雑しており、列ができていました。
でも、わたし以外に、朝早くに出かける人がこんなにもたくさんいるのかと思うと、なんとなく親近感が涌いてきます。
とはいえ、午前6時発、鹿児島中央行きの新幹線「みずほ」に乗る必要がありますので、少々焦っております。
買い物を終えたのは、5時55分。ぎりぎりです。
急いで、ホームに駆け上がると、すでに、「みずほ」はプラットホームに到着しており、わたしが乗り込むのを待っています。
6号車の乗車口から車両に入ってまず感じたのは、その狭さ。
東京出張にいくときに乗車する“のぞみ“よりも、相当、奥行きが狭いです。
(あとでわかりましたが、奥行きが狭い理由は、後ろ半分がグリーン車だったからでした。)
なので、座席は、6号車4番D席は、すぐにわかりました。
ラッキーなことに、隣に誰もいません。
「みずほ」に乗車されたことがある方なら、ご存じのことと思いますが、“のぞみ“や“ひかり“の5人掛けとは異なり、「みずほ」の普通席は4人掛けです。
ですので、“のぞみ”のグリーン席のように、ゆったりと座れます。
それでも、隣に人が座ると緊張しますので、誰もいないにこしたことはありません。
この後も、誰もこなければ、いいのですが、、、
そのようなことを思いながら、座席に着くと、あっという間に、出発の時刻です。
定刻の午前6時に、鹿児島中央に向けて出発しました。
わたしの目的地は、鹿児島ではありません。
博多です。
実は、今日の午前10時から博多で説明会を実施します。
本来は、前日入りをして、会場の様子などをチェックするのですが、今回は、博多周辺のホテルがすべて満室だったために、当日の、朝早く新幹線で移動することになってしまいました。
満室の理由は、、、、
「ゆず」
前日に「ゆず」のコンサートがあったようで、ホテルはどこも満室でした。
(実は、1泊20万円のスイートは空いていましたが、、、さすがに、そんな豪華な旅行は、できません。さすが、「ゆず」)
どうか、新幹線が何事もなく到着しますようにと、祈りながら、ドキドキしています。
ですので、新神戸・姫路・岡山・広島・小倉と順調に運行し、時間通りの8時47分に無事、博多駅に着いた時には、日本の鉄道運行を支えている人たちに、ひたすら感謝の念をささげたい気分になりました。
博多駅から目的のセミナー会場までは、徒歩7分ぐらいです。
リバーサイドという名前がついていることから、川の近くです。
少し時間も早いですから、地図を片手に、テクテク歩いていきました。
木陰は涼しいですが、直射日光が当たると、日差しがきつく暑いです。
やっぱりタクシーに乗ればよかったかなぁ~と
思いながら歩いていると、あっという間に目的地に到着しました。
午前9時過ぎ。美人な受付のお姉さんに、明るく「おはようございます」と挨拶をして会場に入っていきます。
説明会の準備のため、パソコンを立ち上げたり、インターネットに接続したり、プロジェクターにつないだりしていると、30分はすぐに経過してしまいます。
わたしが、セミナーや説明会の前に、一番、緊張するのは、実はこの時間です。
・だれも来なかったらどうしよう。
・場所を間違えていたらどうしよう。
・日時を間違えていたらどうしょう。
いつもどきどきしています。
さらに、今日は、ドキドキするもう1つ大きな理由があります。
それは、・・・・
ワールドカップ 日本 対 コートジボワール戦
日本時間で午前10時 キックオフ
説明会の開始も午前10時。
・・・
だれだぁ~。説明会をこんな日時に設定したのは。。。
(わたし自身です。)
実は、前日に、
「明日は、誰もきませんね」
と脅かされていたので、
より一層、ドキドキ。。。
ですから、9時40分ぐらいに最初の方が来られたときは、飛び上がらんばかりに喜びました。
“ホッ”
本当によかったです。
そして、いつものように説明会の開始まで、少々雑談をさせていただいていくと、次々と参加者が来られます。
いやー。本当にうれしいです。
最終的には、7名のうち6名の方にご参加いただきました。
本当にありがとうございます。
大変もりあがった説明会のあと、今回もいつもと同じように個別コンサルティングを実施しました。
説明会だけで終わってしまいますと、自らのビジネスに当てはめたときに、どうすればよいのかを、迷われる方がかなりの確率でおられます。
そういう方々を少しでも後押ししたくて、わずか30分ですが、個別にコンサルティングすることにより、クライアントの悩みをズバッと解決し、スグに行動できるようにアドバイスをしたいと考えています。
今回の個別コンサルティングでは、
「インターネットで集客できることは理解していましたが、なかなか最初の一歩を踏み出すことができませんでした。」
という悩みをもたれていた方がおられました。
そういった方も、説明会を受講していただいたことにより、
「どうすればよいのかがわかりました。最初から大きなホームランを狙うのがダメだったんですね。最初は、小さな一歩を踏み出せば、良かったんです。」
という気づきを得ていただけました。
あとの個別コンサルティングでは、では、小さな一歩を何するのかを、具体的にアドバイスいたしました。
説明会で、小さな一歩を踏み出すという気づきを得て、
個別コンサルティングでは、あなたにとっての小さな一歩とは何かを決める。
こうすることによって、あなた自身の問題として、どうすればよいのかがより明確になり、帰社後スグ、行動に移すことができます。
行動すれば、結果がともないますので、さらにビジネスを前に進めていくことが可能になっていきます。
ワールドカップ日本戦の真っ最中にかかわらず、熊本県や山口県、福岡県の各地からご参加いただき本当にありがとうございました。
とってもうれしかったです。
※大成功を目指そうとしてしまい、目前の仕事量に圧倒され、なかなか作業がすすまないのであれば、まずは、小さな一歩を踏み出してみてください。
歩くときと同じで、一歩踏み出せば、二歩目もスグに出てきます。
ー中森清久
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