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成長が止まる瞬間

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From:小川忠洋

From:小川忠洋

金沢の旅館より、、、

金沢の旅館より

ごらんのようにこの週末は、マスターマインド合宿で金沢に行っていた。加賀屋というえらい評判のいい旅館?にみんなで泊まったんだけど、超いい感じで「今度、ぜったい家族を連れてこよう」と思った・・・

加賀屋に入る前日も、北岡さんがめっちゃ旨い店があるってんで、前日の晩から入ってみんなでメシ。確かにキョーレツに旨い店だった。エビの刺身とか出てきたんだけど、6種類くらいエビがいた。エビってこんなに種類があったんだと、驚くと同時に、ぜんぶ甘エビの味と似てる、、、とか思った…ってか、やっぱ寒い海のところは魚の味のレベルが違うね。大分行ったときも思ったわ。

最後は、その食事代を賭けてジャンケンを敢行。8人くらいで26万円。ジャンケンに負けた二人はMacBookAirと同じくらいの食事代を払った。そのためぼくらはただメシとなりご機嫌でホテルに帰ったのだった・・・と、しょーもない話はこの辺にして。

マスターマインドの話をちょっとしようと思う。マスターマインドではいろんな人が集まって、学んだ事や成果をシェアしあうわけなんだけど、、、一つとても強く感じたことがある。。。というのも、やっぱ事業が上手くいってる人は、学ぶ意欲がとても強い。それから実行するスピードがとても早い。

ぶっちゃけ、ウチも半年前のマスターマインドで手に入れた、ちょっとした情報をきっかけにして、去年の12月、今年の1月、2月と、3ヶ月連続で会社の月間売上記録を更新したもんね。それだけで、ぶっちゃけ十分、やった甲斐があったってもんだ。。。

ここんとこ、ついこないだの北岡さんの話と矛盾しているように聞こえるかもしれないけど、そんな事はない。マーケティングはアイディアがめちゃめちゃ重要だけど、どれだけ優れたアイディアをもってしても、それを実行しなければなんの意味もない。

実行されないアイディアや計画は、ただのオ●ニーと同じなわけだ。ガンガン実行する起業家タイプの人は、新しいアイディアを手に入れたらスグに実行するので成果が出る。なので、どんどん学んだことが成果に出てくる・・・

成功した社長の病気・・・

ところで、ある程度マーケティングを学んで、ある程度、結果がついてきたら、陥りやすい病気がある。この病気に陥ると、そこから次の成長がなかなかつくれなくなる・・・

まるで同じ場所でぐるぐる回っているかのように、成長が止まってしまう・・・それはどんな病気かというと、自己満足という病気だ。

あるいは言葉を変えるなら「自分は大丈夫」という気持ちだ。「自分は分かってる」「自分は知ってる」そう思った瞬間から成長は止まってしまう・・・特にありがちなのは、自分より下だと思ってる人から学ぶことを完全に遮断してしまうこと。

人間に上とか下とかないんだけど、例えば、会社の業績とか事業の規模とか、あるいは他の何か別のこととか、「自分のほうがイケてる」と思う点があると、その人から学ぼうとする事を止めてしまう・・・こういうった事がよくあるようにと感じる。特に社長はエゴが強いので、この傾向におちいりやすいんじゃないだろうか。。。

ところが、学ぶ人はどんな事からも学びを得ようとする。どんな状況からでも、どんな人からでも、たとえ、嫌いな人からでも、学べるものがあれば学ぼうとする。

自己イメージを殺してしまえ

ある有名なセールスライターは「成功すると天狗になって、学ぶことをストップしてしまう。だからそういうヤツは一度、自己のイメージを殺してしまうのがいい。そして初心に戻るのがいい」と言っていたが、まさにその通りじゃないか。

世の中全てが、あなたの学びのためにいろいろな情報を提供してくれている。たくさんのヒントを与えてくれている。それを心をオープンにして受け取るか、心を閉ざして受け入れないか、最後はあなた自身の判断になる…ぼくが個人的に学ぶために心がけていることは、「常に疑うこと」である。

「疑うことを止めないこと」

特に自分の考えに対して疑うことである。もしかしたら、自分の考えが間違ってるんじゃないだろうか? 相手の言ってる事が正しいんじゃないだろうか? 相手の言ってることの方が真理をついてるんじゃないだろうか?うまくいった事例などを見ても、このキャンペーンが上手くいったのは、もしかしたら違う理由があるんじゃないだろうか? 環境的な要因が強かったんじゃないだろうか?常識と言われることにも、、、もしかしたらただの思い込みとか、習慣の問題じゃないだろうか?もしかしたら、特に意味がないんじゃないだろうか?もしかしたら、、もしかしたら、、常に疑って、疑うことを止めないことだ。

疑うことを止めて「これはこうだ!」と結論づけてしまったら、そこで思考は停止する。簡単に結論づけることは、考えることを止めてしまうという事になる。人間、基本的には自分に甘い生き物だと思う。

だからこそ、常に自分の考えを疑っていくことで、より自分の考えを深く、他人の考えを深く、理解できるようになる。もしあなたが「オレはできる」「オレは大丈夫」と思っているなら、「オレは成長してない」と言ってるのと同義語ではないか?

ーおがわ

PS.

何人かで電車で行ったので、ちょっとした遠足気分を味わえた♪

ちょっとした遠足気分

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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