From:藤岡将貴
これは、今週の木曜日に開催されたライブ座談会「小さなエリアで大きな売上を上げる!ネットに頼らない地域ビジネス集客の秘密」の生放送の様子。
ご出演いただいた小笹さん、山田さん、飯野さん、佐藤さん、快くご協力いただき、ありがとうございました!そして、当日の生放送をご視聴いただいた方、お忙しい中ご覧いただき、ありがとうございました。平日の19時という時間でしたので、お仕事でご覧いただけなかった方も多いと思います。そんな方のために、今、こちらでリピート放送をしていますので、ぜひご覧くださいね。
さて、今日の記事では、この座談会の内容を軽くダイジェスト的にご紹介したいと思います。
今回の座談会では、インターネットに頼らずにオフラインのメディアを使って集客に成功されている4名の方をお招きして、その集客法についてお話を伺いました。
もし、あなたが、僕たちダイレクト出版のように、インターネットを使って日本全国の人たちを相手にビジネスをしているのではなく、自分の周辺の人たちや地域の企業を相手にビジネスをしているのであれば、彼らの話がすごく参考になりますので、ぜひご覧ください。
まず一人目。こちらの小笹さん。小笹さんは長野県でリフォーム業をされています。独立1年目から仕事の依頼はあったものの、リフォームですので毎年仕事の依頼があるわけではない、と。そこで、ウェブの集客もやらないとな、ということでホームページを作成したけれど、全然反応がなかった、と言います。
そこで、ウェブではなく、チラシ、ポスティング、置きチラシ、DMといったオフラインのメディアを使った集客を始めたところ、成果が出始めました。中でもDMが反応が一番よく、全く同じDMを3年間ずっと使い続けて1700万の売上をあげていらっしゃいます。
次に二人目。こちらの山田さん。長野県でイタリアンレストランを経営されています。山田さんは、もともと広告業界にいましたが、広告に対する不信感あったと言います。なので、お店を初めたころは広告はやらずに、お客さんは口コミで来店していたそうです。でもさすがに口コミだけだともたないので、ネット広告を始めました。でも、成果が出なくて、厳しい時期が3年続きました。
現在は、チラシのポスティングで新規のお客さんを集めて、ずっと付き合っていきたいと思ったお客さんには毎月ハガキDMや季節のDMを送っています。ネットよりもオフラインの実物の広告を使った方が、理想的なお客さんが来店してくれるようになった、と言います。
オフライン広告を使い出してからは、ハガキやポスティングをすればこれだけの売上が作れる、という基礎ができて、これを繰り返していけばいいという安心感を得られたと山田さんはおっしゃっています。
次は三人目。こちらの飯野さん。飯野さんは関東を中心に治療院向けのコンサルティングをされています。
治療院業界は、ひと昔前までは、開業すれば勝手にお客さんがくる状態だったそうです。でも今では店舗数がふえて状況がまったく変わりました。でも、昔の感覚が抜けずにいる方がまだ多く、広告をやる意識はまったくなくて、集客できずに苦しんでいる方が多いそうです。
そんな治療院のクライアントに対して飯野さんが行うのが、DMやチラシを使った集客だと言います。例えばある治療院では、既存のお客さんでしばらく来店していなかった休眠客100名にDMを送ったところ、そのうち41名が来店されました。ある治療院では、売上が月に50万程度だったのが、チラシの集客で安定して2倍以上の130万になったそうです。
最後四人目。こちらの佐藤さん。佐藤さんは福島県で集客コンサルタントをされています。佐藤さんはもともとウェブページへのアクセスを増やすSEO業者でした。でも、佐藤さんがSEOでどれだけアクセスを集めても売上につながらず。そのうちクライアントからは佐藤さんが集めてくるアクセスが悪いという話になったそうです。
じゃあ、集客全般をうちにやらせて、という話になって、その中でオフライン集客を始めたと言います。オフライン集客を始めて、たとえば保育園の集客では、DMを送付した人の3割が入園する、という成果を出されています。
この4名にいろいろお話をお伺いしました。なるほどと思う話や、広告の実物も紹介してもらって、盛りだくさんのすごくいい内容でした。ここではその全てをお伝えすることはできないので、僕が特に印象的だったことを3つお伝えしますね。
まずはイタリアンレストランの山田さんがおっしゃっていたことなんですが、ネットで集めたお客さんは、山田さん理想のお客さんとずれていることが多かった、というお話です。
山田さんは最初はネットを使って集客をしていたんですが、費用対効果が悪かったと。そのときに、来てくれなかった理由が、メールを見てないのか、メッセージが悪かったのか、わからなかったと言います。でも、あるとき実際にお客さんに聞いてみると、メールを見てなかったという人が多かったんですね。
そのとき山田さんが気づいたのは、山田さんの理想のお客さんはネットを見て行動をしていないタイプの人たちだった、ということ。つまり、マーケットとメディアがずれていた、ということなんです。山田さんの場合、ネットよりも、ハガキやチラシの方が理想のお客さんが集まりやすかった、ということなんですね。それがわかってからは、新規集客はチラシのポスティングで、既存客にはDMを送って、オフラインのみ、ネットは使わないで集客をされるようになりました。
さて、あなたのビジネスの理想のお客さんは一体どんな人でしょうか?その人たちは、ネットを見て行動するタイプの方たちでしょうか?それともDMやチラシといった紙のメディアを好む人たちでしょうか?
