From:北岡秀紀
FROM:北岡秀紀
セミナーに来てくださった方との懇親会をすると良く出てくる話題が読書です。
私がどれくらいの本を読んでいるのか?
どうやって本を読んでいるのか?
どんな本がオススメなのか?
などなど・・・
セミナーに来るくらいの方ですから、非常に勉強家です。
大量に読書をしている方も多いです。
ただ客観的に見ると、「本を読むこと」そのものが目的化している人が非常に多いです。
しかし、本は活用してナンボです。
本はどれだけ読んだか?ではなく、活用してはじめて役に立ったと言えます。
そこで、本を読むのではなく活用するための7つのポイントをあなたにもシェアしたいと思います。
1 全部読まないと・・・という思い込みを捨てる
本を一冊丸々全てを丸暗記したり、全てを理解することは出来ません。
それはどれだけじっくり読んだとしても、です。
必要なポイントだけ学ぶことが出来ればいい、とあきらめることです。
もちろん他にも「いいこと」が書いてある可能性はあります。
しかし、その可能性は少ないですし、その少ない可能性にかけるほどの時間があるなら、他の本を読むほうがよほど投資対効果が高いです。
2 目的を決める
では、必要なポイントはどこなのでしょうか?
それを理解するためには、本を読む目的を明確にする必要があります。
売上アップのヒントを見つけること?
マーケティングのフレームを理解すること?
「これがわかればOK」というゴール地点を持ちましょう。
そうすることで、それ以外を捨てる、という意思決定がしやすくなります。
3 同じテーマの本を5冊以上、まとめて読む
以外とやらないのがコレ。
学びたいと思う分野に関しては、必ず5冊以上まとめて読むことです。
なぜなら一人の著者の視点だと偏り過ぎている可能性があるからです。
また、同じことを伝えていたとしても、この著者の言い回しなら理解できるけど、こっちの著者の角度から言われると分からないなんていうこともあります。
複数読むことで様々な角度から物事を見ることとなり、自分なりの考えを持ちやすくなります。
4 良い本を聞く
読もうと思っている分野に詳しい人が周りにいれば、その人に良い本を聞いてください。
そんな人が近くにいない。。。と言う場合もいい方法があります。
大きな書店の店員さんでその棚の担当の方に聞いてみてください。
そこら辺の人より相当詳しいです。
また、その分野の古典的名著というのは、古典である理由があるわけですから必ず押さえましょう。
5 専門分野以外は60点でOK
自分の専門分野以外の本を読む場合、100%マスターすることはあきらめましょう。
なぜなら100%というのはあり得ないから(専門分野であっても、ですが)。
そして、60〜70%を超えると学習効率が異常に落ちるからです。
つまり、同じ40点アップでも、20点を60点にするのと60点を100点にするのとでは、あきらかに難度が違うことがわかると思います。
ある分野だけに絞って勉強していると、ある程度を超えると、どの本を読んでも「この話どこかで見たことがある・・・」となります。
もちろん1箇所程度は勉強になるかもしれませんが。。。
今までなら1冊から20個もポイントを見つけられたのに、ひとつしかみつけられないのは効率が悪いですね。
その分野を極めたいと本気で思える専門分野に関しては、それでも仕方がありません。
しかし、それ以外の分野に関しては、60点でOKと考えてください。
60点というのは、何となく理解できて、ある程度人に説明できるレベルと思ってください。
6 大きなところから理解する
細かな部分を理解しても仕方がありません。
大枠、フレームを理解するようにしましょう。
5冊一気に読む場合、目次から構成を理解すると、その点が押さえやすくなります。
7 1回で読もうとしない
どうせ1回で全部は理解できません。
ならば同じ60分を1冊の本に使うなら、60分じっくり読むより、20分×3回で読むようにしてください。
それだけで理解力は飛躍的に上がります。
究極の秘訣
以上7つを理解していただいた上で、本をたくさん読むための究極奥義を教えましょう。
それは・・・「本を読む時間をブロックする」ということです。
本を読めないという人の大半は、本を読むための時間を取っていません。
私の場合、必ずスケジュール帳に本を読む時間を取ってあります。
だからこそ、読書家はたくさん本を読めるのです。
忙しくて本が読めない?
違いますよ。
本を読まないから、いつまで経っても忙しいんです。
本を読んで自分を高めることほど、自分の仕事効率を上げられるものはありません。
ー 北岡秀紀
忙しくて本が読めない? なら、この本を読んでいください。(お客様の声) robin様
1週間しか経っていないのもう生活に変化が出ました。 |
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