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ビジネスは価格で生きて、価格で死ぬ

2016.5.3 | ,
  •  

From:山田光彦

今日はGW真っ只中。
なので、今日は短めにサクッといきたいと思います。

「ビジネスは価格で生きて、価格で死ぬ」

そういったのは、ダン・ケネディ。
というのも、価格を20%上げることができれば、利益が2倍になる、
なんてことも珍しくないぐらい価格はビジネスにインパクトを与えます。

例:価格が1000円、原価などの経費が800円なら、利益は200円。
  でも、価格1200円になれば利益は400円

それに加えて、価格というのはとても不思議なもの。

僕たちも価格テストを何度かやったことがありますが、確か、まったく同じ商品を1.5倍ぐらい価格差をつけてテストした結果、ほとんど売上が変わらなかった(正確には、成約率が同じぐらいだった)、、、なんてこともあるのです。

価格には基本、値下げの圧力がかかります

たとえ、商品のクオリティが高くなったとしても、安くしなければ売れなくなってしまうこともよくあります。液晶テレビやパソコンなんかは典型的です。

10年ぐらい前まで、大画面の液晶テレビは確か10万、20万していたと思いますが、今では32型の液晶テレビが3万円台で売られています。パソコンも同じ。圧倒的にスペックの高いものが安い価格で売られています。

では、どうやって価格を上げるのか?

これについては、少し前にメルマガでメディアの成長に乗るという話をしましたが
(これは、価格維持って感じですが。以前のメルマガはこちらから)

他にも、こんな事例があります。

ハーゲンダッツは、今までアイスクリーム市場のメインではなかった大人をターゲットにした高級アイスクリームというポジションで高価格で販売することに成功しました。

モレスキンという手帳は、ゴッホやピカソが使っていたという付加価値をつけることで、比較的高い価格帯であっても高い人気を誇っています。

ケネディは自分自身の価値を高めることで、信じられないぐらい高い報酬を得ています。値上げとはちょっと違いますが、一部の顧客向けに超高額サービスを用意する、なんて方法もあります。

値上げとは逆に、10分でカットが完了させるQBハウスは、低価格でも利益が出るモデルにビジネスを変化させることで、大きく拡大しました。

「ビジネスは価格で生きて、価格で死ぬ」

ダン・ケネディもこう言っている価格戦略。
あなたのビジネスでは価格を上げ、利益を大きく増やすためには、なにをすればいいのか?

ぜひ、ゴールデンウィーク中に考えてみてください。
1つでもいいアイデアが生まれれば、あなたのビジネスに大きなインパクトがあるはずです。

山田 光彦

【ザ・レスポンス】の責任者兼チーフ・セールスライター。以前は、司法書士として事業をやっていたが、顧客を集める重要性を痛感し、セールスライターへ転身。現在、ダイレクト出版のマーケティング部門の事業部長を務める。

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