From:小川忠洋
From:小川忠洋
西宮のスタバより、、
今日はメルマガを書く気分じゃないな。なんとなく。先週、1年間のビジネススクールが終わって、なんだか、気が抜けてる感じなんだよな。。。
この1年間。毎月、毎月、新しいセミナーを作って、講師をやって、、みたいなのを繰り返してきたわけだから、、、なんだかホッとしてしまってね。。。ま、先週のブログにも書いたけど、ビジネス的に言えば、ここからが本番なんだけどね。この1年はめちゃめちゃ時間を投資して、マーケティングコースの骨格を作っていったわけだから。これからは、その投資した時間がリターンになってくるフェーズだからね。
ま、とは言え、このビジネススクールは、元々は収益だけが目的でやったわけじゃないんだけどさ。
ってのも、何ヶ月か前の中谷さんのインタビューであったと思うんだけど、、、なんで仕事するの?みたいな事を聞かれたことがあるんだ。ビジネススクールも何でやるのか?みたいなね。(ぶっちゃけその時間を社長業をやったりセールスレターを書いたりする方に投資したほうがリターンは大きい)
んで、その時、どんな事を話したかは、細かい事までは覚えてないんだけどね。このビジネススクールやる時に考えたんよ。
「自分を使って何ができるか?」
って事をね。自分と言う人間を使って、できる”貢献”は何だろうか?と言う事を考えたんだ。限られた時間の中で、何をするのが一番の貢献になるだろうか?ってのをね。。。
そうすると、オレが多少、人よりも優れた事ができるとしたら、やっぱりダイレクトマーケティングかなと。。。経営者としては二流だし、マネジメントも、ま下手ではなくなったと思うけど、まだまだ平凡なレベル。そんな中で、ダイレクトレスポンスマーケティングとか、セールスレターのコピーライティングの知識だったら、恐らく平均よりも上だろうと。。。人に教えるくらいのモノは持ってるだろうと。。。そう思ったわけ。
なので「自分」という”駒”を使って、何ができるかを考えた時に、、、ダイレクトマーケティングを教えると言う事をやらなきゃならんな。。。と考えたわけ。それでビジネス・スクールをやりはじめたんだ。。。
こんな考えが出てきたのも、実は「渋沢栄一」という人の本を読んで、とっても影響を受けたというか、、感銘を受けたからなんだ。。。そのころ、売上もそれなりに順調に上がってるけど、自分自身の成長や充実感が感じられなくなってきて、なんというか、つまらなくなってきた時期だったんだよね。その時に彼の本を読んだんだ。
この渋沢栄一って人。おれは正直、勉強不足で知らなかった。超偉大な日本人。なんてったって、生涯で500以上もの企業を作ったと言う。数も異常だが、その企業がただの中小企業じゃなく、日本を代表する大企業になっているから、想像を絶している。
こんな人間が日本にもいたのか!
と思うほどの衝撃だった。坂の上の雲の東郷平八郎とか竜馬がゆくの坂本龍馬にも衝撃的に感動したけど、、、渋沢栄一はビジネスだから、その影響ってか、すごかった。同じビジネスマンとして、こんなにも素晴らしい人間がいたのか!!と。。。なんで歴史の授業でこの人の事をもっともっと詳しく教えないんだと、、、(そうすれば今の起業家も変わっているだろうし、起業家になりたいと言う夢をもつ子供が増えるだろう)
ピーター・ドラッカーは渋沢栄一の研究に日本に来て、
「企業の社会的責任と言う面において、
渋沢の右に出る者はいない」
とも言ったと。。。おいおい。ドラッカーが研究してた日本人がいるなんて、、、知らんかったで!ってな話。。。
まあいい。渋沢栄一。本が出てるから読んでみてよ。「論語と算盤」という本。素晴らしい。起業家としての考えがガラっと変わるかもしれない。特に、あなたがダイレクトマーケティングやセールスなどを習得してそれなりに成果が出ているなら、なおの事オススメだ。(成果がまだ出ていないならマーケティングをもっとやって売上アップにフォーカスした方がいい。能力がない理想は戯言になる)
さて、とりとめもなく書いてしまったが、もし、機会があればあなたも考えてみるといい。金儲けはもちろん大切だ。それが下品なわけじゃない。それは今の世界を回している原動力で崇高なものだ。でも、、、ある程度いくと、つまらなくなる。年収もおそらく3000万円以上になると、他の人よりどれだけ多いかが重要で生活レベルや満足度、充実感に大した変化はない。売上だってそう。10億が20億になっても問題が増えるだけ。20億が100億になっても同じだろう。(昔パソナの南部さんのインタビュー企画の時聞いたけど、売上1000億になっても金の問題と人の問題はなくならないと言っていた。。。残念!)
しかし貢献できる価値は変わってくる。扱うお金が増えれば増えるほど、いろんな事ができる。売上を上げることができればその分たくさんの人に価値貢献をすることができる。それはただの数字ではない。それは変化である。。。
だから、考えてみるといいかもしれない。
「自分」という駒を使って何ができるのか?何に貢献できるのか?
何かいいインスピレーションが生まれるといいね。
-小川忠洋
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