From:北岡秀紀
FROM:北岡秀紀
先週の日曜日、コンサルタント起業プログラムの第三期の最終日でした。
今回のコンサル起業プログラムは、私の師匠である西田光弘さんが出席してくださいました。
(私はずっと「勘弁してください」と言っていたのですが、結局、なし崩しで参加されることになったというほうが正しいのですが(苦笑))
最終日ということで、その西田さんと友人の経営者Sさんと3人で飲みにいく事になりました。
起業家の奥さん論であったり、グーグルアナリティクスがいかに解析ソフトとして「『穴』リティクス」かという話であったり、価格設定の話であったり、ビジネスエロトークが炸裂しました。
その中で私が驚いたことは、コンサルタント起業プログラムで私が受講生の方にお伝えしていた内容の多くで、西田さんから学んだことを話していたという事実です。
「セミナー営業の○○って話や★★という話は『××』という教材。△△の話は『■■』という教材で私が話していたことですよねぇ」と指摘を受けてビックリっ!
そんな意識すらありませんでした。
でも、後日会社に戻って、西田さんの教材を改めて見てみると、「確かに書いてあるっ!」。
ちなみに私は通常、教材を作る際、セミナーをする際は、関連する書籍を大量にチェックします。
提供する知識にモレがないかなどをチェックするためです。
ただ、コンサル起業プログラムに関しては一切参照していません。
そもそも類似書籍もありませんので。
にも関わらず、相当に西田コンテンツに毒されている事実に本当に驚きました。。
指摘されていなければ、今でも気付かなかったでしょう。
いつのまに??
当然、私たちがお伝えしている方法論や考え方が100%私のオリジナルである、なんてことはありません。
ダン・ケネディやジェイ・エイブラハムなどの書籍や教材から影響を受けていますし、身近な人でも小川忠洋さんや寺本隆裕さんの影響も受けているのは、よく感じます。
そして影響を受けた方法論や考え方の出典は、できる限りお伝えしているつもりです。
しかし、一方で知識というのは、霜降りのように自分の知識と他の人の知識が混ざってしまって、出典さえわからない、ということもあるわけです。
それが、私の場合、西田さんだったということになります。
霜降りは選択できない
霜降りが入った牛は、自分が霜降りであることには気付いていません。
知らず知らずのうちに霜降り化していきます。
あなたが普段とっている行動も、自分の意志によるものと思うかもしれませんが、その霜降り化した誰かの価値観や方法論かもしれません。
それ自体が悪いとか良いとかはありません。
しかし、理解すべきは、一度霜降り化してしまえば、それを取り除くことは困難だということです
だとすると・・・
変な知識や間違った価値観で霜降り化してしまうと、その行動もおかしなものになるわけですから、当然結果も出ません。
知識や価値観は、知らず知らずのうちに霜降り化します。
「これは霜降り化して、これはしないでおこう」なんて選択はできません。
マズい霜降りにならないために
ならば、変な霜降りにならないようにするためには、初めからおかしな知識や価値観を入れないようにするしか方法はない、ということです。
やれ無農薬だ、化学調味料を使ってないものだ、と食べ物には気を使うのに、取り入れる情報を気にしないのは相当矛盾しています。
来年は、誰から、何から、情報を得るのか?得ないのか?
ぜひ考えてみてください。
そして、年末年始のお休みに、いらないと決めた書籍、メルマガ、教材全部捨ててしまいましょう。
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