From:小川忠洋
From:小川忠洋
西宮のオフィスより、、、
「がびーーーん!!」やっぱり来たか…
昨日、裁判所より呼び出し状みたいなんが届いていた。。。免停なうである…FBではちょっとつぶやいていたが、1、2ヶ月ほど前、ウチの会社に素敵なハガキが届いていた…
そのハガキを読むと、どうやら国家権力からのお呼び出しのようで、出てこいと。お前、おれが設定したスピード余裕で無視してたやろと…阪神高速は高速という名前だが制限時速は60kだと。おまえ56kオーバーだと。。。
その日、虎の穴セミナーが終わった後、懇親会で英語研修をやってる竹末さんに「いやぁこんなん来て、テンション激下がりなんですよ…」と話していたら、「あ、免停ですね。1発ですよ」と言われ、、、マジか…と意気消沈。
粛々と交通警察に出頭し、「はいすいませんでした」と容疑を認めた。しかし、、、異変はそこからだった…おかしい…おかしい…
というのも、免停というのはその後、免許センターだか何だかから正式に通知が来て、免許期間がスタートするのだが{90日(T_T)}その通知が来ない…いっこうに届く気配がない…
1週間、2週間がすぎ、1ヶ月が過ぎた…おや、、これはもしかしたら、このまま来ないんじゃ…もしかして、国家権力のやることだから、段取り悪くて、住所違いで手間取ってるんじゃ??(何回か引越しして随分、前の住所になっていたため交通警察からの通知も遅れていた)
そして、もしかして、このまま通知が来るのが、遅れに遅れて、おれの家に届いた頃には、免停期間が切れている…なんて理想の状態になるんでは…いや、そうなる!そうなるはずだ!思考は現実化するはずなので、プラス思考で理想の未来を描いていたその矢先だった…
裁判所からの呼び出し…
「がびーーーん!!」やっぱり来た。そりゃ、そうですよね。そんな都合のいい事が起きるわけがありませんよね…
なにテメェーくだらねぇー話してんだ。と思うことなかれ。これ会社経営でも同じなんよ。
世の中には”引き寄せの法則”とか”プラス思考”とかいろいろあるけれど、引き寄せで顧客が引き寄せられるなら苦労しないわな。
そんなもんを信じて、やるべき事をやらないのは怠慢以外のなにものでもない。免停の話と同じく、会社経営でも「悪いことは必ず起きる」という考えを持ったほうがいい。
悪いことは必ず起きる。
会社を経営してて、これがこうなったらヤバイとかあれがあーなったら潰れるとかそういう事はたくさんあるはず。それらは全て起きる。時間の問題で起きる。
だから、経営者としてやるべき仕事は、それらに事前に対策することである。プラス思考で悪いことは起きない、と考えるよりも、マイナス思考で悪いことは必ず起きると考えたほうがいい。そして、大切なのは、それに対する自分の反応で、悩んだり、心配するのでは何の意味もない。
行動しなければいけない。
それを未然に防ぐように行動しなければいけない。いま、メインの大ヒット商品でもいつか売れなくなると考えたら、次の主力商品を育てていく行動をしなければいけない。
スーパー営業マンがいつか辞めるんであれば、スーパー営業マンがいなくても売上が上がるように、売れる仕組みをつくり、辞めても大丈夫なように行動しなければいけない。
資金繰りに関して言えば、どんな会社も必ずヤバくなる時がくる。その時に耐えられるだけの内部留保を貯めておかなければならない。(ビジョナリー・カンパニーなどを読めば優秀な企業がいかに保守的に守りを固めているかで驚くだろう)
大手が参入してくるかもしれない。競争が厳しくなるかもしれない。広告費が上がるかもしれない。反応が落ちるかもしれない。。。。
あなたが想像している悪いことは、必ず起きる。起きた時になって、慌てても遅い。行動できるのは悪いことが起きる前でしかない。
しかし、同時に最終的には上手くいくと信じる心も必要だ。将来、お先真っ暗では、行動するモチベーションも湧かないし、チームメンバーもどよ~んとしてしまう。
なので経営者に必要なのは、短期的なマイナス思考と長期的なプラス思考、ではないだろうか?
あなたはどうか?
-小川忠洋
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