From:小川忠洋
From:小川忠洋
大阪のスタバより、、、
しつこい男は嫌われるのか?僕の妻のランは、時々、しつこく男に言い寄られる事がある。多分、ちっちゃいからマニアな人に受けるのかもしれない。(もちろん、僕もマニアの一人っって、わけじゃないので誤解のないように)えへん。さて、彼女は昔から好かれた男にはしつこく付きまとわれてた。なので、そんなんが大っ嫌い。
最近もそんな事があった。詳しく書きたいところだが、そんな事を書くと、僕が家に「ただいまぁー」と帰ったときに落雷にあって死んでしまうので止めておこう。とにかく、彼女はしつこい男が大っ嫌いだ。(こういうしつこい男の特徴は、軽く一線を超えてしまうところ。それってやったらダメだろ、、みたいな事を軽くやっちゃうところ)
最近の事例も、もうかなり嫌われてて”見るだけで鳥肌立つ”というくらいなのに、向こうはあんまり気づかずに、どんどんアピってくる。はぁぁぁぁ、かんべんしてくれよって感じだ。
どうやら男女関係では、しつこい男はあんまりいい評価は受けないみたいだ。もちろんこれは男女関係の話。
マーケティングと男女関係は違う・・・
マーケティングにおいてはどうだろう?しつこい男、じゃなかったしつこい会社は嫌われるのか?買わなかった人には、ハイさよなら、というようなあっさりした会社が好かれるのか?それとも買わなかったお客にもずっとアプローチし続ける会社がいいのか?
答えは簡単。ことマーケティングにおいては、しつこい男は嫌われるの法則は当てはまらない。それどころか、しつこい男の方が結果的には大きな成果を出すことになる。(しつこい男じゃなかった、しつこいマーケティング)
あるリサーチによれば、以下のような事が分かっている。
つまり、最初にNOと言った人のほとんどが、その後もしつこくアプローチしていれば、購入にいたる・・という事。だから、男女関係と違って、1年でも2年でも追いかけ続けていたほうがいい。これがフォローアップというもの。
このメルマガ、レスポンスでも、最初は、なんとなく読み流してたんだけど、半年くらい前から読むのが日課になって、今では毎日、読んでます。なんて人もたくさんいる。それらの人のほとんどは、いつ、どういう動機で、どんな風にこのメルマガを購読したのか覚えていない。なんだか、いつの間にか来るようになっていた。という人がほとんど。
もし、ここで、何回か商品のオファーをして、買わなかったからと言って、メールを送るのを止めていたらどうなっただろうか?・・・上のリサーチによれば、理論上、それは売上の8割を失うことになる。
ほとんどの社長・起業家は、新規客の獲得ばかりを血眼になってやっている。見込み客をいかに集めるか?という事ばかりに目がいってしまっている。そして、その見込み客、あなたのオファーにノーと言った人、その人たちのフォローアップの事なんてすっかり忘れてしまっている。
結果として、大きな売上を失う事になっているかもしれない。
今の時代、様々なツールを使ってそのフォローアップを自動化することもできる。ステップメールなんかがいい例だ。ステップメールとは、あらかじめ設定したスケジュールに沿って、メールを配信するシステムである。1日目はこれ、2日目はこれ5日目はこれ・・・・みたいな感じで。
インターネットマーケティングの世界では、このステップメールなんてのは常識的なツールだ。が、元々、オフラインの商売をしていた人が、オンラインで広げたいなんて事を考えているなんて人にとっては奇跡のようなツールだ。
ステップメールを上手に使う事によって、フォローアップを簡単に実現することができる。(ちなみにウチで開発したDRMというステップメールのシステムはDMさえもステップで送る事ができたりする)
商品への関心は消えてなくなるのか?
考えてみよう。あなたに何らかの情報を求めにきた人というのは、あなたの売っている商品に関して、何らかの関心があるわけだ。それが、今すぐ商品を買わなかったからといって、その関心がなくなるわけではない。
・その人は今、いろいろな情報を集めていて、関心を膨らませている状況なのかもしれない。
・あるいは一旦、興味を失うかもしれない。しかし関心は、心の奥底に眠っているので、いつか何かのきっかけで、「あ、やっぱりアレが必要だ」なんて思うかもしれない
そのような見込み客のタイミングというのは、こちらでは、全く分からないものなのだ。いつ、相手が”買う”という状態になるか?いつ相手が、”買える”状態になるか?それらの事は、あなたのコントロールできる範囲ではない。
できる事はただ一つ。目の前にいる事。
”買おう”と言う状態に見込み客がなったとき、、、、そのときに、あなたの商品が、選択肢として目の前にある事だ。そして、できれば、あなたの商品が真っ先に頭に浮かんでくるようにする事だ。
それを実現するためには、、、
しつこい男にならなきゃいけない
ー小川忠洋
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