From:1日3時間しか働かない資産家型経営者 鈴木しゅん
出来ない経営者に限って「時間がない…」と口をそろえて言います。
世界三大言い訳って知っていますか?
「時間がない」「お金がない」「自信がない」
この3つです。
ビジネスで成功できない経営者、行動できない経営者は必ず上記のどれか、または全てを言い訳にして行動をしないことを選択しています。
さて、本日は上記のうちの「時間がない」という言い訳をしなくなる技術、つまり時間を作る技術についてお話をします。
まずは現状認識から
何でもそうなのですが、なにか問題が有るときは、まず現状を認識することからはじめます。
何が問題なのか、現状をきちんと把握していないと改善ができないからです。
まずは現在のあなたの普段の典型的なスケジュールを予定表に入れて下さい。それを平日と土日に分けて具体的に書いてみて下さい。
例えば「テレビを観る」とか「通勤」とか「晩御飯」「インターネットを見る」とか「仕事の原稿を書く」とかです。
私がこの時によく使うのが、一番小さな付箋を使った方法です。A3の紙に簡単にスケジュール表のような枠を書き、そこに付箋を貼っていきます。その時に付箋の色を利用します。
付箋の色を種類別にわけます。
①仕事(黄色の付箋)
②家族とともに行う用事(青の付箋)
③個人的な用事(ピンクの付箋)
④その他(グレーの付箋)
です。
④のその他にはちょっと考えて分類できないものを直感的に振り分けてしまいます。
全てを振り分けしたら、全体を俯瞰します。
どうでしょうか?どれかの色に偏っていませんか?
黄色が多ければあなたは仕事人間。逆に青が多ければ家族といる時間を大切にしている旦那さんです。
まずは現状がどのくらいどの種類のことに時間が使われているのかを知ることが大切です。
時間の配分を改善をする
まずは、ざっと自分のスケジュールに貼ってある付箋紙の色を見て、一番多く使われている色に注目します。
一番多くの付箋が有るということは、その分捨てられる付箋も多いということ。
自分の予定表からこの付箋を捨てていくのですが、捨て方が2種類あります。
ひとつが、「他人に任せる」、もうひとつが、「完全にやめる」です。
経営者の場合は、黄色の付箋の仕事の時間がかなり多いと思います。まずはここにメスを入れます。黄色の仕事の付箋を更に3種類に分解します。
一つ目が、「自分しかできない重要な仕事」
二つ目が、「他人に振れる作業的な仕事」
三つ目が、「成果につながらないどうでも良い仕事」
です。
一つ目は、当然自分でやり続けます。
二つ目は、他人に任せます。
三つ目は、やめます。
他人にふれる仕事を全て仕事としてスタッフや外注先に任せます。
任せるといっても質と進捗はコントロールします。
もちろんコントロール自体も外注化することも可能です。
そして同時にどうでもよい仕事の多さにも気が付きます。
それはすぐにやめます。単純にこれだけ。
これだけで、社長の仕事は3分の1以下になるはずです。
経営者の場合、仕事での捨てる作業は比較的簡単です。分類をして、社長が捨てると決定すればいいだけの話です。
でも、家庭の場合はそうは行きません。理由は妻の許可を取らないといけないからです。
家庭に関わる時間の減らし方
仕事で多くの成果があがりそうだから、この時期だけは仕事に集中したいという時がありますよね。そんな時に妻の様々な要望に対応できないことが多いかと思います。
でも妻には常に応援して貰いたいものです。妻の応援があったほうが仕事もやりやすいでしょう。そんな時に妻を味方につけて、一定期間一緒にいられないのを我慢させる方法があります。
それは、「今は仕事が大切な時期なので、この10ヶ月間は仕事に集中したい。」と正直に告げるのです。
でもただ告げたのではダメです。
妻からしてみれば、本当に10ヶ月なのかわからないからです。エンドレスで仕事一本になってしまうことを恐れて嫌がります。
そこで、仕事に集中したいと告げると同時に10ヶ月後の旅行の約束をするのです。出来ればその場で実際に旅行の予約もします。そうすればかなりの確率で協力してくれます。これ、すごく効果的です。
個人に関わる時間の減らし方
個人的な用事の付箋を2つに分類します。
一つ目が、「将来の目標につながる行動」
二つ目が、「成長に繋がっていない惰性的な行動」
です。
2つ目を考えたほうがわかりやすいのですが、例えばテレビを観る行為は完全に2つ目の惰性的な行動です。
とくにテレビなどのように何も考えなくても次々に情報が手に入ってくるような受動的な情報源は脳みそや行動するという面において非常に悪い影響を与えます。
1日3時間テレビの時間をカットしたとします。週に21時間、1ヶ月で90時間、1年で1,095時間です。テレビをやめるだけで実に年間約1,100時間もの時間が手に入ります。
10年で1万時間を超えます。「1万時間の法則」というものをご存知でしょうか。人は1万時間何かに時間を費やしてそれをやり続けると超一流になるといわれる法則です。
たかだかテレビをやめて他のことに使っただけで、10年で超一流になることができます。惰性でテレビを見続けても人生は変わりません。
空いた時間の埋め方
黄色の付箋の仕事、青の付箋の家庭、ピンクの付箋の個人、グレーの付箋のその他
十分に削減可能なものばかり。
つまり多くの時間が生み出せます。そして空いた時間に何を埋めていくのかはあなた次第です。
私は単純に仕事をしろと言っているわけではないです。空いた時間の使い方。あなたが本当になりたい姿、それをしっかり考えて、空いた時間を埋めてみて下さい。
捨てることをすれば、今までに比べて3倍以上のことが出来ると思います。つまりこれまでの人生より3倍以上濃い人生を経験していけるということです。
本当にやりたいことで空いた時間を埋めていけばあなたの人生は加速度的に輝きを増していくことでしょう。
本日はここまで。
-鈴木しゅん
追伸
時間管理術によって増えた時間。私なら家族や仲間と一緒にいる時間に充てたいです。仲間や家族とともに成長する時間に。
働いても、働いても、まだ時間が足りない?・あなたは、平均的な社長は8分に1回仕事の邪魔をされるって知っていましたか?・大企業の社長ともなると、生産的な時間は1日たった28分だと知っていましたか?・あるいは、朝一番に会社に来て、夜遅くまで働くのが、なぜよくないか知っていましたか?これらのことは、社長の時間の使い方ではちょっとした小さな問題です。もっと大きな問題に比べれば。それは、、、↓http://directlink.jp/tracking/af/251250/lqPOa9U0/ |
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