本日はゲストに有限会社WINKSの代表取締役である中谷さんをお呼びして、小さい会社の採用戦略についてお話いただきたいと思います。
実績としては、求人広告を出しても応募者が1人しか来なかった会社が、あることを変えただけで月間で25人も応募してくるようになった方法です。
更にこれは中谷さんの他の塾生さんも実施し、効果を出しておりますので、再現性もある方法です。
求人に悩んでいる中小企業の社長さんは、是非最後までご覧ください。
ズバリこの方法は、応募者を面接に呼ぶのではなく、研修に呼ぶという方法です。
まずは研修に参加してもらって、そこで入社したいと思ったら面接に進んでもらう方法です。
この方法は、応募者目線で様々なメリットがあります。
シンプルに、面接に応募するよりも企業研修に参加する方が、精神的なハードルが下がりますので、応募に繋がりやすくなります。
更に、応募者からすると研修に参加することで、面接では見えてこない会社の雰囲気や働いてる人を実際に見ることもできるので、メリットが大きいです。
「入ってみたけど、面接で感じていた印象と全然違った」というようなミスマッチが起きると、応募者としては入社してすぐに退社したという記録が履歴書に残ってしまいます。
研修に参加してみてちょっと違うなと思って面接を辞退しても、応募者の履歴書はきれいなままになります。
このように、あえて面接に呼ばずに研修に呼び込む方法は、応募者にとってメリットが多く、とても有効です。
また、応募者が増えることや、面接では見えてこない個性なども見ることができますので、企業側としても有効な手段です。
「大手の求人媒体に出稿した方がいいんですか?」という質問を受けることがありますが、やっぱりこれは出しておいた方が、はやく応募者を集められます。
ただ注意しておいた方がいいことは、そこに頼り過ぎないということです。特にコピーの部分では注意が必要です。
求人媒体に広告を出すとなると、その原稿は媒体側のライターさんが書くことになります。
ライターさんも非常に多くの案件を抱えているでしょうし、コピーを挿入できるスペースも限られてくるので、必ずしも満足のいく原稿が出来上がるとは限りません。
そこで考えたいのが、自社の求人サイトです。
自社の求人サイトであれば、媒体のルールなど関係無く、好きなことを好きなだけ書くことができます。それだけでなく、写真の大きさや数も、自分たちで自由に決めることができますので、応募者へのアピールも最大限できます。
よく「人材は宝だ」という言葉を聞きますが、宝という割には媒体に依存していて、自社で特設ページを作る等の手間をかけていない方が多いです。
求人広告には、1回の掲載で100万円近くの掲載料が必要だったりします。人材紹介会社でしたら年収の30%ほどがかかりますね。
その費用対効果をよくするためにも、自社の求人サイトは有効ですので、こちらも是非試してみてください。
これから紹介する方法は、正直いつまでできるかわかりませんが、今だからこそできる有効な手段です。
それは、自社の求人サイトに来てくれた方をリターゲティング広告で追いかけるという手法です。
よくよく考えてみると、人が転職活動をするのは人生に3〜4回ほどしかありません。
ですから、求人広告を見せるタイミングというのが非常に重要になってきます。
そのタイミングを合わせに行く方法として、そして求人にかけたコストの効果をよくするための方法として、リターゲティング広告もチャレンジできるといいですね。
求人において、応募者を増やしたいなら、面接に呼ぶという考えから、研修に呼ぶという考えに変えるのが有効です。
これであれば、応募者にも企業側にもメリットがたくさんあります。
また、求人媒体への出稿は、やはりやった方が結果をはやく手に入れられますので、おすすめです。
ただ注意しておきたいことは、その媒体に依存することなく、自社の求人サイトも作っておけると、応募者に対して最大限のアピールをすることができます。
求人サイトにやってきた応募者には、リターゲティング広告で追いかけるなどすると、更に効果を良くできます。
人が転職について考えるのは、人生に3〜4回程度しかありません。
そのタイミングをしっかりと合わせていけるように、できる限りのことをやっていきましょう。
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