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金箔アイスと庭に学ぶ”3つの工夫”

2017.2.13 | ,
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From:西埜巧祐

金沢のホテルのカフェより・・・

ご覧ください。金箔アイスです。先日、友人と石川県の金沢に行ってきました。大阪とは比べものにならないくらい、極寒でした。そこで、いろいろな名産、名所を回りました。その1つが金箔アイスです。見た目だけでも、すごいインパクトがありますよね・・・。他にも兼六園、21世紀美術館など、名所を回ってきました。観光、旅行でしたが、非常に良い感じでした。観光、旅行に行ってきて面白い気づきが3つあったので、シェアしたいと思います。

金箔アイスは美味しいか?

レスポンスを読んでいる勉強熱心なあなたなら、きっとお分かりだと思います。そう、特別うまいわけじゃないのです。味はというと、普通のソフトクリームと同じです笑。まぁこう言ったら、担当の人に怒られそうではありますが、お客の一意見です。特別美味しいわけじゃありませんでした。

とはいえど、金箔アイスは有名です。金沢で検索をしてみると、必ずと言っていいほど、出てきます。なぜか?

気づき1:見た目は今まで以上に重要だから

金箔アイスの写真は観ていただいたと思います。この写真、とてもインパクトがありますよね。何と言っても「金」ですからね。この写真の力がすごいわけです。珍しいので、誰もがインスタグラムとかツイッター、フェイスブックで金箔アイスの写真をアップしています。

昔はこういう写真をシェアする媒体はありませんでした。でも、今ではSNSの発達のおかげで、こういう写真がシェアされるようになっています。見た目の力、写真の力ってすごいなと思った経験でした。

少し、金沢旅行とは外れてしまいますが、写真一枚で観光名所になったところもあります。「濃溝(のうみぞ)の滝」と検索していただけると、その写真があります。instagramでシェアされ、その滝がある場所は、たくさんの観光客で賑わい、大きな経済効果があったと言われています。

たった1枚の写真が、こうやって人を引き寄せるわけです。写真の力、すごいと思いませんか?さて、次の気づきをシェアしたいと思います。

気づき2:ちょっとした工夫で単価を上げられる

驚いたのですが、金箔アイスの値段は890円です。普通のソフトクリームの8倍くらいはするのではないでしょうか?(普段食べないので、多分100円だと思います。)普通のソフトクリームに、金箔を1枚つけただけで、、、これだけ高い単価で売れるのです。こう考えると、あなたが売っている商品でも、同じことが言えるのではないでしょうか。

普通の商品をそのまま売っただけでは、周りのものと変わらない値段で売ることになります。でも、こういったちょっとした工夫、付加価値をつけることで、単価を上げることもできます。ただのソフトクリームが、これだけ高い金額で売れるんだな・・・というのは、面白い気づきでもありました。

気づき3.商品の価値は、言わないと伝わらない

兼六園に行ってきました。正直、僕の中では「綺麗だなー」程度です。でも、タクシーに乗った時、運転手さんがいろいろな話をしてくれました。例えば・・・

・兼六園の木に張っているロープは、何のためにあるのか?
・兼六園は、日本三大庭園で、一番古いのが兼六園
・兼六園にある噴水って、実は自然発生なんです(これ、マジですごい)
・兼六園は「兼ねる六」と書く。その六は何を指しているかというと、、、(覚えていない)

などなど、、、マシンガントークだったので、ほぼ覚えていません。でも、タクシーの運転手さんの話を聞いて、改めて「兼六園すごいな。奥が深いな」と思いました。何の下調べもせずに行ったのですが、面白かったです。

これ、ビジネスでも同じだと思いませんか?「商品が良いとはいえど、それが、どう良いのか?なぜ、特別なのか?」これをお客さんに伝えないと、価値を感じてもらえません。ここまではわかるのですが、実はもっと深いところでも気づきがありました。

タクシーの運転手が「看板やパンフレットにもあったでしょ?」と言ったのです。あ、そういえば至る所に、看板とか書いてあったな・・・と思いました。が、兼六園に行った時は、ほぼ気づかなかったわけです。

看板に書いただけで、お客さんに伝わったと思う・・・僕らのビジネスで言えば「広告やメールを一回出しただけで、ほとんどの人に知ってもらえたと思う」のと同じですよね。こう考えると、僕らも一度のお知らせで「お客さんは知ってくれている」というのも、疑わしいところです。

商品の良さは繰り返し伝えたい・・・そう思ったタクシーの会話でした。

旅行で気づける

などなど、少し弾丸的な旅行でしたが、かなり楽しめました。普段の生活からは得られない、そんな気づきがたくさんありました。他にもいろいろな気づきがあったのですが、この記事では以下の3点に絞ってお伝えしました。

・見た目、写真は今まで以上に重要になっている(SNSの発達で)
・ちょっとした工夫で単価を上げられる
・商品の価値は、言わないと伝わらない

普段、仕事が忙しい中で、あえて旅行に行くことで、いろいろな気づきが得られました。これらの気づき、ビジネスに活かしてみてください。最後に、思い切って旅行に行くこともオススメしたいと思います。

では、また来週

PS
旅行でご飯屋さんに入ったら、
「ここのオススメはなんですか?」
と迷わずに聞きましょう。

金沢は海の幸が美味しいのですが、おでんも有名です。おでん屋さんに入った時、私はあるまじきものを頼んでしまいました。なんと、「牛スジ」「玉子」「ちくわ」など、、、大阪でも、いや全国でも食べられる”普通のもの”を食べてしまったのです。それも無意識に頼んでいました。

そこでは名産物を食べるべきだったのに、、、一皿でお腹がいっぱいになり、金沢の名産を美味しく食べられないという最悪の事態が起こりました。

もし旅行に行った時は、お店の人に「オススメ」を聞きましょう。それが旅行先で、確実にご当地料理を食べる方法です。

ハァ・・・もったいないことをした・・・

西埜 巧祐

2012年にダイレクト出版に入社。1つの商品の販売プロジェクトで3000万円以上を売上げたり、企画したセミナーを告知後8時間で140名(満席)集客したり、年間120万円もするコンサルティングを満員にするなど、、高額商品・セミナーの販売で数々の実績を残す。また、自身が担当した高額セミナーの集客を毎回成功させ、その手順をマニュアル化。現在、それを使ってダイレクト出版の他のマーケッターも、セミナーの集客を行っている。現在は【ザ・レスポンス】のブランドマネージャーとして、プロモーションの企画、運営、商品の開発、人材教育を担当している。

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