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学んでも成果の出ない人

2012.4.23 | ,
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From:小川忠洋

From:小川忠洋 ダイレクト出版

大阪のスタバより、、、

「一体、その二人の何が違うんですかね?」

昨日、ビジネススクールが終わった後、初めての懇親会を開いた。(僕の場合、懇親会を開くことは珍しい)そこで参加者の一人と話していた時のこと…

その人はこの1年でレスポンスと出会って、いろいろな情報を学んで、年収が10倍になったと言う…「すげぇ~ちょっと分けてくれ!」と言ったがあえなく却下された(笑)

よくよく考えると、このビジネススクールの参加者はレベルが高い。何故なら、僕が知っている範囲でも年収1億前後の人が5人はいるからだ。50人のスクール参加者のなかで5人だからスゴイ割合だ。他にも数千万クラスならごろごろいるんじゃないか?基礎コースなんだが…

ま、稼いだ金額なんてどうでもいい。それはゲームのスコアにすぎないからな。年収が3000万だろうが3億だろうが充実感は大して変わらない。大切なのは、価値提供であって点数はその見返りだ。

「なんで、そんなに成果でたんですか?なにがキッカケで??」

「いやぁーキッカケなんてないですよ。やれる事全部やっただけだし、、、しいて言えば、、」

「強いて言えば?」

「競合が甘かったのかなぁー…ウチの業界は競合がめちゃめちゃ弱いんですよね」

「そうなんですか。」

競合が弱い業界で、バリバリのダイレクトレスポンスマーケティングを使えば、そりゃ成果はでるわな。そういう人は他にもたくさんいる…でも、まだ納得出来ない。気になる点があった…

「でもね…競合が甘いって言っても、競合だって同じような情報に接してるわけでしょ。何もあなただけ特別な何かを授かったわけじゃない。何が違うんですかね?スグに成果の出る人と、いつまでたっても成果がでない人、何が違うんですか?」

「そうですねぇ~。恐らく、その前だと思いますよ」

「その前?」

「そう。上手くいきだす前は、本当に酷かったんです。月商が6000円だった事もあります。6000円ですよ!6000円!だいたい平均すると、そのころは月10万くらいの売上しかありませんでした。結婚して嫁もいる状態ですよ。」

「マジで!?それはヤバイじゃないですか?!」

「そうですよ。本当にヤバイんですよ。だから、必死でしたよ…」

情報を得て、マーケティングを学んで、スグに行動する人と、いつまでたっても行動しない人がいる。まるで評論家みたいだ。

もちろん、後者は結果がでない。

その二人の違いは何なんだろう?と思って聞いてみたが、その答えはこの酷い時代にあるのかもしれない。ガンガン行動する人は、とってもしんどい時期がある。

とってもしんどい時期に比べたら、行動することなんて屁でもない。だから、言われた事はどんどんやる。

しかし、酷くしんどい時代がない人は、、、ぬるーく、まぁ食っていく事はできるかな、、、くらいの状態をずっと続けている人は、行動力がない。なぜなら、ずっとその状態にいるから、慣れてしまっているからだ。コンフォート・ゾーンと呼ばれる、心地良い状態になってしまっている。

何か新しく、とんでもない事をするよりも、毎日、普通に過ごしていれば、まぁ、そこそこ生活はできる。意識的にはここから抜けだしたいと思っていても、無意識的にはこんな状態が心地良くなってしまっているのだ…

今の状態が、心地よくなったら危険である。

それは成長が止まった証だ。成長している最中ってのは人間、たくさん失敗するし、たくさん恥をかく。たくさん緊張する場面がある。

そして、たくさん学んでいく。

「一体、その二人の何が違うのか?」

冒頭の質問の答えは、秘密のノウハウでも秘密のツールでも最新の方法でもない。その答えはなにか?あなたは見つけることができただろうか…?

小川忠洋
ダイレクト出版

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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