From:北岡秀紀
FROM:北岡秀紀
『出入り禁止になりました』は有り難い事にたくさんの共感をいただきました。
『ザ・レスポンス』で最高の「いいね!」をいただいたようです。
実際、この2週間、直接お会いした人には必ず、この話をふられることもあり、影響の大きさを感じました。
その時にほぼ全員に言われたのが、「『ザコばっかり』とか本当に言ったんですか?よく言えますね」ということです。
正直、そう言われて初めに思った感想は「なんで言えないの?」でした。
でも、よく考えてみると、私も仕事の現場で、ある時まで「嫌われるかもしれない・・・」とハッキリとものを言えませんでした。
しかし、ハッキリと言わなきゃいけない理由が腹に落ちたときから、何も意識する事なく「嫌われる」であろうことも普通に言えるようになりました。
「強いメッセージを作るためには、一部に嫌われるようなメッセージにする必要がある、ということは分かっている。でも、躊躇してしまう」という人のために、ハッキリと言うべき理由をあなたに伝授します。
これが腹落ちした時、平然と本人の前で、メルマガで書くべき事をかけるようになるはずです。
1 魚を与えるより、魚の取り方を教える方がその人のためになるから
コンサルタントもどきに多いのが、クライアントに1から10までやり方を教えたり、ひどい場合は、代わりにやってあげたりすることです。
確かに、その場の売上はアップするかもしれません。
でも、長期的に考えた場合、それをすると、クライアントは自分で答えを出せない、コンサルタントに依存しっぱなしになります。
どんどん依存してもらえれば、長く報酬が取れるわけですから、コンサルタントからすれば、その方が都合がいいわけですが・・・
依存した生き方をしたくないから経営者をしているはずです。
なら、そんな魚を与えるやり方は良くない、というのが私の信念です。
そして、魚の取り方を教えるというのは、まさに嫌われる発言の典型。
自分が太っている理由は、運動していない、食べ過ぎだとは誰も信じたくないですから。
私は魚を欲しがる従業員思考のヤツと付き合いたくないから起業することを選びました。
だから、ここをブラせば、起業家となった意味がなくなります。
あなたもそんなしょうもないヤツと仕事がしたいですか?
2 ビジネス的にプラスだから
嫌われるような強い発言をすると、ごく一部から強く反感を買います。
しかし、一方で「そうそう」と思ってくれた人からは、強く共感をとることができます。
先日のエントリーのコメントを見ればそれは明らかです。
ビジネス的に考えた場合、強い共感を得た方がお客さんになってくれる可能性がアップします。
一方で、こちらを嫌う人は離れますから、面倒になる可能性があるお客さんを買う前に排除できることになります。
さらに、好きの反対は嫌いじゃありません。
無関心です。
好かれもしない、嫌われもしない無関心な人はメッセージさえ聞いてくれていません。
そりゃ商品は売れません。
3 サイレントマジョリティーは味方だから
どうしても批判する側の声というのは大きく聞こえます。
また、実際に批判するという行動を取りやすい、です。
一方で、賛同する人というのは、「あ~アホな批判してるヤツがいるなぁ」と思うだけで、コメントとか書き込みだとかといった具体的な行動にうつす人は少ないです。
実際、あなたも振り返ってみて、コメントとか書き込みなんて、あまりしないですよね。
つまり、表からは批判者がめちゃくちゃ多いように見えますが、まともなことを言っていれば、実は、賛同者の方が多いってことです。
声がデカい=多数派と勘違いしないことです。
4 自分を中心に世界は動いているから
起業した理由はいろいろあれど、皆、依存された生き方をしたくない、と思ったはずなんです。
であれば、経営者はみな「自分を中心に世界が動いている」(byダン・ケネディ)と考えるべきなんです。
形は独立してるけれど、ビジネス的に、精神的には従業員根性丸出し、はそろそろ卒業した方がいいです。
嫌われるメッセージを発することができないのは、この従業員根性のせいかもしれません。
もちろん、それは傲慢になれとか、好き放題しろという意味ではありません。
自分がすべてをコントロールするんだ、というつもりでビジネスをしろ、ってことです。
ひとつ注意事項・・・
ちなみに、嫌われるメッセージをたくさん書くと、たくさんの反応があってハイになります。
で、いっぱしの発信者になった気になって、政治的な意見なんかを言うようになる人が少なからずいます。
その瞬間にビジネスがダメになった例を数多く見てきました。
あなたが発信するのは、あなたの専門領域に限ってください。
でないと、痛い目を見ますよ。
自分を中心に世界が動く。そんなビジネスをつくりたいあなたへ従業員根性丸出しの独立ではなく、自分がすべてをコントロールする。そんなビジネスをしたいなら、オススメはもちろん、ダン ・ケネディのコレです。 ↓ http://www.theresponse.jp/gold/ |
【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします