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被災したある酒造の悲鳴とアイデア

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From:山田光彦

山形沖地震で被災した加藤嘉八郎酒造。
それをアイデア1つで支援した奥田政行シェフが少し話題になっていますね。

僕もこの記事を読んで「素晴らしいな」と素直に思ったんです。というのも、、、

6月19日・山形沖地震

6月19日22時22分に発生した山形沖地震。
この地震は山形に住む方と新潟に住む方に大きな被害を与えました。

日本酒を作っている酒造では、1万本以上のビンが割れてしまって、売れなくなってしまった、といった被害が出た、と。そして、加藤嘉八郎酒造では、社員の給料が払えるかどうかわからないぐらいの状況に陥ってしまっていた、ということなんです。

社員の給料が払えないというのは、事業をやっていけるかどうかの存亡の危機。
社長さん個人にとっても、社員の家族のことが頭に浮かんできたり、これまで続けてきた事業がなくなってしまうかもしれないという思いが出てきたり。相当精神的に辛い状況になっていたんじゃないかと思うんです。

そんなとき、、、

奥田政行シェフがネットで…

(僕は知らなかったのですが)イタリアンの世界では有名なシェフの奥田政行さんが、こんな投稿でサポートを依頼したんです。

「10000本以上が割れてしまった酒造さんの2ヶ月分の社員の方の給料と被害の費用を捻出すべく投稿しています」

そして、残ったお酒を格安の値段で販売すると、投稿。

その結果、、、

「予定していた注文数量に到達。どうしても数量が足りずに発送できないこともあるかもしれない。そのときは個別に連絡します」

という趣旨のことが、感謝の言葉とともに加藤喜八郎酒造さんのホームページに載っていました。

いやー、僕は日本酒が飲めないんですが、そんな僕でも注文しようかと思ってしまいました。もう受付が終了していたので断念しましたが。

この投稿をしたシェフの奥田政行さんがマーケティングに詳しいかどうかはわかりません。おそらく、加藤嘉八郎酒造さんを助けるためにその場で考えられたアイデアだと思うのですが、マーケティングのアイデアとしても、本当に素晴らしいですね。

熊本地震のとき…

僕はこの話を聞いた時、僕たちの講座を受けていただいているMさんも、同じような経験をされていることを思い出しました。

Mさんは熊本で化粧品の通販をされていたんですが、熊本地震が起きた時、たくさんの応援メールをいただいた、と。

でも、注文がピタッと止まってしまった、ということなんです。

なんでも、お客さんからすると避難所暮らしで発送業務も大変だろうといった気遣いをしてくれていたようなんです。でも、そんな気遣いをされてしまうと会社が潰れてしまいます。

なので、、、

「このままでは潰れるので助けてください」

とメールで送ったところ、注文が殺到した、と。

自粛か購買促進か

こういう地震が起きた時には、なんとなく自粛ムードで居酒屋に行って楽しくするのは良くない感じがするなー、とか、買うのを控えた方がいいのかも、と思ったりすることもあるかもしれません。

でも、事業をやってる身からすれば、それでは、泣きっ面に蜂です。
被災して生活も大変だし、仕事も売上が上がらないとなると、本当に最悪です。

それに、被災した地域の事業がうまくいく方が、地域が立ち直るのも早いはずです。

なので、こういう大きな自然災害が起きた時には、自粛するよりも、賑やかにとはいいませんが、どんどんお金を使っていくようにした方がいいと思うのですが、、、

あなたはどう思いますか?

-山田光彦

<お知らせ>

「この生徒も続かないのかな?」

やる気のない生徒。
安いだけで選ばれる授業。
次回予約をする気は感じない。

良い生徒が来るまで
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もしあなたも、このような事を
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あなたのためのものです

https://in.theresponse.jp/swbs_0520

山田 光彦

【ザ・レスポンス】の責任者兼チーフ・セールスライター。以前は、司法書士として事業をやっていたが、顧客を集める重要性を痛感し、セールスライターへ転身。現在、ダイレクト出版のマーケティング部門の事業部長を務める。

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