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自分の常識を疑え

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From:1日3時間しか働かない資産家型経営者 鈴木しゅん

「自分の常識を疑え」

あなたの常識ってなんですか?
いい大学を出て、沢山のお金を稼いで、他人より良い生活をして、豪邸に住んで、子供を良い学校に行かせて…。

色々な常識があると思いますが、本当にこれって正しいですかというより本当にあなたの価値観で考えられた常識ですか?

一般的に人は長い年月をかけて常識なるものを頭のなかに刷り込まれていきます。
学校や親やテレビなどの影響を受けて、いわゆる「常識」が形成されてきます。

日本人は特に周囲の人と一緒の横並びの感覚が心地よく感じやすいので、世間一般でいわれるところの普通の常識に縛られています。

そもそも人間は太古の昔から生き残るためには集団の中に属し、集団でその集団に属する個々の命を守るという術を使って生きて来ました。集団に属するということは、一定のルールに従って個性を消す行動を伴います。

つまり周りの人と同じ価値観、同じ行動をした方が集団の中ではすごしやすいのです。

現代においても、いい大学に出て・・・など周りの人と同じ価値観で生活をしていれば、周囲から認められ、それなりに出世もし、それなりの生活が出来る。特に世界平均よりずっと豊かな日本においては一般的な常識で生きれば、それなりの生活ができます。

でも、周りの人と同じような人生を生きることで本当にあなたは幸せなのでしょうか。

そのような人生が本当のあなたの人生でしょうか。

あなたが理想だと思ってきた人生は、本当にあなたの価値観において理想なのでしょうか。

先程も言いましたが、人の常識とは、長年かけて誰かから刷り込まれてきた、いわゆる洗脳によって身についてしまったものに過ぎません。

教育とは一種の洗脳

教育とは洗脳です。

それが子を思う親から受けた教育であっても、悪徳宗教家が信者に対して行う教育であっても、「洗脳」であることに変わりはありません。

教育とはそれを教える誰かの都合の良いものを教えているにすぎないのです。

遠い昔、建設業界に存在した「談合破りは非国民」的な常識は、談合が成立すると都合の良い業界の親分が長い年月をかけて、一般の建設会社の社長や営業マンに刷り込んできたものです。

それは単にその親分にとって都合の良い状態です。

もちろん多くの親は自分のために子供を洗脳しようとは思っていません。
本当に子供に幸せになって貰いたいので、自らの常識で考えて理想と思える人生を歩ませようと子供を教育します。

でもその親の常識は30年以上も前にその前の世代から刷り込まれた、いわば時代遅れの常識です。

この親の常識から生み出された理想の人生を歩むことで、成功が約束されるはずはないのです。

しかも仮にこの親の教育により親からして素晴らしい人生を子供が生きたとしても、それは親の人生を生きているのと一緒。

つまり他人の人生を生きているのです。

リーダーである社長は、誰からの刷り込みでもない、自分自身の価値観や常識において世界観を作り、お客様やスタッフを導いていかなくてはなりません。

この少々難しい文章を最後まで読んでいただいたあなたは、今こそ、自分の常識を疑ってみてください。そして本当の自分自身の常識や大切にしているものを再発見してみて下さい。

この自分自身が本当に大切にしているもの、自分自身が将来どうなりたいか…など自分自身を見つめる作業を私は何度もします。

これは世間からどう見られようが構わないという状態、つまり本当に自分に正直になって考えます。

社長であるあなたはやはり自らが本当になりたい姿、自らの会社をどうして行きたいかなど、自分自身に正直に考え、それをそのまま世間に発信した方が周りの人間も幸せになれると思います。

社長であるあなたが想像する以上の会社にはなりませんし、嘘をついてキレイ事を言っても、そのように会社は変化して行きません。

でも社長の発する言葉にはそれなりの力があります。

社長が本気で伝える言葉は、社員をその気にさせます。

社長が地域1番になると言い続ければ、会社はそのような方向に向かいます。

社長が業績の不振を景気のせいにしていれば、社員も景気のせいにして会社はダメな方向に向かいます。

社長の発する言葉はそれだけ重いのです。

だから社長は自らが本当になりたい姿や将来の会社のビジョンなどを常に言葉としてスタッフに向けて発し続けることが必要です。

もし、本当になりたい姿や本当にやりたいことを真剣に考えないで、他の会社と同じでもいいやと思い、将来の会社のビジョンなどを何も語らない社長がいたとしたら、その会社は他の会社と同様に右肩下がり決定です。

世の中の大半の会社は赤字。

他と一緒で良いのならあなたの会社も当然赤字です。

お客様だって八百屋より多いあなたの業界の会社の中からあなたの会社を選ぶ理由がありません。

ライバルと差別化をするためにもまず社長であるあなたがどうなりたいのか、会社をどうしていきたいのか、どんなお客様と付き合いたいのか…などありとあらゆるあなたの願望を言葉にだして伝えてみて下さい。

きっと会社は変わりだすと思います。

本日はここまで。

-鈴木しゅん

追伸

アラブ人を招いて東京湾の屋形船でアラブ人の誕生パーティーを行いました。

資産数千億円はある御方が2名も来日されました。

資産数千億円もある人間ってどんな人なのか…。と私も思いましたが、すごく優しい人です。

私は友人からそのアラブ人を紹介してもらいましたが、本当に優しく接してくれます。

そして人をお金ではなく、人として見てくれます。

人として人と接することが出来ると本当の人脈が形成できると思います。

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