From:小川忠洋
赤坂のスタバより、、、
きっとあなたがこれを読むのはGW真っ最中。完全オフモードになっているはずだ。。。そんな時に、小難しいビジネスの話をしてもアレなので、、、たまには違った話をしよう…
【ザ・レスポンス】会報誌の読者から、モチベーションについての質問があった。「どうしてもモチベーションが上がらない時には何をやってるか?」というような内容…
モチベーションについて
一般的に考えられているのとは逆で、モチベーションは、成功すると下がる。
もしあなたが、【ザ・レスポンス】を読んでいて、そこそこビジネスが上手く回って、お金にも余裕ができた、、、というような状態になっていれば、、、
モチベーションが下がってる可能性は高い。そうじゃないだろうか?ある程度のスキルもついて、市場でそれなりのポジションも確保、、、自分の持ってる100%の能力を発揮しなくても、、、7割、8割くらい出すだけで、それなりの結果が出てしまう…
こんな状況になると、人は必ずモチベーションが下がる。普通の人は、結果が出てお金も儲かってるんだからいいじゃん!と言うかもしれない。しかし、経験した人はよくわかってる。。。このような状態がどれだけつまらなく、どれだけフラストレーションが溜まるか、、、
一方で、お金はないけど、ガンバって目標を達成したい、、、会社の売上をここまで上げたい、、、そう思って必死になっている時の方が、、、モチベーションも高く、充実感もある。
つまり、人間は、自分の能力を最大限発揮しようとしている時ほど、充実感を感じるし、モチベーションも保てる。自分の100%を出しきっても、ゴールに届かない、、、だからなんとかして、方法を探し出す、、、なんとかして、100%を110%にする、、、そんな必死こいてる時ほど、最高の状態なのだ…
なのでモチベーションを下げない、最大の秘訣は、、、、
目の前の仕事に全力で取り組むことである。中途半端はいけない。中途半端でも結果は出るかもしれない、、、でも、充実感は味わえない。。。中途半端でもお金は儲けれるかもしれない、、、でも、モチベーションは上がらない…
古臭い言葉だが、自分の限界に挑戦するとき、、、自分の限界を拡げようと努力するとき、、、モチベーションは上がる。モチベーションが上がるから、努力するのではない。。。モチベーションなんてのは結果論であって、自分でコントロールできるものではないし、測定できる類のものでもない。モチベーションなんてものは、明確にはこの世に存在しない。
コントロールできるのは、自分の、仕事に取り組む態度である。目の前の事に取り組む姿勢である。
中学高校時代の部活なんかを思い出してみるといい。そこにはバカみたいに一生懸命やってる人間と、どちらかというと冷めててテキトーにやってる人間がいたはずだ。
どちらがモチベーション高いか?どちらが充実しているか?言うまでもない。僕の場合は部活において、テキトーにやってるタイプだった。だから、つまらなくてつまらなくてしょーがなかった。何で友達はあんなに一生懸命やってんのか?バカじゃねぇーのか?と思っていた。
バカは自分だった。
貴重な時間をムダにしていたのだ。目の前の事に全力を尽くしても、尽くさなくても、時間は同じように流れていく、、、しかし、その濃さは全く違う。充実感は全く違う。
人が人生に求めるものは充実感ではないか。
成功した社長で、その大金で豪遊する人とかいるが、、、それは充実感のない虚しさを埋めているのではないか?と思う。能力を持て余して、仕事に毎日に充実感を感じられなくなっているのではないか。。。と。
仕事のモチベーションを高めるための秘訣は、仕事をするしかない。目の前の仕事に全力を尽くすしかない。いくら稼いだとかいくら売上たとかそんな事ではなく、、、、前回の自分を超えるために、前回の仕事を超えるために、ベストを尽くすしかない。
「どうしてもモチベーションが上がらない時、、、」
そんな時は日々精進していれば、普通は来ない。しかし来たとしたら、、まずゆっくり寝て、健康状態を整え、、、目の前の仕事に全力の自分を捧げるのみ。モチベーションなんか気にする必要はない。
GW。ゆっくり休養が終わったら、あなたも全力で仕事に向かってみてはどうか。
-小川忠洋
PS:
もう1つの重要なポイントは、全力を尽くせる仕事を選ぶことだ。ある程度の結果が出て、、ある程度の収益が見えて、、もう儲かってるんだからそれでいいじゃん、、、と思ってしまうような仕事は、変えたほうがいい。
どれだけやっても、もっといいものをもっといいものをと自然と思える仕事を選んだほうがいい。僕の場合、マーケティング、セールスライティングなどは、そのカテゴリーに入る。どれだけ売上を伸ばしても、より良いセールスコピーを書きたい、より良い仕事をしたいと言う意欲は終わることがない。。。
しかし大抵の仕事は一生懸命やればやるほどオモシロくなる。なので、まずは全力で目の前の事に取り組むべきだ。
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