From:西原　智

みなさんこんにちは。ダイレクト出版の新娯楽担当の西原智といいます。今日はあなたにとっても重要なお知らせがあります。その前にまずはこちら…

僕は仕事柄マーケティングやセールスなどを、毎日鬼のように学んでいるのですが、町にでると、そりゃーもうマーケティングやセールスにとても敏感になっています。

どれほど敏感になったかというと、先日お付き合いしている彼女と鳥取に旅行へ行った時のことです。鳥取砂丘もみたし、温泉も入ったし、あとは帰るだけ。僕は車を運転していましたが、鳥取はわりと田舎なのでほとんど渋滞せずに颯爽と車を走らせる事ができました。そんななか、自宅に向けて、ビュンビュン車を走らせていると、ある看板が目につきました。

スピード出しすぎに注意！！

あなたも運転した事があるならこの看板を目にしたことがあると思います。当然のことながら、こんな看板「無視」です。「こんなスイスイ走れるのに、飛ばさずにはいられへんわー」なんて思いながら。車を走らせました。

そんなときにふと思ったんです。「事故を起こさないよう運転手にスピードを守ってほしかったら、自分ならどのようにアプローチするだろうか？」

僕は、助手席に乗っていた彼女に質問をしてみた。「もし、運転手にスピードを守ってほしかったら何ていう？」彼女は答えました「そうやなー…スピード出すと事故につながりますよ…とか。」

僕はこの時点で、お手本の回答ができていたので、彼女に勝ち誇ったように「そんなんで守るわけないやーん」と言い放ちました。当然彼女は僕に「じゃー、なんて言ったらいいの？」と聞き返してきました。

会社で鬼のようにマーケティングやセールスに関する勉強をしている僕は彼女にお手本の回答を教えてあげました。

制限速度を守ったら1万円あげます！！

どうだまいったか！！彼女は意表を突かれたのかキョトンとしていた。「『何』を言うかは『どう言うか』よりも重要だ。と広告の神様、デイビットオグルビーが言っていた。つまり、どんな優れたセールスコピーより、強力なオファーの方が大切だ。1万円もらえるのだったら、誰だって制限速度守りたくなるでしょ？これで、社会の安全が保たれるだろう。」と自信満々に僕は答えた。

すると彼女が「いや、現実的に無理やろ……」とツイッターのごとくつぶやいた。「ガーーーーン」今度は僕が意表を突かれた。分かっている。確かに分かっている。そんな事は現実的に無理なのは……そしてこの案は警察署に提案する余地もなくあえなく却下。

でも、僕はそんなことでへコまない。なぜなら、「何」を言うかは「どう言うか」よりも大切だという事が腑に落ちたからです。

と、僕の話はここまでにして、本題はここから。

町で見かけたマーケティングエピソード大募集！

あなたの「こんな面白＆興味深いマーケティング・セールスの体験をした」というエピソードを大募集！！コメント欄ににエピソードを書いて下さった方の中から、ベスト「こんなマーケティング賞」を決定します！

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• 下のコメント欄にあなたのエピソードを書いて下さい。
• 毎週テーマを決めるので、そのテーマに沿ったエピソードをください。
• 発表は、毎週土曜日のこのブログで、頂いたエピソードと共に発表していきます。

様々なシチュエーションの中で「これはうまい買わせ方だなー」と思ったことや、
「思わずこんなもの買ってしまった」
「これはまさに小川や寺本が言っていた○○だ！」
「こうすればもっと売れたりなんかして」など。
あなたが体験したエピソードを下のコメント欄に入れてください。

今週のテーマは「旅行」です。

旅行中でのこんな面白＆興味深いマーケティング・セールスに出会った体験をコメント欄に書いて下さい。

それでは、あなたの出会った面白＆興味深いマーケティング・セールスの体験談をお待ちしています。

―西原智

PS：頂いたエピソードは、ブログにて再構成させて頂く可能性がありますのでご了承ください。