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勉強熱心なのに儲からない社長の3つのパターン

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From:北岡秀紀

From:北岡秀紀

本やメルマガを読んだり、セミナーに行ったり、多くの経営者が熱心に勉強しています。そんな風に勉強するのは、肌感覚としては経営者全体の20%以下です。

つまり、こんな風に「ザ・レスポンス」を読んでいるだけでも、上位20%だとも言えるわけですが・・・

一方で、勉強していても業績は下から数えた方が早いという人も少なくありません。もしあなたが勉強していても業績が上がらないなら・・・このうちの3つのパターンのどれかに当てはまるはずです。

パターン1:実行しない

勉強をしたら儲かるのではなく、勉強した内容を実行してはじめて業績はあがります。おそろしく当たり前のことですが・・・現実には、多くの人が学んだ事を実行にうつしません。もしくは勉強した内容を一度だけやっただけで「うまくいかない」と判断し、実行しなくなってしまいます。

成果を出すにはうまく実行することが重要です。うまく実行するには「慣れ」が必要です。そのためには何度かの試行錯誤は確実に必要です。はじめからうまくいく人なんていません。

では、なんで実行しないのか?実は、あと2つのパターンに陥っているからかもしれません。

パターン2:勉強そのものが目的化している

経営者がやる勉強というのは、業績をあげるためにやるものです。つまり、あくまで手段です。

しかし、いつの間にか勉強する事そのものが目的化してします人が少なくなりません。知的好奇心を満たすために勉強しているのです。

もしあなたが勉強した時に「この話知ってるって」と思うことがあるのなら、このパターンにはまっている可能性が大です。

パターン3:自分の考えを強化するために勉強している

そして、もうひとつ多いのが自分の考えを強化するために勉強している人です。

本来、自分の考えと違うところにこそ価値があります。なぜなら教える側の人は、その分野についてはエキスパートです。(そうじゃないヤツもたくさんいますが。。。)

一方で、自分はその分野で成果を出せていない。

ということは、エキスパートの話を取り入れることの方が合理的であることは明らかです。

人は強く意識しなければ自分に都合のいい話、内容だけを聞いてしまう生き物です。自分にとって耳触りの悪い話こそ、真摯に聞いて受け入れることができる人だけが、勉強して成果を出せる人です。

「この人いいこと言うな〜」と思ったものを、良い本、セミナーだと人に勧めたりリピートしたりしている人は、この症状に陥っている可能性があります。

必ず全員がやっている

ここまで読んで「私には関係ないな」と思ったとしたら、そんなあなたが一番ヤバいです。人は多かれ少なかれ、パターン1〜3の傾向を持っています。エラそうに言っている私だって同様です。ですからまずは、こういうパターンに陥る可能性があると意識しておく事が、重要です。

そして、その上で、自分が絶対的に話を聞ける先生をひとり作ることです。その人が白いものを黒だと言ったら、黒と思ってもいいと思えるくらいの先生です。

ちなみに、そんな風にいうと、自分の頭で考えないでいいのか、みたいなことが言う人が出てきますが、考えるなということじゃありません。黒と言われたら黒と思えるような先生を見つけろ、ということです。

別に直接師事する必要もありません。本を書いている人なら、その人の本を全部読むというやり方もあります。

先生が言った事を徹底的に学ぶ。言われた事を素直にやり続ける。たったこれだけのことですが、確実に勉強が成果につながってくるはずです。

北岡 秀紀

マーケティングコンサルタントであり、コンサルタントを指導するコンサルタントでもある。これまで約900以上のクライアントのコンサルティングを実施し、数々の店・中小企業・オンラインショップの売上改善を果たす。その成功率は91.7%を誇る。(2011年10月現在)単に机上の空論ではなく、「自身で実証済みのノウハウだけを伝える」ことを信条としている。年商1億円を突破したい社長向けの情報サイト『オクゴエ!』を主宰。また、自身のノウハウを受け継ぐコンサルタントを育てるプログラムを主催しており、一人あたりの参加費は350万円という超高額にも関わらず、申込が殺到。参加希望者の77%以上を断っている。

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