From:北岡秀紀
FROM:北岡秀紀
先日、棚を整理していたところ起業した当初につけていた日報、みたいなものを発見しました。
つけていた、というのはかなり大げさで見事に2日で終わっていたのですが(苦笑)
朝起きてから、夜寝るまで、どんなスケジュールで、どんなタスクをこなすのか?をあらかじめ計画し、実績を記入するというようなシートです。
(下からダウンロードできますので、自由に使ってください。)
このシートを見るとメルマガを書く、ランディングページを作るなど、様々なタスクが書かれていて、計画では10時間で終わる予定が、17時間かかっていた、ということがわかりました。
それで「今、同じタスクをやったら多分5時間で終わるだろうな」と思い、ほぼ同じタスクを準備し遊びでやってみることにしました。
その結果。。。キッチリ5時間で終わりました。正式に言うと、50分×5セットなので、250分ですが。
(それにしてもHTMLをいじってランディングページを作るなんて久々でしたが、やっぱり嫌いな作業でした(笑))
なぜ3分の1の時間で仕事が終わるのか?
つまり、起業当初17時間かかっていた仕事が、今では3分の1以下の時間で終わってしまったことになります。
これだけのスピードの差を生んだのはなぜなのか?
それは、大量に行動して「慣れ」たからに他なりません。
慣れれば、仕事が速くなるというのは経験的に理解できますよね。
つまり、逆に言えば、「慣れる」ためには大量の行動が必要なのです。
ビジネスで成功している人の話を聞くと、「いかに短い時間で成果をあげるか?」という話が説かれています。
そして、私たちはそれを読んで学ぼうとします。
それは悪くありません。
しかし、注目すべきはその人たちの大半も、当初はめちゃくちゃ働き倒しているのです。
その結果として、「効率」「ワークライフバランス」と言い始めているのです。
初めから「ワークライフバランス」とかほざいていたら、休みはしっかり取るけどビジネスパーソンとしては失格・・・まちがいなく彼(彼女)の成功はないでしょう。
意図的にバランスを崩す
ですから、重要なことは、意図的に仕事とプライベートのバランスを崩し仕事を大量にやるということ。
そして、能力があがったらはじめて「ワークライフバランス」を考える、ということが重要です。
ちなみに現在の私は朝6時から仕事をはじめて11時には終えています。5時間程度ですね。
しかしそこに至るまでに、2回めちゃくちゃ働いている時期があります。
一回目は新卒で入社したベンチャー企業にいた時。
24時間営業の店舗で働いていたのですが、店に住んでいました。
2ヶ月くらい家に帰らなかった時期もあります。
ちなみに、当時、お店の有線放送で当時やたらと流れていた、氣志團の「One Night Carnival」を聞くと、当時のお店にしみついていたタバコのニオイを思い出し、胃がキューっとなります。
それから2回目は起業した当初。
朝起きたら机に向かい、ご飯も机に向かいながら。
机から離れるのは、トイレと寝る時とたまにシャワー。
桑田圭祐さんがかなり好きなのですが、当時エンドレスでかけていた、あるアルバムの曲だけはどれを聞いても、未だに吐き気をもよおすくらいです。
どうも私の記憶は音楽と結びつけられているようですが・・・
あなたはそれくらいがんばったという時期はあるでしょうか?
やらない言い訳
遊びと仕事を両立、ワークライフバランス、家族を大切にする・・・
「人生のバランス」は非常に重要なことだと思います。
でも、それを獲得するためには、まず意図的にバランスを崩すという時期も必要です。
その現実に目を向けるべきです。
もしビジネスはじめてから、そんな時期が一切ないなら。。。
そりゃ、うまく行かなくて当然です。
がんばらない言い訳に「人生のバランス」を使っていませんか?
働かないためには、相当、働く必要があります。
この真実にもっと目を向けるべきです。
追伸
冒頭に出てきた日報のテンプレート差し上げます。
日報としては2日で終わってしまいましたが、
・たまに自分の時間の使い方を見直す
・新人の時間の使い方をチェックする
というのには、ずっと使っています。
左の段に予定、右の段に実績を書き込みます。
右側の空きはタスクを書いた付箋を貼る為のものです。
ぜひ活用してみてください。
活用してどうだったかという感想なんかも、コメントいただけるとうれしいです。
ー 北岡秀紀
お客さんの立場から必要とされる営業マンになる新しい戦略
(お客様の声) ★★★★★ 豊田様 こちらから「セールスさせてください」ではなく、 お客様のところへ出向く30分前に読み返す、私にとっての必読の書になりました。 |
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