From:小川忠洋
フランクリンコヴィー創業者が教える、変わらない相手を変える秘訣
From:小川忠洋
赤坂のスタバから、、、
先週、ロイスクルーガー氏のクローズセミナーに参加した・・・その中でとても役立つ話を聞いたので、今日はその話をシェアしようと思う。
ロイスクルーガーを知らない人のために言っておくと、彼は、7つの習慣のフランクリンコヴィーの創業者で世界76カ国(だっけな?)にこのビジネスを展開した超すご腕ビジネスマン。
つまり、たった1冊の本を年商700億円のビジネスとして世界中に組織化した人だ。
(よく考えてみよう。これがインフォメーションビジネスだ。巷にあるようなノウハウをebookで、、、なんてレベルの話じゃない・・・)
セミナーは出版記念のクローズセミナーで、4、50人が中経出版の会議室に缶詰め。
暑苦しいなか、セミナーが始まった・・・
こんなに大物なのに、こんな会場でやっちゃったりするんだ...と思いながら、僕は、セミナーを聞いていた。
そして、セミナーが終わった最後に、Q and Aの質問タイムに移った。
そして、僕の隣の隣に座っていた、会社経営者がなげた質問がすばらしかった・・・
「こういった自己改善に取り組もうとしない人はどうしたらいいか?どう変えたらいいのか?」
という質問だった。つまり、こういった話を聞こうとしない人。耳をふさいでしまう人にはどう対応したらいいのか?と言う事。どの社長も同じだけど、彼も社員の事で悩んでいるようだった。
そして、こういったセミナーやら本やらいろいろ自分を改善していく事に対して、積極的に反応する人と、「いや私はいい」と消極的に反応する人がいる。
(確かに。。。僕は心の中でそう思って、ロイスの答えに期待した・・・)
彼は答える。
「その問題はあちこちで起きている問題だ。自分が7つの習慣というプログラムを販売していた時も、優秀な会社、利益も出てて、組織もしっかりしててもう改善する必要なんてないような会社ほど7つの習慣を受けたがっていた。
逆にダメな会社。利益が出なくて成長もしていない、ビジネスのやり方もとても下手な会社、つまり、7つの習慣を必要としているような会社ほど提案しても、なかなか受け入れない。
人間でも全く同じ。
お前こそ、改善しないとダメだろ。と言う人ほど、消極的なもの。
そういった人に対してどうすればいいか?肩を揺すって、「お前がちゃんとやれ!!」と言ってもその人は態度を頑にするばかり。
そういった人に対してどうすればいいのか?それは、まず、最初にあなたがその人と、深い信頼関係を作る事だ。深い信頼関係を作って、あなたの影響力でリードする事だ。
相手を変えようとしてはいけない。
相手を直そうとしてはいけない。
相手に命令してはいけいない。
深い信頼関係ができれば、その人はいずれむこうから、どうすれば、自分はもっと良くなれるか?と聞いてくる。
特に、相手が子供の場合はなおさらだ。子供に命令するのではなく、信頼関係を築いて待たなければいけない。命令してはいけない。」
素晴らしい!!
もう、おっちゃん!ナイス質問やないか!!と僕は心の中で隣の社長に拍手を送ってしまった。
あなたもきっと、同じような問題で頭を悩ませているだろう。
僕らのようにこういったメルマガを読んだり、本や教材を買ったり、セミナーに行ったりするような勉強家、成長志向の人にとっては、そうでない人に対してどうすればいいか困っているもの。特にそれが身近であればあるほど。
この話は、そんな関係にちょっとしたヒントになるだろう。
少なくとも僕にとっては目から鱗がボロボロボロって感じだった・・・
特にこのフレーズが、、、
相手を変えようとしてはいけない。
相手を直そうとしてはいけない。
相手に命令してはいけいない。
PS:こうも言っていた。ビジネスだったら、待っても待っても相手が変わらない時はそれ以上、一緒に仕事を事はできない。つらい決断を下さなければならない時は来る。
しかし家族だったら、話は別。子供だったら、深い関係を作って相手が変わるのを永遠に待たなければいない・・・
PPS:いつもながら、相手を変えようとする前に最初に変わるべきは自分だったのだ・・・問題は、それが「いつから?」というだけだ。http://www.drmaltz.jp/zrl/new/ogawa_story.php
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