From:ダン・ケネディ
「卑怯なマーケティング」についてどう思いますか???とよく聞かれます。
えー、どのマーケティングも程度の差こそあれ、事実上卑怯だと思います。特大サイズの豆の缶詰は、通常サイズの缶詰よりも3オンス(約90g)分豆の量が少ないことがあります。PR広告、テレビショッピング、ニセの小切手、封筒を開けてもらうために私信のように見せたDM(Aの山)など、
すべて卑怯です。
そうすると次に、「仕掛け」についてはどう思いますか?と聞かれます。
身震いする人もいます。あるいは、「私たちのお客様」は「仕掛け」をかけられるような人たちよりも身分が高いと言い張る人もいます。このテーマについて、レネゲイド・ミリオネア・システムで得た教訓をお伝えしましょう。簡単に言うと、あるVIPグループでの会話を補強する内容です。
•顧客の種類によって戦略が変わるものではない。
•顧客の種類によってコピーが変わるものではない。
•顧客の種類によって、プレゼンテーション(だけ)は変わるかもしれない。
前回お話しした1ドル札のレターが100ドル札のレターになることがあるかもしれません。ニセの速達封筒が本物のFedEx(フェデックス)になることがあるかもしれません。無料のレポートなのに手の込んだ表紙があるかもしれません。
ただし、テストをおろそかにしないでください。入念なテストについて話した最近のミーティングで、印象深かった2つの例がありました。純粋な忍び寄るアプローチの「Aの山の郵便物」封筒と、ティーザーコピーがあふれた封筒を比較テストしたのです。「Aの山の郵便物」が大差で負けました。
仕掛けがどんな場合でも通用するのはなぜでしょうか。
それは、どんな場合でも、誰もが退屈だからです。どんな場合でも、誰もが圧倒されているからです。どんな場合でも、人は人、購入者は購入者だからです。どんな場合でも、誰もが楽しみたいからです。面白がりたいからです。
【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします