カントリーミュージックのタイトルを2つ紹介します。
ジョニー・キャッシュやコリン・パウエルなどと行なったSUCCESS（成功）というイベントの舞台裏で聞いた話です。これらの話が本当かどうかはわかりません。
1つ目はまさしくホールマーク（訳注：グリーティングカードの製造販売会社）の雰囲気が漂うようなもので、2つ目は争いを恐れている人の、葛藤する想いを表した叙情歌のようなものです。

「私の鼻が小銭で一杯だったなら
あなたに向かって全部吹き飛ばすだろう」

「あなたと結婚するか、ボーリングに行くか
どちらにするかわからない」

簡潔で現実的な文章ですが、ヘッドライン同様に注目を集めることは間違いありません。
2つ目のタイトルは、宝石店の広告として使えるかもしれません。以前お話ししたように、広告でユーモアを用いることはリスクがあり難しいことですが、うまくいけば大きな効果を得られます。

次は、実際の裁判記録にあった証言です。

質問：あなたは性的に活発ですか？
答え：いいえ、ただ横たわっているだけです。

【これについてひと言】
今日、私たちは相手が理解しにくい話し方をしないように、十分に、十分に、十分に注意する必要があります。アメリカの知的レベル低下に対するスティーブ・アレンの不満は、預言だったようです。私も、度々人々の知識の乏しさにショックを受けることがあります。

次は、セントルイス・ラムズのヘッドコーチだったディック・バーミールの素晴らしい言葉です。

「動揺するかもしれないと心配することを、動揺そのものよりも大きな動揺にしてはいけない。」

【これについてひと言】
かつて私のメンターだった人はこう言いました。「心配性の人は最低賃金で雇ってよい」。多くの人たちが他者からどう思われるかを心配して、多くの時間とエネルギーを無駄にしています。これは実のところ、自分をコントロールできず、自尊心が低いという状態です。また、発生するかもしれない問題について心配することは、戦略的な計画と事前予防策を練るという状況においてのみ有益なのです。