From:西埜巧祐
@心斎橋のスタバより…
「ワインの教養」という本があります。この本をついさっき読んでいました。そうしたら、面白い話があったのです。ワインは色々な国で生産されています。その中で、フランスとイタリアは、名前を言わずとも産地として有名です(ブルゴーニュとか)。
でも、実はドイツも有名なのです。ビックリしたのですが、味に関しては本当に世界トップ。なぜかというと、パーカーポイントというワイン評論家がつける点数があります。それの98点以上をとっているワインが166種類もあるのです!
もちろん、100点満点ですよw
そんなドイツのワイン…有名になってもおかしくないじゃないですか。でも、有名になっていないのはなぜか?それは名前にあるのです…
ドイツワインには甘さのランクづけがあります。一番甘い種類のワインで、「ドロッケンペーレンアウスレーゼ」という名前があります。この名前だけでも、この記事を読みたくなくなりますよね。
この名前を打ち込むの辛いし、変換も大変でした。カタカナに変換するのは楽なはずなのに・・・苦笑
ドイツ語自体も、ちょっと特殊です。外国の人からしたら、本当に読みづらい。特に日本人からしたら、覚えるのにかなり苦労してしまいます。
味は良いんだけど、全然有名にならない。
こういう話って、よく聞きませんか?
このケースの問題は、商品名。つまり、ネーミングにあるわけです。人から覚えてもらえない。特にワインでは、商品名はとても重要です。お客さんに覚えてもらうのもそうですが、、、
レストランで注文する時、ウェイターの方が「このワインは・・」と説明する時があります。「このワインはドロッケンペーレン・・・・」なんて解説するの、難しそうに思えませんか?
2、3回読むと慣れてきそうですが、はじめての人だったら、慣れている方にいきそうですよね。
この記事を読んでいるあなたもお気づきだと思いますが、ネーミング1つで、こんな大損するケースもあるわけです。
逆に得するケースもあります。昔の事例で有名だと思いますが「朝専用コーヒー(名前忘れた)」がありましたよね。朝専用というふうに入れたおかげで、商品の売上があがったと言われています。
でも、考えてみてください。朝専用だから特別変わった味なのかというと、そうではありません。コーヒーの専門家でない限り、味の違いはわからないでしょう。
商品のネーミングは、思っている以上に重要なわけです。そのネーミング次第で、商品の見え方がガラリと変わります。ネーミングもマーケティングやセールスライティングの一部です。
ネーミング1つで売れることもあるのです。パッとみた時に、その商品が何かがわかる。どんな効果があるのか?どんなベネフィットがあるのか?何に使うものなのか?
言ったらセールスレターのヘッドラインのようなものです。
一瞬で人を惹きつける。ネーミングのガイドラインに、ヘッドラインの原則が使われていても、なんらおかしくはありません。ネーミングを考えるにあたって、ヘッドラインで使える原則をいくつか紹介して、終わりにしたいと思います。
有名な4Uの法則
さすがに緊急性は出せないと思います。でも、それ以外の3Uは使えるはずです。ネーミングはとても大切なので、ぜひ時間をとって考えてみてください。
-西埜巧祐
Ps
ネーミング考えるなら、うちの商品の「マーケティングステップバイステップ」は参考になると思います。そして、エベンペーガンという人は、ウォッチするべきマーケターの1人です。
PPS
今年も、桜が綺麗でした。
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