From:藤岡将貴
これは、今週の火曜日に開催されたライブ放送の、放送直前の様子。
「YouTube、Facebook、メルマガを使って、小さな市場で”グル”になる社長のブランディング」
と題して行われたこちらの座談会。ご覧いただいた方、本当にありがとうございました(僕はこの写真の写っていないところで、レスポンスの山田、岡と一緒に生放送を見ていました)。ご都合が悪かったなどで生放送をご覧いただけなかった方は、今日までコチラでリピート放送しています。
顧客獲得単価が高騰している現在に、ちょっと見逃すことのできない話をしているので、土曜日の今日、お時間取ってぜひご覧いただくことをオススメします(しかし、この写真を見ると、なんて密閉感のある空間でしょうw)。
今回ご出演いただいた方は4名。社会保険労務士の宮里竹識さま。学習塾経営の菊池洋匡さま。BtoBマーケッターの向井直輝さま。経営コンサルタント兼セールスライターの秋山大介さま。話を聞くと、ビジネスにYouTube、Facebook、Instagramといった新しいメディアを活用しているとのこと。
なんとなく、「YouTubeやFacebookをビジネスに使った方がいいんじゃないか?」と思っている人も多いと思うんですね。でも例えば、Facebookのタイムラインに流れてくる投稿を見ていると、いろいろ写真をアップしたり、なにかコンテンツを配信している人がいるけど、「これって本当に売上や集客につながっているのかなぁ…」と疑問に思うこともありませんか?(実際、事前に募集したアンケートでも、そんな質問がありました)
なので、これらの新しいメディアを彼らがどんなふうに使っているのか?今日は座談会で聞いた内容を少しご紹介しますね。
まずは、こちらの宮里さん。宮里さんはYouTubeを活用されています。メルマガの記事をそのまま読み上げるという形式で動画を撮影。基本的に、ご自身のちょっとしたエピソードなどパーソナリティを出す動画を作ることで、相手に親近感を持ってもらう。そのあとエピソードの話から、自分のビジネスに関係する話に転換している、と言います。この方法を使えば、どんなエピソードでも自分のビジネス(障害年金)に関するコンテンツとして成立したものにできるそうです。
で、動画の最後に年金受給できるかどうかを判定するフォームに誘導して、そこでメールアドレスを取得。そのリストにメルマガを送ることで関係性を構築していって、最終的に受注につなげている、ということでした。この方法で、月に平均350件くらいのメールアドレスの登録があるとのことで、自動的に新規見込み客を集めてくれる仕組みになっているそうです。
次に、こちらの菊池さん。菊池さんはFacebook、Instagram、メルマガを活用されています。この3つのメディアを用途に応じて使い分けしていると言います。がっつりしたコンテンツを配信したいときはメルマガ。ライトなコンテンツの時はFacebook。写真一発勝負みたいなさらにライトなものはInstagram。という感じ。
Facebookでは、学習塾の生徒さんの合格のストーリーを書いて、その秘訣はこちら、のような内容でウェブサイトに誘導。そこで、メルマガ登録してもらうという流れにしているそうです。Instagramでは、生徒の笑顔、お弁当を食べてる様子、生徒のノートなどの写真をアップしているとのこと。いわゆる”インスタ映え”する写真は必要ないと言います。また、Instagramに投稿すると自動的にFacebookに連動して投稿されるので便利だそうです。
それ以外にも、メルマガの内容をコラムとしてウェブサイトにもアップしていると言います。ウェブサイトにはメルマガ登録フォームを配置しているんですが、そうすると、SEOの検索結果も上位に出るようになって、そこからリストが収集できているとのことです。
この2人の共通点としてあるのが、YouTube、Facebook、Instagramからメルマガにもっていく動線を作っていることです。向井さん、秋山さんも基本メルマガを使っています。なぜ、リストをすべてメルマガに集約した方がいいのでしょうか?
菊池さんによると、メルマガはこちらから送れる”プッシュ型”のメディア。一方、YouTube、Facebookは待ちの”プル型”のメディアで、相手が起動して開かないと見てもらえないから。というのが理由の1つとしてあります。
また、同じプッシュ型でも、LINE@やFacebookのメッセンジャーは、どうも関係構築には向いてなさそうだ、と菊池さんは言います。実際、菊池さんもLINE@を使ったことがありますが、コンテンツを送ってもバンバン解除された、と。LINE@では関係構築があまりできなかったと言います。
おそらくLINE@は反射的に受動的に受けとるメディアに対し、メルマガは自ら開封して能動的に見るメディア、という違いがありそうです。LINE@を使う場合、飲食店がクーポンを送るケースくらいしか成功事例がなさそう。という意見でその場の全員が同意していました。
「ウェブページへの流入が一番多いのは検索エンジンでのオーガニック検索。でも、売上に一番つながるのはメルマガ。」とおっしゃっていたのは向井さん。実際、コンサルティング会社マッキンゼーの2014年の調査によると、メールからのコンバージョン数はソーシャルメディアの3倍以上。さらに、メールはより多くのコンバージョン数を生み出すだけでなく、ソーシャルメディアからの売上より売上金額が17%も高い、という結果が出ています。
さらに、それだけではありません。同調査によると、Facebook、Twitterは2009年から5年間、顧客獲得率がまったく増えていないのに対し、メールは右肩上がりで成長を続け、メールでの顧客獲得率はFacebookとTwitterを合わせた値の実に40倍という驚きの結果も出ています。
「メルマガはもう終わった」的な話もチラホラ聞いたりすることもありますが、メルマガはソーシャルメディアよりも売上への効果が大きいメディアであり、さらに、”時代遅れの終わったメディア”ではなく、”今も伸び続けているメディア”、ということが言えそうなんですね。
このマッキンゼーのデータは2014年と少し前のものでしたが、今でもメルマガがもっとも効果的だと言える、もう1つの証拠があります。今回の座談会で司会を務めた寺本が、少し前にアメリカのアゴラ・パブリッシングを訪れました。この会社は世界で最も成功しているインフォビジネス企業の1つで、年商は実に1400億円。その訪問の際、アゴラが新規事業を立ち上げる時に真っ先にやること、それが「メールアドレスの獲得」と言っていたそうです。
「メルマガが最強?」今回ご出演いただいた4名の中では、そんな意見で全員一致していました。信じるか信じないかはあなた次第です(笑)。ぜひコチラのリピート放送でもっと詳しい話を聞いてみてくださいね。
-藤岡将貴
追伸:
リピート放送は本日6月8日(土)で終了なので、お早めにご覧くださいね。
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