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筋トレは辛いよ

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From:寺本隆裕

先週の木曜日の話。
いつものように加圧トレーニングジムに行きました。

加圧トレーニングというのは、上半身は二の腕あたりを、下半身はフトモモの付け根あたりを、専用のベルトで締め付けて血流を押さえることによって、筋トレの効果を高めるトレーニング法。
軽い負荷でも脳が「こいつ、めっちゃトレーニングしてるやん!」と勘違いして、成長ホルモンを大量に出すというものです。

そのため、軽い重さの負荷でも効くので、安全。短い時間でもトレーニングの効果が出る。
というメリットがあります。

しかし、キツイ。。

トレーナーは僕の状態を見ながら毎回、負荷が少しずつ上がるようなメニューを組んでくれます。
例えば、加圧の「圧力」を少しずつ高めていったり、重りを調整したり。(腕立てをするときも、上から手で僕の背中を押さえたりします)

限界ギリギリかそれ以上の負荷になるようにしてくれるのですが、、、
キツイキツイ、、、

(こないだ知ったのですが、そこは結構追い込むタイプの「キツイ」ジムのようで。
僕はそこにしか行ったことがないのでそんなもんかと思っていたのですが、加圧を何年かやっている僕の友だちが「新しいジムを試してみたい」というので紹介した所、体験入会しただけで「あそこはキツイ、、、」と言っていました。
僕も吐きそうになったこと多数です。)

その日もいつものように腕に加圧ベルトを巻いて、プッシュアップバーという器具を使って腕立てをしていました。

トレーナー「はい、12回行きましょう。」「1・・・2・・・・・・11・・・」
寺本「(ぬぐぐぐぐぐーーー)」
トレーナー「12!」
寺本「フゥ。」

インターバル、2~30秒ほどで、
トレーナー「はい、次、10回行きましょう。」「1・・・2・・・・」
寺本「(ふぬぬーーーー)」
トレーナー「10!」
寺本「フゥ」

またインターバル、2~30秒ほどで、
トレーナー「はい、じゃ最後、8回行きましょう。」「1・・・2・・・」
寺本「(あああがががが・・・)」
トレーナー「3・・・・4・・・頑張れ!・・・5・・・・」
寺本「(おおおおおお・・・)」
トレーナー「フォーム崩れてますよ!気をつけて!・・・7・・・・最後一回・・・」「はーーーーち、、、」
寺本「(んんんんんぐぐぐぐ・・・・あ!)」

バタッ、、、最後の1回、上げきる事ができず、無念の失敗。

「あーーー行けそうだったのに、、、」
と、トレーナー。
「・・・・そ、、、そうでしたかね、、、もう腕は感覚がなくなってましたんで、、、
最後上げようと思ったら、フトモモとか肩とか、、、全然関係ないところの力で上げることになりますよ、、、」
ヘロヘロになりながら、トレーナーに説明する。

すると、
「いいんですよ。それで。腕はもう限界超えてるってわかってるんで、最後は気力ですよ気力。気合です。足の力でも肩の力でも、なんでもいいんで、とにかく上げることが重要ですよ。
今のは完全行けましたね。自分に負けましたね。気力ですよ。」

(・・・しまった!!・・・)

というのも、、、
「気力だ」という話は今、初めて聞いた話ではなく、トレーナーは普段から「頑張れ!ここからは気合ですよ!」と声をかけてくれていたからです。

トレーナーも負荷を「ギリギリアウト」くらいで絶妙に調整してくれるので、最後の1回は肉体的には限界が来ています。
上がるか上がらないかは、確実に「どうしても上げたい」という気力の問題だ、というのは自分でもわかっていました。

頭のなかを真っ白にして、自分の体を持ち上げることにだけ、100%の神経と気力を使う。
そうしないと、上がりません。

実際、「絶対上げてやる!」と思うときは上がり、
そうじゃなく、「今日は結構追い込んだし、こんくらいでいいんじゃ、、、」
という甘えが少しでも頭をよぎると上がらないのです。

でも今日はどうだったか?自分の発言を振り返ってみると・・・
「最後上げようと思ったら、フトモモとか肩とか、、、全然関係ないところの力で上げることになりますよ、、、」

・・・・

うぉーーーーー!!オレ、完全に言い訳してるやん!

薄々わかっていました。というか、完全にわかっていました。
どんな手段を使ってでも、たとえフォームが崩れようが、鍛えるところ以外のところの力を使おうが、、、「上げることに意味がある。」ということを。

そして、分かっていました。
「あきらめさえしなければ、上げられた」ということも。。。

筋トレに人生の縮図を見ました…。

ビジネスでも、「あともうちょっと、、、」を達成して成功するのに必要なのって、スキルでも経験でも回りの環境のせいでもなく、「情熱」「何としてでもやり遂げるという気持ち」「意思」だってこと。よくありますよね?

「言い訳のうまさと、成功の度合いは反比例する。」
帰り道、そんなダン・ケネディのことばが頭から離れませんでした。。。

今週は、頑張るぞ!

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寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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