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ファンはありがたい。でも…

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From:北岡秀紀

セミナー会場の共用部分にいると、「北岡さんですよね?めちゃくちゃファンなんです。メルマガとかPodcast欠かさずに楽しみにしています!」と、別のセミナーに参加している方から声を掛けられることが少なくありません。

正直、悪い気はしません。

でも、そういう人に限って渡された名刺で調べてみると、弊社の商品・サービスは購入していなかったりします。

実際、弊社の上位顧客を見てみると、メルマガとかPodcastを欠かさずに…という感じはありません。
でも、私がなにか案内をすれば全部申し込んでくれます。

本当の(?)ファンは静か

あなたも情報発信をしていたら「ニュースレター読んでます!」「メルマガ面白いですね!」っていわれたりしたことがあるんじゃないでしょうか?
私と同じように悪い気はしないと思います。
というより、結構うれしかったりしますよね。

でも、私の例からも分かる通り、そういう人ってお金を払ってくれるお客さんではなかったりします。
本当の(=お金を使ってくれる)ファンは意外と目立たなかったりします。

似たような例で、一時的に安い商品を一気に買ってくれていたから名前や顔を知っている。
でも、よく購入履歴を見てみると、意外と大したことがないなんてこともあります。

声が大きい方にひっぱられない

もちろん「ファンです」と言ってくれる人や少しでも買ってくれているお客さんもありがたいことには間違いありません。

でも、私たちが本当にえこひいきし、声を傾けるべきは、静かにたくさん購入してくれるお客さんです。

声が大きい方にウケることを必死にやるうちに、静かなファンを置き去りにしてしまう…
そんなことが起こらないように注意してください。

購入履歴、ぜひ一度見直してみてください。
アノ目立っている人が思ったほどではないということや意外な人がたくさん買ってくれている、ということがわかります。

そして、それがわかれば、あなたの発信するメッセージは大きく変わるはずです。

-北岡秀紀

北岡 秀紀

マーケティングコンサルタントであり、コンサルタントを指導するコンサルタントでもある。これまで約900以上のクライアントのコンサルティングを実施し、数々の店・中小企業・オンラインショップの売上改善を果たす。その成功率は91.7%を誇る。(2011年10月現在)単に机上の空論ではなく、「自身で実証済みのノウハウだけを伝える」ことを信条としている。年商1億円を突破したい社長向けの情報サイト『オクゴエ!』を主宰。また、自身のノウハウを受け継ぐコンサルタントを育てるプログラムを主催しており、一人あたりの参加費は350万円という超高額にも関わらず、申込が殺到。参加希望者の77%以上を断っている。

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