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米国レポート:販売の新しいカタチ

2016.10.24 | ,
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From:西埜巧祐

さて、先週はやらかした話をしました。周りの人に「仕事はできるが、プライベートは”パー”ですよね」と言われてしまいました。さて、今日は真面目な話。マーケティングもちゃんと勉強してきたので、その話をしたいと思います。

今回のサミットは「Excellent」の一言。各プレゼンテーターの話はとてもレベルが高く、参加してよかったと思える内容でした。今日シェアしたいのは、アメリカで感じた”販売の新しい形”について、お伝えします。

今までのやり方

今までのやり方は、リスト全体に商品を売るのがメジャーなやり方でした。僕らもそのやり方に沿っています。が、、、最近では、そういうやり方でもなくなってきたようです。海外を見ていると、多くの人がこんなやり方になってきています。

新しいカタチ①
興味がある人・コミットメントが高い人に対して売る

海外では、商品を売るときに「メールアドレスの取得」をしています。面白いのは”自社リスト”に対しても、再度メールアドレスの取得をしているということ。無料ビデオシリーズを作り、それを見たい人をオプトインさせる。というやり方です。

これによって、そのビデオシリーズを見たい人。ビデオ講座に興味がある人が集まります。彼らは、その時に売る商品に興味を持っている人です。興味がある人を集めて、その人たちに売っていく。そういうスタイルで売っています。

感銘を受けたのは、一人のケーススタディです。彼はアンケートでお客さんの属性を聞き、属性ごとのリストを持っていました。

1:あなたはビジネスオーナー?
2:あなたはサラリーマン?

という風に聞いて、リストを「1」、「2」という風に分けていたのです。彼は、その分けたリストごとに、別々のメッセージ・オファーを送っていました。その結果、、、、彼は1つの商品で、3億円も売り上げたのです。

アンケートは1つの例です。他にもオプトインでリストを分けるなど、リストの分け方はいくつかあります。こういうリストを分けた売り方を、海外の方ではやっています。なぜ、この売り方がいいのか?メリットが4つあります。

メリット:
リスト毎にセグメントしたメッセージ・オファーを作れること

このメリットが個人的には、大きいです。1万人に響くメッセージを作っても、人を動かす力はありません。でも、一人に突き刺さる具体的なメッセージは、万人を動かす力があります。大きなリストに対して、1つのメッセージでは、動かせる人数も限られます。

が、リストをセグメントして、適したメッセージやオファーを出せれば、それぞれのリストの販売に対して、高い成果が見込まれますよね。

メリット:
よりフォローがしやすくなる

興味がある人を集められれば、フォローをしやすくなります。興味がある人なので、フォローをしても、売れる可能性があります。

メリット:
興味がない人に、無駄な売り込みをすることはない

これも1つ大きいメリットですね。興味のない人に対して、興味のない話をすることほど、無駄なことはありません。女の子を口説くとき、自分の話ばかりするようなものです。興味のない売り込みをされることほど、無駄なことはありません。

「私はあなたの情報に関心があります」

という風に、相手から言ってもらえれば、その情報を相手は見やすくなります。相手が興味あることを話すことで、相手の関心を引き続け、商品の魅力を伝えられるようになります。そして、興味がない人に、無駄な売り込みをすることがなくなります。

メリット:
プロモーションの予測がしやすくなる

DRMは数字のビジネスです。こう言ったリストを分けたプロモーションをした後、こういうデータが出るようになります。

・オプトインの成約数:____
・オプトインの成約率:____
・商品の成約数:____
・商品の成約率:____

などなど・・・。こういうデータが出てくると、「このプロモーションをやると、これくらいの売上が上がる」というのがわかるようになります。そうなれば、そのプロモーションをやる月の売上が、予測できるようになりますよね。リストを分けて売ると、広告に出すときも、意思決定がしやすくなります。分けて売ることは、こういうメリットもあるのです。

ざっと、こういうのがメリットです。

あなたは、どう売りますか?

まぁ、向こうはJV(ジョイント・ベンチャー)をしているからこそ言えることです。でも、1つ考えるキッカケにはなりますよね。今までの商品を全体に告知して販売するやり方が、変わってきたのです。僕も1つの運用を考えるきっかけになりました。これからテストもしていこうと思います。もしかしたらあなたは、、、

「ん?これは、どこかで聞いたことがあるぞ」

と思ったかもしれません。日本に帰って、僕もそれを思いました。見た目は新しいですが、やることは昔から変わっていないわけです。

>興味がある人に手をあげさせる。
>コミットメントが高い人にだけ、商品を売る
>リスト毎にセグメントしたメッセージ・オファーを送る

これはオフラインで、効果が実証された施策です。これをインターネットで、より簡単にできるようになってきたのです。先週のメルマガでも紹介しましたが、テクノロジーの発展によって・・・です。これからあなたは、どうやって売っていきますか?ぜひ、考えてみてください。

PS
こういうマーケティングの話なら、それなりにできると思います。でも、プライベートとなると、頭が全く働かないようです。。。

西埜 巧祐

2012年にダイレクト出版に入社。1つの商品の販売プロジェクトで3000万円以上を売上げたり、企画したセミナーを告知後8時間で140名(満席)集客したり、年間120万円もするコンサルティングを満員にするなど、、高額商品・セミナーの販売で数々の実績を残す。また、自身が担当した高額セミナーの集客を毎回成功させ、その手順をマニュアル化。現在、それを使ってダイレクト出版の他のマーケッターも、セミナーの集客を行っている。現在は【ザ・レスポンス】のブランドマネージャーとして、プロモーションの企画、運営、商品の開発、人材教育を担当している。

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