FROM:北岡秀紀

先週の土日（7月21,22日）はコンサルタント起業プログラム東京校の第二期の最終日でした。
まだ講座が終わっていない段階ですが、自分のビジネスで売上アップしたとか、コンサルティングの仕事を初受注できたとか、うれしい声をいただいています。
私自身この講座は2回目ということで、講義内容もブラッシュアップでき、さらに「使えるもの」になったという手ごたえがありました。

最終日ということで「今まで聞けなかったことが聞きたい」と、受講生の方々からたくさんの質問をいただきました。
メール上では掛けないようなブラックな話だったり、私のブランディングが完全崩壊するような話だったり（苦笑）、ぶっちゃけトークもたくさんしました。

その中で目立って多かった質問がありました。
その質問とは
「なぜ初年度からたったひとりで年商4000万円もあげることができたのか？」
というものです。

一般に中小企業向けのコンサルタントの場合、労務提供型ということもあり1500〜2000万円がMAXと言われています。
そこで4000万円を一人で、しかも初年度から売上を上げることができたのは、なかなかの成果だと思います。

実際、その理由を全て挙げればキリがありません。
パッと思い浮かんだだけでも20個以上ありましたから。

しかし、その中でも重要だと私が考えるベスト３をあなたにシェアしたいと思います。
もし自分でビジネスをしているなら、きっと役立つ内容だと思います。

第3位　80：20を意識して仕事をしている

この『ザ・レスポンス』を読むような勉強家の方であれば、80:20の法則を一度は聞いたことがあると思います。

成果の80％は全体の20％の仕事から生み出される
利益の80％は20％の顧客から生み出される

などなど、成果の80％は原因や努力の20％から生まれる、というものです。

もちろん全てが80：20になるわけではありませんが、成果には偏りが出ることは間違いありません。
私は、仕事をする場合に、80：20のコンセプトを知らないうちから、これは成果に直結する仕事か？ということを絶えず意識してきました。
巷の本などを見ると効率を高める方法はよく解説されています。
しかし、成果が出ない仕事をいくら効率よく早くやっても、成果が出ないことには変わりありません。

成果に直結しない仕事をいかに捨てるかが、ポイントです。
捨てるというのは、かなり勇気がいることですが、それが出来るだけで成果があがるものだけに集中することができるようになり、結果として、当然成果が上がります。

「一見ムダに見えるものが大切」という話があります。
それは正しい、と思います。
しかし、その言葉を言い訳にして、ムダを抱え込んでいることが大半です。
だから一度、捨ててみる。
そして、悪影響が及べば、また元に戻せばいいのです。
スタートアップの小回りの効く段階において、それは難しいことではないはずです。

第2位　時給を意識して仕事をしている

あなたは自分の時給が答えられますでしょうか？
また、どれくらいの時給があれば、満足でしょうか？

欲しい年収を紙に書いたりしている人は、まぁいます。
（それでも、ごく少数派でしょうが）

しかし、その年収を働く時間で割って、時給まで算出している人はいません。
少なくとも私が会った人の中で、そうしている人はいませんでした。

時給を決めると、全ての仕事に基準ができます。
すなわち「今やっている仕事の時給はいくらなのか？」ということです。

たえず今やっている仕事の価値を意識することとなり、結果として、余計な仕事を減らすことができます。
「80を産む20」かどうかを判別する指標になるのが時給と考えればいいでしょう。

第1位　時流に乗る

実は、私はオフラインの集客の方が得意です。
しかし、起業した当初、あえてインターネットマーケティングを全面に出しました。
（そのイメージが強くて、今でもインターネットマーケティングのコンサルタントだと思われることも多いですが）

理由はシンプルで、私が起業した7、8年前、インターネットを使ったマーケティングを理解できる人がほとんどいなかったからです。
一方で、ネットが伸びているのはみんな知っていて、取り組まないといけないという意識はありましたから相当な需要がありました。

おかげで成長期に乗っかってビジネスを展開できることとなり、割と簡単に早く成功することができた、というわけです。

「時期が良かった、運がよかったなんて言われたら、私には使えない」と感じるかもしれませんが、それは違います。
なぜならその時流に乗っかれたのは、全てのビジネスにおいて根本となる集客方法・マーケティングを理解しているからこそです。

集客方法・マーケティングを正しく学べば、時流に乗っかることが比較的容易です。
だから、この『ザ・レスポンス』を読む、ネット集客の教材やセミナーを学ぶというのは間違いなく正しいと言えます。

いかがでしょうか。
以上が私が考える、初年度からビジネスがうまくいった理由ベスト３です。

あなたにとってもベスト３になるかどうかはわかりません。
また、決して「私が成功者である」なんていうつもりはありません。
私よりもよほど成果をあげている方もいますし、まだまだやりたいこともたくさんありますから。

しかし、ここであげた3つはビジネスをすることにおいて、全て重要な考え方ばかりです。
思ったようにうまくいかないと悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてください。

ー 北岡秀紀

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