From:北岡秀紀

コンサル講座が終わって1ヶ月が過ぎました。まだサポートの期間がありますので、宿題の提出や進捗報告や成果報告が毎日のように届いています。コンサル未経験の人にも関わらず既にクライアントが獲得できました！という人もいれば、まだ苦戦をしている人がいます。

苦戦をしている人は決してサボっているわけではありません。（そういう人間は私は相手にしないですし、講座受講生はそれをよく知っていますので。）ですから、どこかのタイミングでは好転するのは間違いありませんが。。。でも、成果を出すのに時間がかかっているのは事実です。

あなたもどうでしょうか？
この『ザ・レスポンス』を読むほど勉強熱心です。
そして、勉強したことも実行している。
にも関わらず、なかなか成果が出ない・・・そんな風なことはないでしょうか？

なぜ成果を出すのが早い人と時間がかかる人がいるのでしょうか。

成果を出すのが早い人の共通点

その答えは、答えはやることを絞っているかどうか、です。

成果が出るのに時間がかかる人は、集客のためのサイトを作って、レポートを作って、商品を作って・・・集客の仕組みを作るなど、たくさんのことを一気にやろうとしています。
だから一ヶ月経っても、まだどれも6割とか7割しか進んでいません。クライアントの獲得の活動にまで至っていないのです。
その割に作業はたくさんしていますから、「こんなに頑張っているのに進まない」とイライラしたり、悩んだりします。

一方、早く成果が出る人は「クライアントを獲得すること」だけにフォーカスしています。ですから、サイトを作ったり、メルマガを書いたり、そういうことはしません。必要最小限の名刺などをもって、人と会ったり、ジョイントしたりしています。で、とりあえず「コンサルやってます。」と言ってまわり、知識を提供することでクライアント獲得につなげています。

そりゃ、当然、成果のスピードが違って当然です。

追いつめてスピードアップ

では、ちょっと考えてみましょう。なんとか耐えに耐えて、前者の人の集客サイトやレポートなど集客の仕組みが完成したとしましょう。

その時、後者の人はどうなっていると思いますか？これまでのコンサル講座の受講生の傾向から言うと、さらにクライアントを獲得しています。しかも、それだけではありません。前者の人が数ヶ月かかって作った集客の仕組みもなぜか完成しています。

クライアントの獲得に時間を使っているわけですから、普通の感覚でいくと集客の仕組みは完成できるはずありません。でも、完成できてしまいます。

なぜならクライアントを獲得してしまった。だから、クライアントにレポートを渡さないといけない・・・メールマガジンも送らないといけない・・・クライアントに追いつめられる形で行動せざるを得なくなるからです。その結果、いつの間にか集客の仕組みが出来上がってしまう、という方が正しいでしょう。

とりあえず月に1つ

あなたは勉強家ですから、たくさんの知識を得ていて、あれもやりたい、これもやりたい、ということがたくさんあると思います。でも、時間がなくて結局できない、という状態じゃないでしょうか。

ならば、はじめからやることを絞ってみてはどうでしょうか。

実際、私がクライアントに勧めるのは、まずは月に1つずつ新しいことに取り組むという方法です。
「たったひとつ？」と思うかもしれません。
でも、1年で12個です。

去年、何個の新しいことに取り組みましたか？
（手を付けたじゃなく、ちゃんと完成までやったものですよ。）
多分、2つやっていたとしたら、あなたはかなり優秀ですし、業績もあがっているはずです。

そして面白いことにひとつにフォーカスして実行すると、付随した他のものもできあがってしまうのは、前の例でもお話しした通りです。

「目的」から逆算する

そのフォーカスする行動を決めるときに、重要なのが目的を考えることです。目標ではなく目的です。

目標ではなく目的を考えると、手段にとらわれなくなります。
例えば、ビジネスパートナーと旅行するという目標があるとします。でも、時間がなくてなかなか時間が取れない・・・ということが起こります。
でも、目的は旅行することそのものではなく、パートナーと良い関係を築くこと、ということに気付ければ、時間が取りづらい旅行ではなく、スキマ時間でも可能な食事に行くのでもいいことがわかります。

また、よくあるのが「売上いくら」という目標。でも、その目的は利益を増やし給料を増やすこと。ならば、売上を増やさなくても利益を増やす方法を考えた方が早かったりします。

あなたがもっている目標の目的はなんですか？その目的を最短距離で達成する手段は？

そんな風に考え、それにフォーカスしてください。そうすれば目的が達成できます。それに付随して、目標を達成するのも難しくなくなっているはずです。