From:中谷佳正
お盆休みの真っ最中のあなたに質問です!
あなたはタピ活されてますか?先日、会社のスタッフ全員とまだ未体験のタピオカドリンクを飲んでみました。。。感想としては、まあ当たり前ですが普通のミルクティーだったなと(笑)
巷ではタピオカドリンクやタピオカティーを飲んでSNSにアップしたりすることをタピ活とか言うらしいですね。タピオカを飲みたい時なんかは「タピりたい」って言うみたいですけど、、、まぁそんな事はどうでもいいんですが(笑)ただタピオカが流行ると日本の景気が暴落するなんて話もあるので気をつけないといけないかもしれません。。。
ちなみに今回のタピオカブームは第3次にあたるとかで、第1次は1992年で平成バブルが崩壊する頃、第2次は2008年でリーマンショックが起きた頃だそうです。こんな話を聞くと、いよいよ景気もやばいんじゃないかって言われたりもしますけど、、、まぁ実際関係ないとは言えない気もします。恐らくですけど、こういったタピオカドリンクの販売店のようなビジネスは現金の回転が早いので、他でしのぎが悪い時に生まれやすいんじゃないかと思います。参入障壁も低いでしょうし、ブームに乗れば手っ取り早く稼げるので、新規ビジネスとしてやるには悪くない選択なのかもしれません。
そんなタピオカブームの中、僕の友人の一人もタピオカ屋で稼いでいます(笑)そう、タイトルで伝えた稼いでいるのは僕ではなくその友人。彼はアパレル業界で25億円ぐらいの年商規模の会社をやってるんですけど、そんな人間がタピオカ屋をやるっていう。。。うーん、商魂たくましい。ビジネスに対する嗅覚と実行力には頭が下がりますね。実際アパレルでもそれだけ実力を発揮する彼なので、やるのがタピオカ屋であったとしてもきっちり成果を出すわけです。彼曰く「アパレルみたいな難しい業界から見たら、タピオカ屋は超カンタンやわ。」とのこと。。。苦戦している人が居たなら申し訳ない話なんですが、きっとアパレル業界で身に着けた経営センスやマーケティングの能力を活せば、競合との駆け引きなども大した問題じゃないのかもしれません。
そんな彼の姿を「この後、タピオカ屋を売り抜けて、またお金を手にするんだろうな。」と思って見てます(笑)ちなみに彼はいち早く日本に「チーズドック」を取り入れてかなり利益を出してました。。。
で、この話で1つの大きな教訓があることに気づかれてますか?なんでこの話をしたのかというと、別にタピオカが好きだからだとかブームだからだとか、そんなことではなくて、この話の中に面白い教訓があるからです。
その教訓とは・・・
「事業にしがみつかない」
ということ。。。
友人はアパレルですでに成功をしてるわけなんですが、それにもかかわらずタピオカ屋をやってるわけです。まぁ年商25億円のアパレルからタピオカって極端な話だってのはわかってるんですけど、だけど1つの事業にしがみつかずに新しい事業に取り組む姿勢というのは見習わないといけないと思うんですね。
そこで質問なんですけど、あなたが今タピオカ屋をやっているとするなら、そのタピオカ屋をずっと続けますか?
・・・・・
恐らく答えはNoなんじゃないですか?ブームが過ぎたら事業を変えないといけない、時流に合わせないといけないと考えるのが普通、、、ですね?
じゃあ、あなたが今やっているビジネスに関してですけど、、、タピオカ屋をずっと続けているのと同じようなことになっていたりしないですか?過去にめちゃくちゃ稼げていた時期があったとか、稼げている時期があったと聞いているとか、そんなことはないですか?それは今のタピオカブームなんかと同じで、時流に乗って条件が良かったから稼げていた話で、時間が経って条件が変わってしまったら稼げなくなってるってことはないですか?
実は僕のところに相談に来てくれる経営者はこのパターンって多い。昔結構ブイブイいわせてたけど、最近はめっきり稼げなくなってしまったみたいな。ずっと長く同じ業界でやってきてるから外の世界に目がいかなくて、とにかく今までやってた事業にしがみついてるなんてことが少なくないですね。で、「中谷さんどうしたらいいですか?」と。。。
どうしたらいいのかって質問されたら、恐らくあなたと一緒の答えを出すと思うんですけど、ほとんどの場合の答えは「事業を見直せ」って話になりますね。言い方はあれですけど、もしブームが去ってタピオカ屋をしてたなら「タピオカ屋はあきらめた方がいいんじゃないですか?」って言うことになりますね(笑)
その代わり、1つのアドバイスをするなら「あなたは何屋ですか?」って質問をしますね。するとほとんどの人は(???)って顔をするんですが、ダン・ケネディに言わせれば社長の仕事はマーケティングであり、みんな自分を〇〇屋じゃなくてマーケッターだと定義するべきだって言ってます。つまり、タピオカ屋をしてたならその自分をタピオカ屋だと認識するんじゃなくて、タピオカをマーケティングしているマーケッターであると認識を改めるべきだって言ってます。もしマーケッターだと認識できるようになれば、商品はタピオカにこだわらなくてもなくてもよくなりませんか?
最後に事業にしがみつかないようにするために2つのヒントをお届けしておきたいと思います。〇〇屋ではなくてマーケッターとしてどう考えれば新しい事業を生み出せるようになるのかです。
1つは〇〇屋の段階で身に着けたマーケティング能力を転用して新しい事業に取り組む方法です。集客の方法であったりだとか、オファーやセールスライティングのやり方であったりだとか、あるいは商品の開発技術を転用するといったことがそれにあたりますね。一般的にはこちらで考える人が多いと思います。商品の開発については判断が難しいかもしれませんが、上昇気流が発生しているマーケットで持ち前の技術力が転用できるなら、その商品を投入すれば反応は得られますよねという話です。。。
もう1つは〇〇屋の段階で集めた顧客リストを活用する方法です。顧客リストに対して別の製品やサービスを提供して新しい事業を展開する方法です。実際にはこっちの方法の方がスピードも早いですし稼ぎもよくなるんじゃないかと思いますが。。。
いずれにせよ、事業にしがみついていて思考が停止してしまっているようだったら、一度考えてみてもらってもいいんじゃないかと思います。
-中谷佳正
P.S.今回のタピオカ人気はブームじゃないと言う指摘は要りませんので(笑)
P.P.S.人生でこれだけタピオカを連呼することはもうないでしょうね(笑)どうぞ楽しいお盆をお過ごしください
「2日後のセミナーが埋まってないんです…」
これはWEB制作会社を経営するSさんが
クライアントから言われた一言。
集客できる時間はたったの48時間…
こんな急すぎる依頼にもかかわらず、
佐藤さんは ”ある方法” を使って
車の中で書いた15分のメモで
参加者0だったセミナーを
たった1日半で満席にしました。
佐藤さんが使ったある方法とは?
その秘密をこちらのインタビューで
教えていただきました。
↓
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