これは、集客コンサルタントの佐藤さんから聞いたお話。佐藤さんはウェブを使った集客もされていますが、佐藤さん曰く、地域ビジネスに関してはDMの方が断然反応が高い、ということなんです。というのも、DMは送る相手を細かく絞れるから、なんですね。
それに、DMは作るのがめちゃ楽だと言います。ウェブは長いページを読ませないといけないので、いろいろ工夫が必要になってきますが、DMは1ビジュアルで伝わる、と。
だから、佐藤さんがお住いの福島発で全国にDMで売るのは難しいかもしれませんが、地域を絞って売るならDMは圧倒的に楽。ネットとDMの使いわけの1つがこれなのかな、と佐藤さんは言います。
治療院向けのコンサルをされている飯野さんも、集客を依頼されたときは、必ずオフラインから始めるようにしていると言います。
オフラインのいいところは、小さく失敗できること。たとえば、ホームページを作ろうとすると、何十万、何百万単位でコストがかかりますが、それでターゲットを外したりすると取り返すのが難しくなります。でも、チラシはコストが安いですし、小さく始めれば早いスピードで改善することができます。
それに、ホームページは作ったあとにアクセスを集めるのに時間かかってしまいますが、忙しくてそんな暇がない治療院がほとんど。その点でも、オフラインの方が手軽で楽だと言います。
もし、あなたが、時間をかけてホームページやウェブページを作って、なかなか成果が出ずにいるのなら、一旦、DMやチラシでさくっと試してうまくいく方法を見つけてみては??
飯野さんによると、綺麗なデザインの方が反応が高い、というわけでは必ずしもないようです。文字だけのチラシで、綺麗なデザインのチラシよりも反応が4倍以上になったケースもあるとのこと。例えばこちらは飯野さんが作った実際のハガキ(を見やすくA4サイズに拡大したもの)ですが、文字だけで凝ったデザインはまったくありません。
かつて広告業界にいた山田さんは、「デザインかっこよければいいじゃん」という広告業界の考え方に対して不信感があって辞めたと言っています。そんな山田さんは、
「文章をきちんと伝えるためのデザインが重要で、凝る必要はまったくありません。一番伝えたいものを一番に目立たせるのがデザイン。飯野さんの文字だけのシンプルなハガキの目的は、文章を読んでもらうこと。だから、文字だけ。これがデザインなんです。」
と言います。でも、それを理解せずに、とにかく綺麗なデザインにしておけばいいと考えて広告代理店に頼むと反応の取れないデザインに仕上がってしまう、ということなんですね。
デザインに関しては、小笹さんはこんなふうに言っています。
「チラシやDMは、いかにポストの中で見てもらうのが大事なんですね。だから、他のチラシのサイズがA4が多いなら、それよりも大きくしたり小さくしたり。他のものと紙の厚みを変えてみたり。他のDMがカラーのものが多いなら、モノクロにしたり。いかに違いを出せるか。だから、綺麗なデザインにすればいい、といわけではない、ということですね。」
あなたはどうですか?あなたも綺麗なデザインにしておけばOK、と思っていませんか??
今日は、今週の木曜日に開催されたライブ座談会「小さなエリアで大きな売上を上げる!ネットに頼らない地域ビジネス集客の秘密」の内容を軽くダイジェスト的にご紹介しました。
もっと詳しいお話をリピート放送で公開しています。実際のDMやチラシの実物も紹介してくれていますし、反応の取れるチラシやDMを簡単に早く作るために大事なポイントなんかもお話してくれています。
今ウェブ広告でうまくいっている方も、オフライン広告はまだやっていない方も、すごく役に立つ話が盛りだくさんなので、ぜひ、この土日の間に、リピート放送をご覧くださいね。
リピート放送はこちら
↓ ↓ ↓
https://pages.theresponse.jp/rbc1907live-repeat-gen/
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