From:ハワードジョイマン
静岡のカフェより
パーマをかけなおし、気分爽快にカフェで午後の一息のカフェオレを飲んでいた時のことです。
隣の席に座っていた男性2人の話が聞こえてきました。
聞こえてきたというより、聞きたくも無いのに耳に入ってきたというのが、本当の所ですが、、、
「あ~、あの人ネットで最近みるよねでも、全然駄目だよね~、あの方法」
「そうなん?お前、その方法やったことあるの?」
「やらなくても分かるだろあの顔みてみろよ、胡散臭そうだろう」
「あ~、、、、」
本当、インターネットの発達で、情報と言われるものが、本当に手軽に入ってきます。
良いものもあるし、悪いものもある。。。
でも、経営者ならぜひ1度考えてみて欲しいことがあります。
それが、物事を「良い」、「悪い」で判断する2軸思考についてです。
私は、クライアント店舗の社長さんに、物事を、「良い」「悪い」で判断する2軸思考をやめることをお勧めしています。
あなたは、物事の価値判断を良い悪いで決めたことはありませんか?
得てして、売上を伸ばすノウハウを知ったとしても、多くの人は、そのノウハウを
良い・悪いの2軸で考えようとします。
「なぜ、この2軸思考が良くないのか?」
それは、この良い悪いの判断根拠は、その人の今までの人生経験や知恵が判断根拠となっているからです。
つまり、自分の思考の延長線上で良い悪いの判断をしているからです。
もし、その人の店舗経営の状態が悪いのであれば、それって、その人の判断根拠自体が間違っているために、正しい判断をしてない可能性が大ですよね。
その人の良い悪いの判断って一体なんなんでしょうか?
自分自身の今の状況が本来望むべき状態でないのであれば、自分自身だけの良い悪いの価値判断自体を疑う必要があることに気付くべきですよね。
結局、いつまでたっても状況は良くならないわけです。
だから、お店の業績を良くする社長の特徴の1つに「素直に行動する人」が一番にあげる人が多いのです。なぜなら、自分の価値判断だけで行動していたら、そもそも良い方法があっても行動しないからです。
だからもし、あなたがHPの作成や改善、チラシの作成や改善、POPの作成や改善をしているとき、自分の考えではどうしても行き詰った時、どのようにすれば良いのか?
それは自分の良い悪いという価値判断をやめてみて、次の質問を自分に投げかけてみることです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
「寺本隆裕さんなら、こんな時、どんな文章で書き出しをはじめるだろうか?」
「北岡秀紀さんなら、こんな時、お客さんにどんな対応をするだろうか?」
すると、自分自身の考えからではなく、寺本さんや北岡さん的な発想をすることができるようになります。ようは、今までの自分からはでなかったようなアイデアが浮かびやすくなるのです。
なぜ、稼ぐ経営者は絶えず勉強をするのか?
それは、自分以外の知識を学ぶことで、自分の引き出しを増やすためです。
書籍を読むのも単に、この人の言っていることは良い悪いではなく、
「なぜ、この著者はこのような意見を持つようになったのか?」「この人の主張を逆の観点からみたら、どんなことが言えるだろうか?」
このように、良い悪いでの感想を言わないようにするだけで、読書の幅も広がりますし、自分の知見を広げることができます。
2軸思考からの脱却は、あなたの経営者としての考えをより良くする1つのきっかけになるかもしれませんね。
応援しています!
ハワードジョイマン
【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします