「習慣化できない人のよくある間違いとその解決策」
今回はゲストに北岡さんを招いて、習慣化できない人について話をしていただきました。
「今年こそは○○を始めよう!」と心に決めたのに、全く手つかずだったり、始めても続けられなかったりといった経験はありませんか?
運動や勉強など、やりたいことがなかなか習慣化できないのは、いったいなぜなんでしょうか。
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決意とか気合いとかで始めちゃうから、「明日から頑張ろう」みたいに、後回しになっちゃうんです。そうではなくて、まずやるべきことは「どうやったら習慣化できるのか」ということを考えることです。
何かに取組もうとする1日目が一番モチベーションが高いので、その日は習慣化のための計画を立てること。
「どうやってこれを習慣化させていくか?」ということを、先に考えてください。
そうすることで、モチベーションが下がってもやらざるを得ない環境が作れます。
先に計画を立てておけば、万が一失敗しても計画のどこに問題があったのか、探って直すことができます。
そうすれば、次はさらに成功に近づきやすくなります。
自分でサボり癖があるとわかっているなら、人に管理してもらうのも有効的な手段です。
例えば筋トレの場合でしたら、パーソナルトレーナーが自分のために時間を開けてくれているので続けられますよね。
予約している以上、行かないわけにはいきません。
管理を人に任せたほうが続けられるタイプだとわかっていれば、他の習慣化についても人に習うような形にしたほうが簡単ですよね。
習慣化することを失敗したときに振り返ってほしいことは、なぜ習慣化できなかったのか。
逆に習慣化できたときは、なぜできたのか。
これを考えられると、自分のタイプが見えてきます。
タイプと相性のいいやり方を見つけるのが大切です。
習慣化の障害になっていることを、排除することから始めるのもおすすめです。
例えば、寝る前のストレッチを習慣化したいのにできないのであれば、なぜストレッチが習慣化できないのかを考えます。
お風呂あがりにテレビを見ちゃって、その時間が作れないということがわかれば、「テレビを捨てる」というような考え方ですよね。
ダイエットできない人なら、その原因がコンビニの買い物だとわかれば、コンビニに行かないようにする。
コンビニに行かないってのは簡単にできることですけど、コンビニに行って好きなものを買わずに出るのは我慢がいる。
こんな感じで、別のルールを作ることのほうが、簡単であるパターンが多いですよ。
習慣化の障害になっているものは、振り返ることで気付けますので、そうすると何を排除すべきか見えてきます。
根性がなかったとか気合が足りなかったとか、そのような精神論ではありません。
なぜダメだったのか、事実ベースで確認するようにすればわかってきます。
例えば日誌を書くのがすでに習慣化されていて、新たに運動をすることを習慣化したいとします。
その場合は、「日誌を書く前に、運動をする」といった感じで、すでに習慣化されていることに、新しい習慣をくっつけるとやりやすくなります。
この考え方だと習慣の連鎖が生まれるので、別々に取り組むよりずっと楽になります。
習慣化は複数同時に始めるのは難しいので、基本的にはひとつずつ取り入れるようにしましょう。
「運動しよう」「食事制限もしよう」「勉強もしよう」と思ってもできないですから、まずはひとつを習慣化して、それができるようになったら、その習慣に関連付けて連鎖を作ってみてください。
習慣化するには、まず最初に計画を立ててください。
そうすれば失敗しても、計画のどこに問題があったのか見つけて修正できますし、次は成功しやすくなります。
自分が習慣化に失敗した理由や、成功した理由を事実ベースで振り返れば、自分のタイプが見えてきますので、それに合わせてやり方を考えると習慣化しやすいです。
また、習慣化の障害になっていることを見つけられれば、それを排除することでも習慣化は楽になります。
今、習慣化されていることがあれば、新しく取り組みたい習慣と関連付けることでも、やりやすくなります。
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