From : 鷲見 貴人
先日、愛用しているベビーカーがパンクした…
都内などで、車を持たずに子育てをしている親(これだけで結構、限定されちゃうのかな?)だったら分かって頂けると思うのですが、車を持っていない家族からすると、ベビーカーはかなりの頻度で使用するし、これが無いと近くのスーパーにもいけない、とても重要な問題です。
出来るだけすぐに直さなければいけません。
パンクが発覚したのが、金曜日の夕方。嫁が生まれたばかりの赤ちゃんを連れて、上の子を保育園に迎えに行った帰り道。
その夜、仕事から帰ると、嫁から
『ベビーカーがパンクしたんだけど、何とかして~』
とだけ伝えられた。
嫁は日本語が分からないので、こういった仕事は、必ず僕のところに降りかかってくる。
とりあえず、近所に自転車屋さんがあるかどうか分からないので、早速インターネットで調べてみる。
[自転車 東京都港区]
調べてみたけど、住んでいるところの最寄りの駅には、自転車屋さんは無いみたい。
近場でも、電車で一駅。
ベビーカーのパンク修理を自転車屋さんにやってもらえるかどうかも分からなかったのと、週末にその自転車屋がオープンしているのかどうか確かめるために、電話してみた。
ところが、19時をまわっていたので、誰も出てくれない。
『パンクの修理ごときで遠出するのもイヤだし、タクシーで行くのも何だし、もし週末休みだったらイヤだな~』という思いで、別のワードで、調べてみた。
[パンク修理 東京都港区]
そうすると、
[自転車 出張修理]
という言葉が目に入ってきた。
どうやら世の中には、パンクの修理を出張でやってくれるところがあるらしい。
これは良いと思い、
[パンク修理 出張サービス 東京都]
というキーワードで検索し直して、とりあえずそれっぽいサイトを幾つかクリックして読んでみると、年中無休でやっているサイトを発見した。
更に、そこには問い合わせの電話番号として、携帯電話が記載されていた。
『とりあえず、携帯電話だったら、19時すぎでも出てくれるかもしれない。』という淡い期待を込めて、電話してみると、案の定つながった。
後ろでテレビの音がする中(恐らく、仕事が終わり家族だんらんの時に電話に出た感じ)、用件を伝えると、週末にも関らず翌日すぐに飛んできてくれるとのこと。(ベビーカーのパンク修理でも、何でもやってくれるらしい。)
出張費に3500円かかると言われたけど、パンク修理の相場も知らないし、出張で直してくれるならかなりありがたいと思い、予約をした。
翌日…
予約の時間通りに電話が鳴り、マンションの下で待っているとのこと。
早速、パンクしたベビーカーをもって下にいくと、いかにもという感じの職人っぽいおじさんが、感じよく迎えてくれた。
ベビーカーをみせ、作業を始めるなり、おじさんが、
『この程度なら、自分でやれば良いのに…』と…
『この程度の仕事を俺にまかせるんじゃねぇ!』という感じではなく、
『この程度のことなら、出張サービスなんて使わずに、自分でてきちゃうのに… もったいない…』という感じの言い方。
そもそも、タイヤのパンクが素人に直せることを知らなかったので、
『えっ? 素人でも直せるんですか?』っと聞き返してみた。
すると、
『パンク修理セットなんか、100円ショップとかに売ってるし、意外と簡単にできちゃうよ…』
と教えてくれた。
『へー、そうなんですねー』という会話をしながら、ものの10分程度で修理してくれた。
(更に、パンクしていない他のタイヤの空気も抜けていた状態だったので、エアーの補充もしてくれた…w)
そして、『出張費を含めて5000円です…』っと。
『えぇ~、100円ショップのツールで直るパンクが、5000円!!!!』とは思わなかった…w
むしろ、単純に直してくれてありがとうというだけだった。これで翌日の日曜日、確実に家族でお出かけが出来る。
100円ショップでパンク修理セットを買いに行ったか?
次回、同じようにパンクした時のために、100円ショップでパンク修理セットを買いに行くことは考えていない。
なぜなら、パンクしたときにタイヤからチューブを取り外せる自信がないし、ちゃんと直せる自信がない。そして、それ以上に、タイヤを直すことなど気にしたくないし、そんな技術を習得することにも全く興味がない。
パンクしたら、それはその時にプロに任せてちゃんと修理したい。お金を払っても良いから、ちゃんと直したい。
恐らく、職人の人からすれば、その程度の簡単な仕事なのかもしれない。
でも、素人からしてみれば、難しい仕事なので、お金を払ってでも頼みたいのである。
プロの仕事
僕も同じように、コンサルティングという職人の仕事をしている。
ホームページから問い合わせをしてきた方の中で、値段の交渉をするときに、『その値段は高すぎる。』という人もいれば、同じ値段ですんなり納得してくれる人もいる。
ただ一つ言えるのは、その仕事の価値・値段は、職人が決めるのではなく、頼む側の人が決めれば良い。
– 鷲見 貴人
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