From:山田光彦
嫁が足首を骨折しました。
子供を抱いていて、電車から降りる時の階段を踏み外し、転倒。その場から動けなくなるぐらい痛かったようなのです。
この写真を見てもらえればわかると思うのですが、、、
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結構、見たことないような腫れ方をしていました。なので、嫁を背負って邪魔にならないところへ移動。その後、タクシーで病院に直行して検査を受けると、足首が骨折していることが判明。入院して手術しないといけないことがわかりました。
母親が入院しないといけないという事実に、長男が「イヤだ…」と号泣するという、なかなか悲惨な状況になっていたのですが、、、痛み止めを飲んでからは、痛みもマシみたいなので、あとは治すだけなのでご安心ください。全治2ヶ月でした。
こういうことがあると、嫁のありがたさとか、体が健康でしっかり動いてくれないと何にもできないな、、、ということを痛感しますね。特に最近は、こういう健康系のものが流行りつつあるようで、、、
アマゾンで112件のレビューがついていたり、ベストセラーになっている「世界のエリートがやっている 最高の休息法」をはじめ「スタンフォード式 最高の睡眠法」、「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」(こちらはレビューが242件もついていますね)などなど、こういった本がよく売れています。
マーケターの性(さが)というか、こういう新しいジャンルのものが売れ始めると、僕はすぐ売れた理由を思わず考えてしまうんです。あなたはこういう健康関連の本がなんで売れ始めたんだと思いますか?
僕は、大きな理由が2つあると思っています。
1つ目は、スマホが登場したことで、常に何らかの刺激にさらされている反動です。通勤時間や寝る直前まで、何かしら動画をみたり、ページを読んだり、誰かと連絡しあったりするのが普通になりました。
そのことが原因で、無音の時間というか、静かな時間が失われてしまったことで、無意識的に静かな時間を求めるようになったんじゃないか、というのが1つ目の原因じゃないかと思っています。最高の休息法では、瞑想って表紙に書いてあるので、その影響は少なからずあるのかな、と。
もう1つの原因。(個人的には、こちらの方が大きいと思うのですが)それは、疲れが取れにくい世代が増えてきたこと。40代前後の男女ですね。この世代が増えてきたことで、健康に興味がある人たちの数が増えてきているんじゃないかと思います。
(国立社会保障・人口問題研究所から転載)
これは、2015年の人口を表した図。ちょっと字が小さくて、わかりにくいかもしれませんが、70代ぐらいのところと、40代ぐらいのところに、人口のピークがあります。これが、それぞれ団塊の世代と団塊ジュニア世代と呼ばれる人口が多い年代です。
その下に人口のピークがないのが、問題なのですが、それは置いておいて、、、
この人数の多い団塊ジュニア世代が、疲れやすいとか、疲れが取れにくいとかっていう問題を抱える時期にきています。だから、こういう健康系の本が売れているんじゃないか、と考えています。
健康の話に限らず、こういう変化は新しいビジネスチャンスを生み出す源です。特に人口動態を見て、たくさんの人数がいる世代にどんな変化が起きているかをチェックしておくと、ビジネスチャンスをつかみやすくなると思いますし、掴めるビジネスチャンスも大きなものになります。
それに、あなたの事業のお客さんにどんな変化が起きているか。その変化からどんな新しいニーズが生まれているか。それがわかれば、そのニーズを満たす商品を作ることで、新商品のできあがりです。
もちろん、それを売ったり、そのビジネスチャンスを見つけるためには、お客さんのことをどれだけ理解しているか、とか、マーケティングやセールスの知識やスキルがどれぐらいあるのか、というのが大きく影響してきます。それに、ビジネスチャンスを見つけても、マーケティングやセールスの知識がなくて、結局売れない、となってしまったら、もったいないですし。
なので、これからも一緒にマーケティングやセールスライティングを磨いていって、こういうビジネスチャンスをものにすることで、ライバルにどんどん差をつけていきましょう。
ー山田光彦
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