From:中谷佳正
東京出張からの帰り。新大阪駅。
携帯に着信があった事に気づき、折り返し電話をすると、、、
「はい。悪徳金融屋の稲盛です」
といつもの調子で電話に出たのは友達の外資系保険屋さん。
エロ動画のダウンロードが趣味で。カリビアン.comのダウンロード数世界一の称号を得た程。ってこれはどうでもいいですね。
結構凄腕の営業マンで、2000人以上いる営業マンの
上位5位以内に8年連続で入っているらしいんですが、2度同じ人に負けた事がないと。
「ご相談がありまして。僕のお客さんなんですが・・・」
またこれや・・・
ややこしい事は全部私に投げてくる。
私が「いや、今東京からの帰りでしんどいんで無理っすわ(笑)」と言うと
「じゃあ。仕方ないですね。」と明らかに寂しそうに電話を切ろうとするんで、
わかった、わかった。行きますがな。
と言う事で、時間があったのでその足で悪徳金融屋と合流し梅田へ直行。
15坪くらいで小さなオフィス。
お洒落やけど、あまり片付いてない感じで。社長の性格が垣間見える・・・
そこに西田敏行みたいなとても人情味のありそうな人が登場。
社長:「いやーごめんなさいね~。お忙しい方やって伺ってるのに・・・
僕も稲盛君もネットの事、良く分からんから~」
社長:「この前うちの事務員がHP業者に更新のお願いしたら、
文章入れ替えてチョコチョコっとするだけで10万っていいよるねんけど、ホンマにそん
な掛かるんかな?」
僕:「そのチョコチョコってどんなんですか?」
社長:「いやチョコチョコって・・・辞めたスタッフ消してもらいたかっただけやねんけ
ど。あと今度のイベントのニュース入れたり・・・その程度やで」
僕:「・・・・・・・・・・・・・それだけ?」
社長:「それくらい。」
後で調べたら。5年リースでその契約が組まれていて。
サーバーへアクセスする情報をお客さんに渡していなく、更新はその制作会社でしか
できない状態になっていたんです。
しかも、5年間で普通のHPの支払いが180万円近くなっている計算に・・・
いくらサーバー費用を入れても高すぎる!
まだこんな会社が生き残ってるの?って感じですが
基本的にHPをリースやクレジットで提案してくる会社は
かなり怪しい。粗悪品を暴利で販売しているケースがほとんど・・・
なぜか?
理由は、まだまだこのネット業界はブラックボックスが多く、
知識が少ない経営者の方も多い。その為、中途半端な知識の営業マンでも
それなりに見えてしまうのと、HPを作れば勝手に問い合わせが
入ってくるという神話を信じている人が未だにいるような気がします。
HPは万能ではないと僕は思っていて、お仕事自体もお客さんが
求める結果がでない場合はお断りする事もあります。
この高いHP代金は営業マンの報酬にかなり反映されているというオチですね・・・
そして訳の分からない、使えん更新ソフトと一緒に納品する。
サポートをつけると言って安心させて、納品後は全く連絡が来ない。
リースを組んでいるから解約出来ないので泣き寝入り。
こんなパターンを数々見ているんですが、、、
この社長のように、一生懸命営業している若い営業マンに
どこで作っても同じなら、この子で決めたろうという優しい経営者に
対して、価値のある商品を提供しない会社がある。
考えられへん!
あなたの取引業者は、本当にあなたの会社の事を考えてくれていますか?
PS:
このような会社はSOHOのクリエイターに1サイト5万円とかで
制作してもらっているHPを納品してる場合もあります。
PPS:
WEB制作について、ご相談はこちら。(先着10名様まで 11月12日(火)締め切り)
↓
http://www.winks.jp/direct/
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