From:小川忠洋
大阪のオフィスから、、
「問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である」
世界的ベストセラー7つの習慣を書いたスティーヴン・コヴィー博士は著書の中にこう書いている。部下をもつ人間として、色々な人を観察してて思うのは、確かに2つのタイプの人がいると言う事。
1つは、問題は自分の外にあると考えがちなタイプ。1つは、問題は自分の中にあると考えがちなタイプ。おそらくほぼ全員が、この2つのタイプにまっ二つに分かれる。
そして、その2つのタイプの人を指導していて時々、思う事がある。それは、前者(問題は外タイプ)は、どんなに教えてもなかなか成長しない。と言うこと。
同じトレーニングや同じレビューを受けていても、問題が外にあると考えているので、いつも、
『でも、○○がダメだから・・・』『でも、△△だって同じじゃん・・・』『でも、□□が足りないから・・・』
などなど。こんな回答が返ってくる。
心の中で「いやいや、お前の話だろ!外部要因は関係ねぇーだろ!」と叫んでしまいそうになるがそれは大人として抑える。(笑)
一方で、問題は自分の中にあると考えているタイプは、成長が早い。何故なら、自分を改善する事によって問題を乗り越えようとするからだ。
どちらのタイプも抱えている問題や、課題は同じだったりする。ただ、解決の仕方が、自分を改善して解決するのか、周りを変えようとして解決するのか、それだけの違いにすぎない。
覚えておかなきゃいけない。外部要因や環境を変えるよりも自分を変える事のほうがよっぽど簡単だ。その方がよっぽど簡単に障害を乗り越えることができる。問題を解決する事ができる。課題を克服することができる。
「問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である」
どんな状況も完璧な状況などはない。常に、自分が置かれている環境や、状況と言うのは不十分なものだ。完璧な状況、環境ができるまで待っていたら、棺桶に片足突っ込んだ状態になってしまうだろう・・・
状況は常に不十分。そんな中、自分を改善して動き出すのが、成功する我々のスタイルだ。
-小川忠洋
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