From:西埜巧祐
危なかった…
もし仮に、私がその商品を買っていたら、、、とんでもないことになっていました。買おうと思ったのは、これ。
「あなたの潜在意識を100%使えるようにするサプリメント」
え、西埜さん、これ買おうとしたん? お恥ずかしい話、本気で買おうと思いました。実際、購入フォームに行き、いろいろと入力しようとする寸前でした。なぜ?はっきり言ってコピーも怪しいです。ただ、3つの要素のせいで、、、僕は買おうと思ってしまったのです。
もちろん、この要素を使えばあなたの商品も売れるようになります。でも、ご注意ください。良いものを売るために使いましょう。
この怪しい商品を知ったのは、Facebookです。よく、Facebookのフィードで、「〜〜がイイね、〜〜がシェア」という感じで広告が出ますよね。それで、紹介をされていました。その人が買っていないにしても、イイねを押しているということは、信頼性があります。イメージで言うと
「この商品、良いらしいよ」
という感じです。普段の何気ない会話の中で、推薦される感じです。そうなると、どうしても気になりますよね。もしそれが、それが本当であれば絶対に買っています(基本的に、読む本は人の推薦です)。
イイねでシェアされていたページを、僕も見ました。すると、そこに書かれていたコピーが秀逸だったのです・・・。それが次の要因につながります。
読めば読むほど欲しくなる。あなたの潜在意識を活用することで、、、、
・もっと収入を上げられます。2倍、3倍にも、、、
・もっと異性に対して、魅力的になれます・・・
・もっと健康になれます。仕事の生産性も上がります・・・
いやらしい話、以前のブログと同じ話ですね。人が買いたいのは、商品が欲しいわけではなく、”ゲス”な理由があるからです。そんなベネフィットが手に入ると、惜しげもなく書かれたセールスレターです。読んでいて、、、
「え、、、よくわからなんけど、
これが手に入ったら、、、、
すごいことになるんじゃ?」
これは、感情が動いて、購入ボタンを押す寸前です。でも、忘れてはいけないポイントがあります。こういうベネフィットが並べられても、信じられなければ意味がありませんよね。でも、それを信じてしまいました・・・。なぜか? 3つ目が決定的な要素です。
嘘つけーーーと思いながら、このサプリを著名人、有名人がバリバリ使っているという宣伝があった。それはもう名だたる人たちです。僕らが使っているリンゴのマークのパソコンの会社とか。長者番付で1位に何回も入っている、ソフトウェアを売っている人とか、、、。
その人たちの顔写真まで、使われる始末です。あたかも、彼らが使っているかのように宣伝をしていました。
まじか。時代が変わったのか? ついに、こういうサプリで生産性を上げる時代なのか? と思ってしまいました。じゃ、俺もこれを飲めば・・・。とバカな妄想をしたわけです。とは言えども、話が出来すぎています。コピーもなんだかんだ、怪しい。あまりにも話ができすぎていたので、商品名をググってみました。
すべて、不正でした。信じられない。「その商品は、かなり不正だらけで、購入すると情報をいろいろなところにばらまかれる」とありました。おいおいまじか。買わんでよかった。と思いましたが、同時に冷や汗をかきました。私自身が、買いそうになっていたのですから。
購入フォームまで行って、住所は入れていました。そして、クレジットカードも入れる寸前でったんです。そこで、
「いや、ちょっと待て。これを買うのは、早すぎる」
という直感が働き、情報を入れずに済みました。自分の直感に感謝です。
このセールスレター、自分のスワイプファイルに入れませんでしたが、学ぶべきポイントもあります。お伝えしたように、人からの紹介。強いベネフィット。有名人が使った実績。というように、セールスレターの成約率を上げる要素が多く含まれています。
では、どうやってこれらを、あなたのビジネスで使うか?ぜひ考えてみてください。それだけでも結果は変わるはずです。ただ、忘れてはいけないことがあります。
こう言ったスキルや知識は、ただしく使いましょう。商品をググった瞬間、その商品の口コミがたくさんありました。助かった反面、強いなぁと思いました。そういう商品に関する情報・レビューはすぐに拡散する時代になりました。考えても見れば、口コミサイトもたくさんありますよね。たとえば、美容室の口コミはホットペッパーだけではありません。美容室に特化した口コミサイトもあります。おそらく、他にもあるはずです。
変なことをすれば、すぐに拡散していきます。例えば、紹介をしてもらうにしても、商品が悪かったら、紹介してもらえるわけはありませんよね。
セールスライティングやDRMを学んでいくと、いろいろな商品を売れるようになります。でも、変な商品を売るためではなく、良い商品を売るためにスキルを活かしましょう。それも商品の正しい価値を伝えるために、スキルを使いましょう。
では、また来週。
PS
もし、これで本当に買っていたら、もっと面白い話ができたんじゃないか?と思って、書きながら少し後悔をした今日この頃・・・
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