From:山田光彦
「いやー、ヤバかった…」
というのも、最近、割と大き目のプロジェクトの締切が重なってしまっていたんです。で、寝不足になっていたところに、38度の熱が出てしまい、、、グッタリ。。。
でも、なんとか熱を下げて、乗り切ることができたので、少しホッとしているところです。
僕は、こういう風に忙しく仕事をした後、よく思うことがあります。それは、、、
「仕事の量は、与えられた時間がなくなるまで膨張する」
ということ。確かパーキンソンの法則だったと思うのですが、1時間で終わらせないといけない仕事は1時間で終わる。30分で終わらせないといけない仕事は30分で終わる。でも、明日まで終わらせなくていいなら、明日までかかってしまう。そんな法則のことです。
おそらく、あなたも「仕事が大量にあってヤバい!」という状況になったとき、無理だった、、、という風にはならずに、なんとか乗り切った経験を何度もしているんじゃないでしょうか?
もちろん、絶対に無理なものもあります。ですが、、、
最強という言葉は大げさなので、あんまり使いたくないんですが、締切は最強と言ってもいいぐらい、強烈なパワーを持っています。
(あんまり言いたくないですが・・・)実際、僕はセールスレターを書くとき、締切前に書き終わったことがほとんどありません。たとえ、ほとんど書き終えてしまっていたとしても「あーでもない。こうでもない」と色々と調整して、結局、締切まで完成しないんです。。。
じゃあ、僕はセールスレターを書くのが、遅いのかといえば、、、おそらくそんなことありません。なぜなら、ダイレクト出版に入って間もない頃、確か2時間ぐらいで1通のセールスレターを書いたこともあるからです。(しかも結構、売れました)
なぜ、このときは、こんなに早く書けたのかというと、2時間でセールスレターを書かないといけない状況だったからなんです。具体的にいうと、次の日に発売する商品のセールスレターがないことに、夕方になって気づいた、、、という、なかなかヤバい状況でした。
このとき、もし、2時間で書き上げないといけない状況じゃなかったら、もっと長い時間をかけてセールスレターを書いていたのは、間違いありません。
短い時間で仕事を終わらせるとなると、仕事の質が下がってしまうんじゃないか、という心配もあります。
ですが、少し前にも書いたことがありますが、陶芸クラスを2つのグループに分けた実験が行われたことがありました。作品の量を重視するグループと質を重視するグループを分けて、それぞれ作品を提出してもらった。そのとき、作品の質が一番高かったのは、作品の量を評価したグループから提出されたものだった、、、という結果もあるようです。
特にマーケティングやセールスライティングでは、1つの仕事を短時間でやれば、1つの仕事が完了するごとに売上が上がります。しかも、素早く仕事を完了させれば、自分がやったことが売れるのか?売れないのか?フィードバックを何度も得ることができます。そうなると、どんどん腕を上げていくこともできるでしょう。
「締切は人類最大の発明」
なんてことが言われるぐらい、締切はセールスの面でもすごい力を発揮してくれます。キャンペーンをやったとき、最大の売上を記録するのは、ほぼ100%、締切の日。もし、締切がないキャンペーンをやったら、売上が半分ぐらいになるんじゃないかなー、という感じです。
少しまとめると、、、
・自分の仕事には必ず締切を作る。できれば、短めに設定。ここでどれだけ短く設定して、それを守れるか。それが仕事の成果を決める
・もし、あなたがセールスをやっていて、締切がないなら、、、なにか締切を考えてみてください。割引価格で買えるのは*日まで、といったものでもいいですし、お客さんの事情から考えて、締切を設定するのもいいでしょう。
僕も仕事の締切を短めに設定して、仕事のスピードをもっと上げていこうと思いますので、ぜひ、あなたも一緒にチャレンジしましょう。少し前の自分よりも、仕事が早くできるようになるということが成長への近道かもしれませんから。
ー山田光彦
PS.
こういった時間管理というか、仕事の締切といったことは、寺本さんが得意なんです。見習わないと。
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