トップ > ブログ >  > カウンター観察日記

カウンター観察日記

2014.3.21 | ,
  •  

From:北岡秀紀

From:北岡秀紀

ここはスタバ。 全てのカウンター席が埋まっています。このカウンター席は店の外から見える感じになっています。 全員がPCを開いていて、全員がMac Book Air。 外から見るとリンゴマークが壮観です(笑)

大阪を含めて地方だとWindowsユーザーが半分くらいはいますが、東京だと店内のノートPC全部がりんごのマーク、という光景は少なくありません。 私自身もMacユーザーではあるのですが、これがキモくて背面のりんごのロゴ部分を自社のシールを貼って見えなくしています。 (というより、そのためにシールを作りました。)

それはともかく、私はこのカウンター席の背後に席を取りました。 で、何気なくカウンター席のPCを見てみると・・・全員がFacebookを開いています。何をやっているわけでもなさそうで、ただスクロールして上から読んでいるだけのようでした。

で、私自身も仕事を片付けようとPCを開き、セールスレターを書いていました。(計測して仕事をしていますので)ちょうど25分経過して、何気なくカウンター席を見てみると。。。ひとりを除いて全員がFacebookを見てみました。

たった数分で・・・

私の経験上、25分もFacebookを見るなんてことがないので、ちょっと面白くなりました。そこで、カウンター席に座ってPCを触っている人が何をやっているのか観察することにしました。(ただ、それだけだと時間がもったいないので『レネゲイドミリオネア』を聞きながら、です(笑))

一番右側に座っているおじさんは、ワードを開いて何か打ち込んでいます。でも、5、6分ほどすると、またFacebookをしています。遠目でハッキリ分かるわけではありませんが、写真の雰囲気を見る限り、そんなに新しい投稿があるわけではありません。そんな数分で変わるわけもありませんが。で、また何度か下までスクロールしてまた仕事に戻りました。

そして、その8分後・・・またFacebookを開きます。多分更新はされていないようですが、右側の広告かなにかをクリックして、同を見はじめました。で、その後、いくつか関連記事をクリックし、3、4個ほどの動画を見ていました。

左側にいる、若い女性、営業マン風の男性、などなどほとんどの人が似たような感じです。自分自身の作業をして、数分経つとFacebook。Facebookを開かないなと思ったら、メールを開いています。ちょこちょこいじったら、また仕事に戻る。そして、また数分するとFacebookかメール、みたいな感じです。

ついでに別の事に気付きました。私が観察していたカウンター席で何人か人が入れ替わったのですが、パソコンを開くと、まず開くのがFacebookなのです。
約2時間ほどで5、6人いましたが、例外はありません。

仕事をしているつもり?

せっかくスタバにきて仕事以外なにもする事がないという状況まで作ったのに、何ムダなことに時間を使っているの? アホじゃない? と感じてしまいました。
(そのアホを観察する私は何なのか、という議論は、ちょっと置いておきましょう。)

多分、彼らは仕事をしているつもり、です。でも、1日経って、どれくらい仕事ができたと聞くと、満足な成果を出せていないはずです。そして、多くの場合、なぜこんなに仕事が進まないのかすら理解できていません。仕事をしているっぽい時間は多いけれど、仕事をしている時間は相当少ないということに全く気付くことはまずありません。

あなたは本当に仕事をしていると、胸を張って言えますか? 仕事っぽい時間を過ごしているだけじゃありませんか?

つもり、を知る方法

それを知る方法は簡単です。ネットを切断するだけです。それで仕事をしてみてください。無意識にFacebookやメールを開いてしまいますが、ネットがつながっていないので「見れません」という表示が出ます。で、「あ、そうそう。ネットを切断しているんだった」と思い出します。

この回数を数えてみてください。最高で1時間で10回という人もいました。それくらい習慣になっているのです。習慣は無意識にやっているから気付きません。しかし、こうやって気付くことでどれくらい、習慣の奴隷になっているのかがわかるはずです。分かれば、改善も可能です。ぜひあなたもやってみてください。自分でも驚く結果が出るはずです。

北岡 秀紀

マーケティングコンサルタントであり、コンサルタントを指導するコンサルタントでもある。これまで約900以上のクライアントのコンサルティングを実施し、数々の店・中小企業・オンラインショップの売上改善を果たす。その成功率は91.7%を誇る。(2011年10月現在)単に机上の空論ではなく、「自身で実証済みのノウハウだけを伝える」ことを信条としている。年商1億円を突破したい社長向けの情報サイト『オクゴエ!』を主宰。また、自身のノウハウを受け継ぐコンサルタントを育てるプログラムを主催しており、一人あたりの参加費は350万円という超高額にも関わらず、申込が殺到。参加希望者の77%以上を断っている。

北岡秀紀の記事一覧

ブログ一覧へ戻る

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします

ページトップへ
Loading