From:1日3時間しか働かない資産家型経営者 鈴木しゅん
本日は渡航先のドバイからお届けします。
今週はマーケティングや仕組み化のような会社の経営に関するノウハウというより日記風に書きたいと思います。
ドバイ…。
いわゆるUAE(アラブ首長国連邦)の第二の都市です。
家族で来ています。
生後4ヶ月しか経っていない赤ちゃんも連れて来ました。
生後4ヶ月で中東諸国に来られるなんて時代も変わったものです。
サッカー日本代表の試合でUAEやサウジアラビアなど中東諸国の国々とアウェーで戦っている日本代表を見てずっと自分には関係のない国だと思っていましたが、ドバイ在住の友人の誘いでこの国に来ることになりました。
ドバイに来て気づいたこと…。
それは中東の人々が非常に親日であることです。
私はヨーロッパにもアメリカにもアジア諸国にも何度も旅行の経験があります。
その中でダントツに日本人に対する差別や偏見がありません。
そしてドバイの人々はとても裕福で穏やかです。
ドバイ市民であれば、年収3000万円以上は保証され、医療費もタダ。
石油関連の利権を握っている一族に生まれれば、生まれた瞬間に毎秒15億円の年収が与えられるようなまさに夢の国です。
世界の長者番付でビル・ゲイツなどが上位にあがりますが、中東諸国では生まれた瞬間に生前贈与が当たり前で、親族も大家族が基本なので、多くの財産を持つ一族でも50人規模の親族で資産を分け合います。
この資産は実質家族の長が所有してるので、本来の所有者を考えてみれば、実際の世界の長者番付はアラブ諸国の人々が独占すると思います。
またイスラム教とは非常に礼節を重んじていて窃盗などの犯罪を起こしにくい人々がほとんど。ドバイにいたってはその裕福さもあり、日本よりよっぽど治安が良い街です。
そんなドバイに来て気づいたこと…。
それは日本人の少なさです。
ドバイには間違いなく、日本よりずっと多くのチャンスがあります。
また前述の理由や日本人をリスペクトしている人が多いので、日本人にとって非常にビジネスをしやすい街です。
そして何より税金がないのです。
所得税、住民税はゼロ…。
法人税も決められたエリアであれば無税になるなど、本当に良いことばかり。
しかも観光都市であるので、売値は日本並みで物が売れ、その原価は日本の10分の一で済みます。
しかも空港が今後10年以内に整備されていくので、飛躍的にドバイによる観光客は多くなります。
日本で物が売れなくなってから20年以上の月日がたちました。
この先だって物を作れば売れるという時代はやってこないでしょう。
海外に住み、海外で商売をしている私の友人の全ての人が、世界中で日本が一番ものを売りにくいと言います。
商売の基本は売れる場所で欲しい人に欲しい物をすばやく提供する。
これにつきます。
売れる場所が日本でなくてはいけないという理由もありません。
こんなに商売に適していて、日本人を大切にしてくれる国なのに何故こうも日本人が少ないのか…。
私には理解出来ませんが、自分の可能性を広げたいなら是非海外に行くべきだと思います。
みんなと同じ場所でみんなと同じような会社に入り、みんなと同じような生活をおくる…。
これはいわゆる安定を求めている人が望む人生ですが、多くの人が望み、実行する「安定」は、結果的に「安低」となります。
低い収入、低いステータス、低い満足感を得られるだけです。安心はそのまま自らの生活レベルを低くします。
資本主義社会においては、大半の人が庶民となり、低い賃金、低いレベルの生活を強いられています。
一部の特権階級だけが、大半の庶民から富を吸い上げ、多くの富を得るのが一般的な資本主義のピラミッド構造。
だから周りの人と同じような行動をとっていたのでは、将来にわたり「安低」が待っているだけです。
しかもアベノミクス経済下でどんどん加速する円安と貨幣価値の下落…。
もしドバイやその他の国々に出て、自らの可能性を追求しようと思うのなら、もしかしたら今が最後のチャンスなのかもしれません。
私は日本において、一定以上の成功を勝ち取ってきました…。
でもこれは日本においての他人との比較なだけで、ドバイに来てみれば私のような者は成功者とは言いません。
日本にいれば、安定した環境下で私の20年後はある程度察しが付いてしまいます。
成功した場合も失敗した場合も私の想像の範囲内の状態だと思います。
でもドバイに住んだとしたら、私の20年後は今の私には想像もできません。
ただ単に、私はドバイの良い仲間とともに成長しながら仕事を成功させる…。
不安はありません。
そこには希望があるだけです。
だから私はドバイに住んでみることを決意しました。移住は年内を予定しています。
世界中の環境が激変していく中で、ビジネスの基本も業態を変え続けることだと私は考えます。
業態だけでなく、商売をする場所も商売相手も変えていくべきだと思います。
だから私も変わります。
何もないところからゼロからのスタートです。
全く知らない土地で、自分の人生を家族とともに切り開きます。
覚悟がアレば、相手が誰だって絶対に負けない…。
日本人がかつて世界中から恐れられていた最大の理由が「覚悟」です。
神風特別攻撃隊は愛する人を守るために自らの命を犠牲にして特攻を仕掛けました。
そこには「覚悟」があったはずです。
こんなにビジネスが成熟した日本で成功してきたのだから海外に行っても大丈夫。
海外でも成功して皆さんにそのノウハウをお届けできることを楽しみにしています…。
と言いながら、日本での活動も同時並行で行なっていきますので、今後も私やダイレクト出版の他の執筆者の皆様の記事をお楽しみに。
本日はここまで。
-鈴木しゅん
追伸
先週の記事で書いたアラブの民族衣装…。購入しました。
写真をお届けします。
グランドハイアットホテルのロビーでイスラムの女性に写真をねだられ「ラブリー」のポーズを強制的にさせられる私です…号泣!
【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします