From : 鷲見 貴人
この記事のタイトルだけをみると、どこかの消費者金融の広告にみえてしまいますが、今日の話はリスティング広告の話です…w
消費者金融もそうですが、リスティング広告をはじめるときも、計画が必要です。
先日、既存のクライアントから、とても面白い提案を頂きました。
そのクライアントは、ダイレクトマーケティングをかなり勉強して実践もされている方で、健康食品系のビジネスで、バリバリがんばっている方です。
そのビジネスに関しては、既に上手くまわっているので、今まで通りにリスティングも出稿していけば大丈夫だったんですが、新たなマーケットで、新しいビジネスを立ち上げたいから手伝ってくれないかという話でした。
もう少し詳しく話しをすると、健康食品系のビジネスでの成功ノウハウを生かして、ペット業界で同じように展開していきたいという事でした。もちろん、集客周りのことなら OK ですと返事をしたのですが、どうやらリスティング広告を中心にビジネスを構築したいらしく、とりあえずマーケットリサーチを手伝ってくれないかとの返答が返ってきました。
詳しく話を聞いてみると、計画は既に出来上がっているとのこと。
その計画とは、
お試しセットの申込み
↓
お試しセット申込みから○○パーセントが正規商品の申込みにつながる
↓
正規商品が継続商品であるため、△△パーセントのお客様が、□□ヶ月継続する
この計画から逆算して、お試しセットの申込みに、◇◇円以下で集客できれば、ビジネスは黒字化するという計画です。(もちろん、実際にやってみてこの通りに行かない場合は、改善しながらその数字に近づけていくという覚悟も出来ています。)
あとは、どれだけの規模のビジネスが作れるか、実際にどれだけのニーズがあるかリスティング広告を使って知りたいという提案でした。
ここまでは良くある話です。
普通、実際にどれだけのニーズがあるかリサーチしたいという場合、インターネットマーケティングやリスティング広告のことをよく知っている人であれば、『キーワードツールを使って調べる』という方法を思いつくことでしょう。
でも、もっと詳しくなると、『キーワードツールを使って調べた数字がいかに机上の理論であるのか』、更には『ディスプレイネットワークは、やってみないと分からない部分が多い』と言う事を知っています。
そこで、このクライアントがちょっと面白い提案をしてきたのです。
『とりあえず20万円使って、競合のサイトを広告に出してみて、どれだけ表示されるか、幾らで何クリック稼げるか、実際にやってもらえませんか?』というのです。
つまり、20万円を使って競合の広告を広告を出すという事です。もちろん、利益は生まれません。リサーチだけのために20万円使うという意味です。
ビジネスを始めるには、商品を輸入しなければいけない。ニーズが無い商品を輸入すると、何百万円の損失なので、20万円を使ってニーズを探りたい。他の会社が得しても、輸入した後の失敗リスクを考えると、全く問題ないという事でした。
この話を聞いた瞬間、さすがだなと思いました。
通信販売 ダイレクトマーケティング インターネットビジネス
これらをよく理解しているからこそ、リサーチがいかに大事かを知っているのだと思います。
マーケットリサーチとしてリスティング広告を使う。
こんなビジネスのはじめ方も面白いと思いませんか?
– 鷲見 貴人
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