From:小川忠洋
From:小川忠洋 ダイレクト出版
大阪のスタバより、、、
『小川さんって心配になる事ないんですか?』先日、ある社員とランチを一緒にしてる時、こんな事を聞かれた。
心配になる事か・・・
ちょっと自分の考えを見返してみた。しかし、最近はあんまりない・・・という事に気がつく。
会社を経営していれば、いつお金がなくなって回らなくなるか?という心配は絶えない。
もちろん、経営者じゃなくても、お金の悩み、心配は誰にもあるもの。住宅ローンは大丈夫か?自分の将来は、老後は大丈夫か?などという心配はいくらでもある。
僕自身も会社の金回りがヤバいって時には、会社の事や家族の事などを考えて将来を心配した事だってある。
そんな僕が最近はあんまり心配事や不安もなくなってきたのはちょっとした考え方だけの話だ。
結局のところ、心配なんてのは、愚痴みたいなもんで、単純に、何かを怖がっているだけのはなし。
●●だったらどうしよう・・・■■だったらどうしよう・・・
いくら心配したところで、悪い結果を引き寄せはしても、何かいい事が起きるなんて事はない。
そして、もし悪い事が起きるとしたら、それは避けられないから受け入れるしかない。
最近の自分の考えを振り返って気がついたのは、常に考えている事は、
●●だったらどうしよう・・・
ではなく、
●●するにはどうすればいいか?
という事ばかりだった。どうすれば良くなるか?どうすれば、悪い事を防げるか?
「どうすれば?」
という言葉を自分に投げかけるのと、
「どうしよう」
という言葉を自分に投げかけるのでは、雲泥の差である。それも、毎日毎日人間は考えているわけだから、毎日毎日その差を積み重ねたら天と地ほどの差になるだろう。
どうすれば?という言葉は、行動を生み出す。どうしようという言葉は、何も生み出さない。
どうすれば?どうすれば?と常に考えていれば、あなたは常に行動にフォーカスしている事になる。
悪い予測があったとしても、それに対して次から次へと行動を取る事になる。そうすれば、悪い予測は防げることが多い。
何のリサーチだったか忘れたけど、94、5%の不安や心配事ってのは現実には起きないものばかりだそうだ。
不安や心配ってのは、放っておくと心を蝕んでくる。病気と同じで小さいうちに手を打てばたいした事にはならない。
借金が膨らんだらどうしよう・・・と毎日考えていても、精神的に辛くなるだけ。どうすれば、この借金をなくす事ができるか?と毎日考えていれば、中にはいいアイディアが生まれるかもしれない。
どうしよう・・をどうすれば?
に変えるだけで、人生は大きく変わるんじゃないだろうか?
【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします