From:小川忠洋
From:小川忠洋
新大阪のスタバより、、、
日本人として、知っておかないと大きな損失になる事がある。その一つ。僕が強く感じるのは、日露戦争の話である。日露戦争の話は司馬遼太郎の「坂の上の雲」という本に詳しい。この本は僕がめちゃめちゃ好きな本の1つ。2,3回しか読んでいないが、今、この瞬間、記事を書いている時にも思い出して読みたくなるほどだ。
安心して欲しい。歴史の話をするわけではない。しかし歴史から学べる事はたくさんある・・・孫氏の兵法がビジネスに適用されているように、適用できる事はたくさんある…
そんなに大切で、世界の歴史の流れに革命的なインパクトをもたらした日露戦争の話を僕らの世代はほとんど聞いていない。これは日本人として大きな損失であると思う。ダイレクト出版では、ドクターモルツのサイコ・サイバネティクスと言う商品を売っている。いわゆる、セルフイメージを健全に保ってそれを育てていくためのプログラムだ。最近、思う。セルフイメージを育むためには、こういう歴史を学ぶのが非常に重要じゃないだろうか。
少なくとも、僕個人に関して言えば、日露戦争の話を聞いて、日本人である事をとても誇りに思ったものだ。詳しくは是非、坂の上の雲を読んでもらいたい…
騎兵の革命
坂の上の雲の主人公の一人で秋山好古という人がいる。この人は陸軍で騎兵隊を率いることになった。しかし、日本には昔からロクな騎兵がいなかったらしい。外国から視察に来た人は、「こんなにちっちゃい馬がいたのか?」ってびっくりするくらい世界的にはしょぼい軍隊だったようだ。
ところが秋山の騎兵隊は、日露戦争でめちゃめちゃ大活躍する。当時、陸軍で世界最強だったロシア軍を相手にバッタバッタと敵をなぎ倒していったのだ。ー秘密を知りたい?
秋山騎兵隊が素晴らしく活躍したのは、何も彼らがめちゃめちゃ勇敢だったからではない。気合と根性(もちろんそれも多分にあるが)がとんでもなかったわけでもない。それには秘密がある。
戦争になる前、秋山は偶然、外国に視察に行く機会があった。そしてその視察の時に、彼は見たのだ・・・
機関銃を…
そして彼は機関銃を騎兵に持たせることにした。なので、どんなに最強の陸軍が攻めてこようと、機関銃でバッタバッタと敵をなぎ倒したのだ。ちなみに、当時の日本とロシアを比べると国家予算で10倍以上の差があり、軍隊も10倍以上。そしてロシア陸軍は、世界最強と言われていた。そんな誰がどう見ても、日本には絶対勝ち目がないと思う状況で、圧倒的勝利をあげた。(ちなみに、あまりにその勝ちっぷりが凄まじかったので米国のルーズベルトが恐れたと言われている)
さてこれからあなたは何を学べるだろうか?
答えは簡単だ。武器である。武器の変化が圧倒的な勝利をもたらした。他にもいろんな例がある、確か古代エジプトとかあのあたりの話でも戦車で革命が起きている。例えば、織田信長が天下を統一できたのも、武器が鉄砲になったから、武器の変化である。武器が変化することによって戦争のルールが変わってしまう。
武器とは戦術である。戦術に詳しくなければ、効果的な戦略も立てられない。戦術を知らない将軍に戦略はたてられっこない。あなたのビジネスでもそうだ。
戦術なくして戦略はない…
戦術を知らなかったら何もできない。PPCだとかアフィリエイトだとか、セールスレターだとか、そういった戦術を何も知らなかったら圧倒的な成果を上げることはできない。
だから、少なくとも最初のうちは、そういう仕事を経営者自身が自分でやる必要がある。こういう仕事は非常にめんどくさいので、すでに部下が何人もいる人は、部下に学ばせて部下にやらせようと思うかもしれない。しかし、それでは優れた戦略は立てれない。
僕はそういう人を何人も見てきた。自分自身で専門知識、専門スキルをつけようとせず、マネジメントでなんとかする、人脈でなんとかする、そう思っている人が素晴らしい成果を上げているのを見たことがない。
セールスレターの書き方。PPCの広告管理、アフィリエイトのマネジメント、メルマガのライティング、あるいはドリームウィーバーでHTMLいじってWEBページを作ってみる。どれも、これもめんどくさい。手間である。
しかし、それは必要な手間である。
なかには、ビジネスのルールを変えてしまうような武器もある。武器が変われば、武器が分かれば、全く新しい次元の戦略を立てて、圧倒的に勝つことができる。実際、今までの歴史はそれを証明してきている。
あなたはどうだろう?
必要な戦術を身につけているだろうか?自分が持っている武器を使いこなすことができているだろうか?ルールを変えてしまうような、圧倒的な武器を探し続けているだろうか?
それとも…
ー小川忠洋
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