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リストを捨てて利益をアップする方法

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From:北岡秀紀

今日は、すぐに利益が増える方法についてお話ししましょう。
結論から言うと、メール内のリンクを3ヶ月以上クリックしていない人を削除してください。

え、せっかく集めたメールアドレスなのに…
と思うかもしれません。
でも、実際にやってみると売上がアップします。

なぜなら…
メルマガの到達率が飛躍的にあがるからです。

メルマガの読者は増えたはずなのに、クリックや売上はそれほど伸びていない。
って感じていませんか?

読者を増やすほど、ど真ん中じゃないお客さんも入ってきます。
なので、メルマガ読者が少ない時ほどの濃さはありません。
これが読者数とクリック・売上が比例しない理由のひとつ。

メルマガ、そもそも読まれてる?

そして、もうひとつ重要な理由があります。
それは、メルマガが迷惑メールフォルダに入っていたり、そもそも届かなかったりして、そもそも読まれていないから。

どれだけ名文を書いても、読まれなければクリックも売上もあがりません。

どうすればメールが迷惑メールフォルダに入ったり、届かないということを防ぐことができるのでしょうか?

そのポイントのひとつが未読のままになっているメールの数です。
多くの人があまり読んでいない、開いていないというようなメルマガは迷惑メール、もしくはそれに準じるものとして迷惑メールフォルダに入ったり、届かないということが起こっているようです。

なので、過去半年クリックがなかったメールのリストを機械的に削除すると…
まだ、迷惑メールフォルダに届いていたメールが受信フォルダに届くようになり、クリックが増えるということが起こります。

顧客リストも切ってみる

この話、メールのリストだけでなく、通常の顧客リストでも同じです。

最近、お客さんにニュースレターを出すことを推奨する方が再び増えてきました。
リピートを大切にしようというのはビジネスの基本ですから、それ自体は素晴らしいことなのですが…

ニュースレターを送るコストが利益を圧迫してどうしようもない、という会社が立て続けに私のところに来ました。

この処方箋も顧客リストを切ることです。

購入回数、お客になってからの期間、最終購入日などからランク分けをする。
そして、基準に合わないリストを切ります。まずは下位20%。

そして、さらに最終的には優良客には月1回、上位客には2ヶ月に1回…
というようにニュースレターを送る回数や量にメリハリをつけます。
結果、フォローアップの経費が大きく浮きます。

例外は無視する

こういう話をすると、半年クリックのなかった人が購入してくれたこともある、下位20%があとで優良客になったこともある、という考えが湧いて来ますが、無視。

なぜなら、それは例外だから。
例外だからこそ、あなたも覚えているわけで。
大半は、お客さんになっていないのです。

限りあるお金、時間を使うのですから、効果の高いところに傾斜配分し、低いところに使わないというのが合理的でしょう。

感情的にはせっかく苦労して集めたメールアドレスや顧客リストを捨てる、というのはかなり抵抗があると思います。
なので、できる人は意外と少ないのですが…

実際にやってみると大きな利益増の効果があります。
必要なのはほんのちょっとした勇気だけです。

ぜひやってみてください。
データベースから完全削除しなければ、後でリカバリーも可能ですし。

北岡 秀紀

マーケティングコンサルタントであり、コンサルタントを指導するコンサルタントでもある。これまで約900以上のクライアントのコンサルティングを実施し、数々の店・中小企業・オンラインショップの売上改善を果たす。その成功率は91.7%を誇る。(2011年10月現在)単に机上の空論ではなく、「自身で実証済みのノウハウだけを伝える」ことを信条としている。年商1億円を突破したい社長向けの情報サイト『オクゴエ!』を主宰。また、自身のノウハウを受け継ぐコンサルタントを育てるプログラムを主催しており、一人あたりの参加費は350万円という超高額にも関わらず、申込が殺到。参加希望者の77%以上を断っている。

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